MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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納得いく人生―プレイ―をするために野球場に立ち続ける…都市対抗野球岩手予選を見届けて。

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(たくさんの熱意を受け止めてきた岩手県営球場)
 7月半ばまでの冷夏が嘘のように一気に気温が上がった頃に始まった2020年の都市対抗野球岩手予選。全22試合終わってトヨタ自東の8連覇、JR盛岡、水沢駒形倶と併せて3チームが10月に行われる東北二次予選進出を決めました。
 去年は赤崎クの敗退時点で他試合を見に行くことができなくなりましたが、今回は会場の近さもあり基本1日1試合限度で6日間野球場に。昨日は150キロを出す投手が増えたことを取り上げ、岩手野球の進化を〜という話をしました。相応のトレーニングを積み続ければ140〜150キロを出せるようになる。技術やトレーニングをの発達をそこに見ることができました。
 では、野球は上級者だけのものかと言えば、それにはNOと。どの位置にいようが野球をすることはできる。各々の位置で野球のプレーを楽しみ、うまくいったプレーに喜び、うまくなることに充足感を覚える。このことは誰であろうができるものです。ただ、社会人であるから仕事とか家族など様々事情できてグラブを置くこともあります。それはそれでしゃーないですから、その場面になったときは野球に向き合った熱意そのままに人生を歩めばいい。
 話ごちゃごちゃなりましたが…野球を続けるのは「納得いく一投一打(プレー)をするため」、それだけで充分と思いますよ。

 数年前から私の行動目標は「完遂」にしています。結果は後からついてくるで、無事に挑み、無事に終わる。出た結果を次に活かす―これを愚直に繰り返していけば無為に生きるよかいいかなと。大会前に母を見送りましたが、そこに至るまでの道も同様にしてきました。自分自身もいついなくなるかわからない状態ですが、そんな状態にあるなら尚更「生き抜く」ことを考える。
 47都道府県の中で一番クラブチームの多い岩手県。全国見れば“先進事例”もたくさん見ますが、一番肝心なのは「野球しよう」の部分。そう意思を起こしたチームが20なんぼもある岩手社会人野球、故郷・大船渡の赤崎野球クを軸にしますが「生き抜く行為を野球という場で表す」野球仲間を見届けてまいります。プレーヤーとして枯れたつもりはありませんが現実はわかっているので(泣)
 最後(だけか?)バカ語りましたが次のプレーボールに向かって、また頑張りましょ。おつきあいいただきありがとうございました。

トヨタ自東が優勝、第三代表は駒形―都市対抗岩手予選10日試合結果【2020社会人野球】

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 都市対抗野球岩手県予選は10日に準決勝のこり1試合、第3代表決定戦、決勝戦が行われました。
◆準決勝 トヨタ自東 18―0 MKSI BC
 トヨタ打線が2日前のうっ積を晴らすがごとく得点を重ね大勝、決勝に進んだ。新人飯野がマスクをかぶり山崎ら年長者投手陣を牽引。MKSIは投げっぷりのいい石崎が先発。二回まで得点0に抑えたが以降はトヨタの圧力に屈した。
◆第2代表決定戦
     水沢駒形倶 7―3 MKSI BC
 前日完封負けを喫していた駒形、この日はMKSI先発中島の立ち上がりを突き二回までに7点を奪うと、投げては馬場→菊地→松本智と継投し、第3代表をもぎ取った。MKSIは五回に斎藤の本塁打などで3点返したが、以降の反撃利かず破れ去った。
◆決勝戦 トヨタ自東 2―1 JR盛岡
 岩手野球の進化を見せたたたかいぶり、制したのはチャンスで新鋭の爆発力を見せたトヨタ自東だった。
 先制はJR。四球と中澤の安打で機をつくると敵失が出て先制。村上をはじめとした守備陣はランナーこそ許すものの堅い守備で失点を防ぎ、試合を折り返した。
 後半地力を発揮し始めたトヨタは七回、佐々木麗が左越二塁打を放ち同点に追いつくと、代打桜庭がタイムリーを放ち勝ち越し。JRは寺田→田上とつなぎそれ以上の点を許さなかったが、トヨタは赤堀→鷹羽→佐々木大和と継投し逃げ切った。
 …それにしても、トヨタの投手陣、千葉投手が149キロ、鷹羽投手が151キロ、佐々木大和投手が150キロ…スピードは絶対要素ではありませんが必要な要素ではあります。岩手では大谷翔平、佐々木朗希両投手が160キロを記録。高校生でも140キロオーバーが珍しくなくなり、トヨタ以外にも今までのマックスを越えた投手2人(駒形・松本智、JR・寺田両投手―伊東直に確認分)。決勝戦寸評で「岩手野球の進化を〜」と書いたのはこの部分です。
 コビッド19・コロナウイルス悪天候など、多くの難儀さを持ちながら大会が進みました。関わられた皆様、お疲れ様でした。
 
 今日で書ききれなかった部分はまた明日記述します。おつきあいいただきありがとうございました。

JRが東北行き、残り2枠は10日県営で!都市対抗野球岩手予選9日結果と10日見所。【2020社会人野球】

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(この3日間会場になった金ケ崎町森山しんきんスタジアム。例年会場係は大学生に協力いただいていましたが、今年はJABA加盟チームの選手が会場係で活動していました。お疲れ様でございます。)
 9日は未明まで激しい雨に見舞われ、当初の予定は11時試合開始の予定でしたが、グラウンド整備で開始時間が伸び、結局9日はJR盛岡―水沢駒形倶の1試合のみの開催となりました。
【9日森山しんきんS】
◆準決勝 JR盛岡 4―0 水沢駒形倶
 幾度もつばぜり合いを演じてきた両チームだが、練度がわずかに上回ったJRが攻守ともに勝り東北大会進出を決めた。長鈴は完封。関口の剛打は健在だった。駒形は菊地ら右本格派3人の継投、成長窺えた箇所もあったがJR守備陣の粘りに得点を阻まれた。
 日々の天気予報以上に変化の激しい気候もあり、第2試合に予定されたMKSI―トヨタ自東は延期となりました。その結果、明日は変則日程で県代表2枠+岩手王者を決める3試合が行われます(情報元JABA・HP https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/jaba-official-image-bucket/wp-content/uploads/2020/08/09162044/91%E5%9B%9E%E9%83%BD%E5%B8%82%E5%AF%BE%E6%8A%97%E4%B8%80%E6%AC%A1%E5%B2%A9%E6%89%8B%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E8%A1%A8%EF%BC%887%E6%97%A5%E7%9B%AE%E7%B5%82%E4%BA%86%EF%BC%89.pdf?fbclid=IwAR2VwI4iffqmhgcW8wO-9WFlj3Wz4SIJXt8JorOkSF35uzUFirLyC9C8m-c)。
【10日岩手県営・9時前開始予定】
◆準決勝 MKSI BC―トヨタ自東
 技術的な見所は前記事で記したが、最優先で考えることは「目の前の試合に集中すること」。その上でトヨタ東が地力発するか、MKSIが食い下がって機を見いだすか注目したい。
◆第三代表決定戦 水沢駒形倶―第一試合敗者
 東北行き最後の一枠を争う一戦。試合毎に歯車を合わせていった駒形は投手陣フル稼働で代表枠をもぎ取りにいく。カギは菅原開と松岡。第一試合敗者は気温の上がる中向かえる連戦に心身ともにどう対応するか。
◆決勝戦 JR盛岡―第一試合勝者
 現状、県優勝を狙える資格があるのはJR盛岡、トヨタ自東、MKSI BC。JR盛岡は2試合を納得いく形で勝ち抜き好循環モード。あとは「爆発力」つけて悲願を果たしたい。トヨタ自東はダブルヘッダーとなるが対応できる能力はある。鷹羽、佐々木、桜庭ら若手が粘り強く戦い連覇を目指す。MKSIがこの場に立つには厳しい条件だらけだが可能性が有る限りこじ開けにかかりたい。

 …さて、準決勝が明日になったことで進行具合がフラットではなくなりました。なるだけ進行がフラットになるように腐心されていますが、様々な環境が重なり明日で日程を終えられる構えを組みました。都市対抗県予選でこうなったのは、記憶の限り2009年以来です。
 この年は5/30〜6/1でベスト8を決めた後、6/13〜15で準決勝以上敗者復活形式で2代表を決める戦いをしていました。しかし、13日のオール江刺―赤崎野球クが延長16回引分再試合となったことから日程がずれ、下記の経過をたどります。
◆6/13
 他3試合略
準々決)江刺2―2赤崎
◆6/14
準々再)江刺3―1赤崎
準決勝)JR○―●  高田
準決勝)岩手4―0江刺
◆6/15
勝戦)岩手5―2JR
2決一)高田3―2江刺
2決戦)JR4―1高田
※表中「岩手」→フェズント岩手、2決→第2代表決定敗者復活戦
 たしか、当初は
◆6/14
 準決勝×2
 2決一回戦
◆6/15
 決勝戦
 2決決勝
 となる予定だったかと記憶していましたが、延長再試合が入ったので江刺、高田はその影響を食らいました。(この時、私伊東は心筋梗塞で危険な状態にあり、このあたりの状況は後で聞くことになります)
 トヨタ自東、MKSIは特に厳しい日程になりましたが、気忙しい状況下の挑戦機会を越えて、一所懸命頑張っていただくことを願います。長い一文でしたがおつきあいいただきありがとうございました。

シードが4強独占、9日は会場変更―都市対抗野球岩手予選・8日結果と9日見所【2020社会人野球】

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(上写真 見づらい場合はクリックすると何ぼか大きく表示されます)

 こんにちは。8日は雨雲が何ぼか気を利かしたのか、雨は降ってもどしゃ降りにはならない状態に。金ケ崎森山しんきん野球場で四回戦のこり2試合が行われました。JABAHP(jaba.or.jp)からの情報を基に雑感を記します。
【8月8日 森山しんきん】
◆四回戦 MKSI BC 6―3 一戸桜陵ク
 MKSIが宿題と言われてきた「複数投手」戦術をクリアし県代表争いに名乗りあげた。序盤にMKSIが3点リード。一戸はそれ以上の加点を防ぎ、七、八回の攻撃で同点に追いつきタイブレークになるかと思われたがMKSIが九回に3点勝ち越し、最後は田村が締めた。一戸は悲願の4強惜しくも届かず。
◆四回戦 トヨタ自東 7−0 盛岡球友倶
 最後はトヨタがコールドに持ち込んだが、盛岡球友は六回まで複数失点は許さず、見せどころを作った。
 トヨタはランナーを的確に進め、犠飛で着実に点を加えるが、盛球守備陣の奮闘で追撃できず。しかし七回に二死から後藤技ありの左線二塁打を糸口にコールドに持ち込んだ。盛球は三回、好機で主軸に回したが点を奪えなかったのが痛かった。
 …トヨタはフォーメーション大分変えてきました。桜庭、小林、原田、佐々木各選手がラインアップ入り、「第2世代」の伸長が図られていた様子が見えました。練度を増していくのはこれからでしょうが行方に注目します。
 同じ2012年結成の盛岡球友倶。選手の職場が近いこともあり意思疏通の利いた戦いができていたように思います。最後はトヨタの圧力に圧されましたが勉強になる戦いでした。
 さて、明日9日は準決勝が行われますが、会場に変更があります。予定していた岩手県営球場から7、8日会場だった金ケ崎町森山しんきんスタジアムに。第一試合開始時間も11時前になります(詳細は岩手県連盟ブログ→http://blog.livedoor.jp/iwate_baseball_ass/archives/7056293.html )。雨雲覆う天気になりそうなので準備の上野球場にお越しください。見所を紹介します。
【9日・しんきん森山11時前開始】
 両試合の勝者が二次東北予選に進出。
◆準決勝 JR盛岡―水沢駒形倶
 JRは新人(少なくとも)2人が出場した緒戦、コールド勝ち。長鈴や木下といった若手が駒形打線にどう相対するか。赤澤、鳥谷部の中軸候補に期待。駒形は緒戦苦しんだが粘り越しを見せうっちゃった。JR九州時代投手陣を支えた菊地の登場に注目が集まる。
◆準決勝 MKSI BC―トヨタ自東
 ベスト4進出、実は二度目(前回は2017年)のMKSIだが前回進出時とは違いクラブ選の東北進出など実績を重ねた。最強豪に持つ力すべてぶつける。トヨタは新フォーメーションでひとつ勝ち上がった。全国に挑む力を安定的につけるために質実とる戦いをしたい。
 私は調子見て最大3時間見に行くとします。会場が県営だと8日で見納めの方向でしたがせっかくですので。コビッド19・コロナ感染などお身体おきをつけて試合に挑んでください。おつきあいいただきありがとうございました。

JR、駒形ベスト4に―都市対抗野球岩手予選・2日と7日の結果【2020社会人野球】

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 ↑写真手抜きすみません。
 今日は。8月2日分結果と7日分の試合紹介記事制作をしかねてしまいました。2日分と併せて今記事をJABAHP(jaba.or.jp)からの情報を基に
【8月2日 岩手県営】
◆三回戦 一戸桜陵ク 4−2 矢巾硬式ク
 近年自信をつけつつある川向と岩館が先発。序盤戦は矢巾が一歩先んじて試合をすすめるが、折り返しの五回に一戸が3点を挙げ逆転。後半は両チーム守備陣が試合を締めていたが、5回の好機を生かした一戸が差し切り四回戦に進出した。
◆三回戦 盛岡球友倶 11−4 住田硬式ク
 盛球が初回に4点を挙げ試合を掌握したかと思われたが、住田は五回までに得点を積み重ね4−5と1点差まで詰めた。都市対抗2勝を目指したが、盛球は後半4イニングで6点あげ、5投手継投でかわし勝ちきった。
【8月7日 金ケ崎森山しんきん】
◆四回戦 JR盛岡 10−0 一関BBC
 復帰後初の県優勝を目指すJRは初回に5点を挙げるなど序盤3イニングで10得点を挙げ試合を掌握。村上→田上→寺田の継投で一関打線に得点を許さず1勝した。今試合は敗戦も一関は4試合を戦い抜けたのが収穫か。
◆四回戦 水沢駒形倶 6−5 盛友クラブ
 延長タイブレークまでもつれ込んだ試合は駒形が機を生かし切りサヨナラ勝ち。序盤は駒形が先手も中盤盛友が敵失を突いて畠山、中屋の適時打でリードしたが、成田をマウンドに上げた六回に吉田、本郷の適時打で追いつかれたのが最後に響いた。
 …今日は駒形―盛友の試合を見に行きましたが、中盤3イニングしか見ることが出来ませんでした。気温こそそんなに上がっていませんでしたが不快指数は高く、それに体がついて行けず。それでも去年に比べれば社会人野球を見に行ける機会は多くすることが出来ています。明日は降水確率が80%と高く、それも考慮に入れながら野球場に向かうことにします。
 明日も金ケ崎森山しんきん野球場で四回戦2試合が行われます。
【8月8日 森山しんきん8時30分前】
◆四回戦 MKSI BC ― 一戸桜陵ク
 今大会はシードに入り四回戦から登場のMKSI。エース田村のタフさは証明済み。東北の闘いを知ったことをどう消化して試合に臨むか。一戸はここまで2試合勝ち上がったことで「場」をこなしている。接戦に持ち込んで都市対抗で初の県4強+東北行き挑戦権争いに加わりたい。
◆四回戦 トヨタ自東 − 盛岡球友倶
 今大会は高田ク、住田クと気仙勢を破り四回戦に進出。投手陣の拡幅にも力が入る。打線がどこまでトヨタ投手陣に食らいつくか。トヨタは今シーズン初の公式戦。19年まで7年連続優勝している最強豪なだけにその実力をどこまで解放していくか。古屋、鷹羽、佐々木麗の存在感に注目したい。
 6日に公式戦開催のガイドラインが一部改正となりました。(ウェブアドレス→ https://www.jaba.or.jp/news/jaba公式大会ガイドライン【一部改正】について/)報道では試合開催の状況が変更になる様子も伝えられています。感染予防の対応をしてもウィルスは目に見えるものではないので中々に難儀しますが、社会人野球が開催されていることの「意味」考えながら、歩みを見届けてまいります。おつきあいいただきありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
 

一関、盛友ともに競り勝つ!…都市対抗野球岩手予選1日の結果と2日の見所【2020社会人野球】

 今日は。都市対抗野球岩手予選が岩手県営で行われました。。
【8月1日 結果】
◆三回戦 一関BBC 5―3 遠野クラブ
 四回までに中鉢の本塁打などで5点をあげた一関が熊谷→今野の継投で遠野の反撃をかわし四回戦に駒を進めた。遠野は小山、小向の新人投手もマウンドに。楽にさせたかったところだが先手とられたのが響いた。
◆三回戦 盛友クラブ 4―3 釜石野球団
 近年岩手を突破することも多くなった両チームだが、盛友が六回までに逆転すると、本格派佐々木→軟投酒井→支柱武田の継投で逃げ切った。釜石は中居林を援護せんと三回までに3点あげたが中盤以降沈黙した。
【コラム ユニフォーム】
 さて、釜石野球団、高田クがユニフォームを変えていましたが、一関BBCも変えましたね。一関は1960年あたりに一関三星倶として結成しますが、一旦休部に追い込まれ、数年後復帰した際にMLBチームを見本に赤色のユニフォームで再興。約20年前に白地のユニフォームに変えていましたが、久しぶりの赤主体デザインとなりました。
 昔の写真見ていると…矢巾硬式ク、住田の縦じま、一戸のブルーウェーブスタイル、盛友の90年代スワローズスタイル…赤崎も98年までは縦じまでした。「ユニフォームの“版”が無くなった」と変更せざるを得なくなるという話も聞きますが今後どういうデザインが見られるか。注目してみましょう。
 では、2日の見所です。
【8月2日 岩手県営9時前開始】
◆三回戦 矢巾硬式ク―一戸桜陵ク
 メンバーは変われど強さを増している様子は赤崎戦で実証した矢巾。細川ら総力で対シード挑戦をめざす。ただ、熱意は一戸桜陵クも同じで、チーム総力で初戦競り勝った勢いをぶつける。優位性をどちらが先に握るか。
◆三回戦 住田硬式ク―盛岡球友倶
 初戦、結果だけでなく厚い野手陣を活かせた盛球。様々な要素踏まえてどう投手起用をしていくか。一方住田は三陸大会→緒戦と一気に自らのペースに持ち込み下克上を起こした。序盤戦の入り方が鍵になりそう。
 私ですか…住田の試合は見ておきたいのですが、ふたつも基礎疾患あると気を遣わなければならないことは多くて(そうでなければ2試合見たいです)、野球場に行けるかどうかはギリギリまでわからないです。試合に臨まれる皆様は万全の状況で頑張ってください。

シードに挑める4チームは…都市対抗野球岩手予選第二週1日の見所【2020社会人野球】

 今日は。都市対抗野球岩手予選第二週が1、2日に岩手県営で行われます。岩手県連盟ブログではコビット19・コロナ感染対策とあわせてアナウンスがされていますので、下記アドレスからご覧ください。
 では、1日に行われる2試合の見所を紹介します。
【8月1日 岩手県営9時前開始予定】
◆三回戦 一関BBC―遠野クラブ
 再浮上を狙う一関、第一週は結果も実もとる好成果をあげた。第二週はここにつばぜり合いの強さを待ってくることができるか。遠野は初戦を二けた得点で勝ち上がった。井手主将中心に雰囲気をつくり突破をめざす。
◆三回戦 釜石野球団―盛友クラブ
 初戦は予想外の展開も経ながら攻撃力を見せつけた釜石は好資質の投手登場の噂も聞くが果たして。盛友は第一週を佐々木の奮闘を幾何に初戦突破。両者とも近年「岩手突破」は果たしているだけにどのような展開になろうが激しい接戦となりそうだ。
 環境が厳しくなっていますが、皆様万全尽くして試合に臨んでください。

赤崎ク、高田ク 無念二回戦敗退―都市対抗岩手予選第2日結果。【2020年社会人野球】

 こんにちは。都市対抗野球岩手予選、30℃近い気温のなか一関、花泉両球場で二回戦4試合が行われました。23、24日の2日間で決まったノンシード8強はどこでしょうか。
《一関》
・二回戦 矢巾硬式ク 6―2 赤崎野球ク
 本日のピックアップゲーム。赤崎は先発投手に前日好リリーフの金野豪。二回に木下が四球→盗塁で好機をつくり、志田一が適時打を放ち先制。

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 しかし、この2年上位大会を多く経験してきた矢巾はすぐ裏に敵失と佐々木泉の適時打で逆転。六回には赤崎エース多田から佐々木龍、館澤のタイムリーで一気に差を広げた。

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 矢巾先発の岩舘は中盤赤崎の出塁を許さずペースに乗った。八回に今野凌の犠飛で1点返した赤崎だが、攻守共に機を失ったのが響き、二回戦で足を止めた。

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・二回戦 盛岡球友倶 11―3 高田クラブ
 ユニフォームを一新し今季初の公式戦に望んだ高田。先制は許すも二回に下位打線の奮戦で追いつく。

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 しかし盛球は三、四、六回に3点ずつあげ一気にリード。高田は新加入した國井、佐藤瑠が機を作り2点返したが、劣性を跳ね返せずコールドで破れ去った。

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花泉
・二回戦 一関BBC 9―5 花巻硬友倶
 連戦の一関相手に花巻が六回までリード。しかし一関は七回に一挙5点あげ逆転。花巻はすぐ裏に3点返しくらいつくが一関は九回に3点あげだめを押した。花巻は小沢、菊地が踏ん張ったが終盤の集中失点に泣いた。
・二回戦 盛友クラブ 12―5 宮古倶楽部
 前年ブレイクした盛友は佐々木が先発。二回までに4点あげて先手をとる。宮古は中盤ふんばり六、七回に5点あげ逆転したが、盛友はすぐ裏に本当に文字通りの“倍返し”でコールドに持っていった。盛友捕手成田の登板は予想外。

 さて、赤崎ク。
 残念ながら、宿題を一気に二つクリアさせてもらえるほど野球は甘くありませんでした。江刺との試合では練習試合含め数試合行った経験で出た技術的な宿題をクリアーして試合にも勝った。ほんだども、メンバーが入れ替わるなかであまり経験してこなかった「連戦への対応力」、そして年々変わる身体の制御がこの試合ではうまく利かなかった…。宿題はクリアすればまた新しい宿題ができるものだ、というのを改めて思い知らされました。
 ほんでも三陸沿岸大会まででできなかったことが、この都市対抗ではできた。成長するのは自分だけではありませんが、できたことに自信を、宿題はクリアしていくこと…その目線で頑張りましょ。

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 第一週を終えてノンシード8強は遠野、一関、釜石、盛友、矢巾、一戸、住田、盛岡球友。来週8月1、2日に三回戦が行われ、リアル8強が決まります。1週間でも心身の調子は変わります。お身体ばんお気をつけてお過ごしください。

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赤崎集中打で逆転勝ち―都市対抗岩手予選開幕!第1日結果と第2日見所。【2020年社会人野球】

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(今年も社会人野球が始まりました 赤崎クの選手たち)

 こんにちは。都市対抗野球が岩手でも開幕。今大会はコビット19・コロナの影響で体温計測や楽曲・肉声応援の禁止など新たなルールを設置して開催に持ってきました。結果は下記の通りです。赤崎-江刺戦以外の情報元はJABAのHPより。
《一関》
・一回戦 一関BBC 7―1 北上REDS
 先制したのは北上。しかし一関BBCはそこでこらえ、四回に3点、六回に4点あげ逆転。熊谷→今野の新形態継投で逃げ切った。北上はのべ4投手継投で防戦に努めたが打線が封じられた。
・二回戦 遠野クラブ 11―4 盛岡倶楽部
 先手をとったのは遠野だったが、奮戦する畠山に応えようと盛倶は五回までに追いつく。気温が上昇するなかの後半、遠野が七、八回に7点あげ勝負を決めた。
・二回戦 釜石野球団 16―5 オール不来方
 先制を許した不来方だが、二回に大量5点あげ逆転、下克上を狙ったが釜石はすぐ裏に7点、五、六回にも併せて7点をあげ“倍返し”。七回コールドに持ち込んだ。
花泉
・一回戦 赤崎野球ク 11―6 オール江刺

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 前年4位の江刺は赤崎宮田を攻略し5―0に。赤崎は金野豪が緩急つけた投球で立て直すと、六回に2点、七回は木下の文字通り外野席に突き刺す本塁打などで逆転。千葉の気迫あるプレーでムードをつくり勝ち抜いた。江刺は若手投手陣に新たな宿題が課される形に。

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・二回戦 一戸桜陵ク 4―3 前沢野球倶
 延長タイブレークまでもつれ込んだ激戦は一戸が紙一重で制した。先制は前沢も一戸が四回に3点あげ逆転。前沢は六回に同点に追いついたがあと一歩届かなかった。
・二回戦 住田硬式ク 15―13 福高クラブ
 三陸大会で勢い見せた住田が序盤猛攻を見せ二回までで12点。しかし集中打に定評ある福高が三回に5点返し、陳場も立ち直りを見せた。最終的に住田が七回に奪った2点が効いて逃げ切った。
 続いて今日24日に行われる4試合の見所は下記の通りです。
《一関9時》
・二回戦 矢巾硬式ク―赤崎野球ク
 江刺相手に集中打で勝ちきった赤崎は第2の課題「連戦対応力」を磨き直し第二週進出を狙う。矢巾は近年の東北経験を自信に佐々木、水梨中心の攻撃力で都市対抗でも東北行きを目指す。
・二回戦 盛岡球友倶―高田クラブ
 野手陣の戦力が充実してきた盛球は佐々木を中心に守備力の向上もはかり上位を狙う。高田は今年初の公式戦。嶋村、山田のサウスポーコンビ中心に流れを作る。高校野球県4強の後輩に続くか。
花泉9時》
・二回戦 花巻硬友倶―一関BBC
 一関は地元で幸先良い一勝をあげた。長所を形成して再伸長を狙う。花巻は多様で経験豊富な投手陣が一関若手打線をどこまで封じるか。
・二回戦 宮古倶楽部―盛友クラブ
 すでに公式戦ひとつ経験している宮古は今年度の戦いかたをどう固めるか。盛友は昨夏のクラブ選東北経験を昇華し今年に挑む。攻撃力で三鬼が鍵を握る。
 
 コロナ禍のなか始まった社会人野球。今年はどんな軌跡を刻むか。期待して見届けましょう。おつきあいいただきありがとうございました。

都市対抗野球岩手予選は7月23日から。開催形式と第一週の組合せ。赤崎は江刺と対戦します。【2020年社会人野球】

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 社会人野球集中投稿三日めは、23日から始まる都市対抗野球岩手予選第一週の組合せと、今回予選の形式をお伝えします。まずは①組合せ表へのリンク②2019年大会戦績を紹介します。
都市対抗野球岩手予選トーナメント表へのリンク
②2019年大会各チーム戦績(クリックで何ぼか拡大します)

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 以上踏まえて、23日、24日に行われる予定の一回戦&二回戦の対戦カードは以下の通り。23日分は見所入れます。

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《23日一関9時》
・一回戦 一関BBC―北上REDS
・二回戦 盛岡倶楽部―遠野クラブ
・二回戦 釜石野球団―オール不来方
→開幕試合は地元一関に北上が相対する。攻撃力向上中の一関に高橋郡中心の北上投手陣がどう守るか。第2試合は堅実さに勢いも備えつつある遠野に盛倶ベテラン選手が巧みな戦いで立ち向かう。第3試合は2プラス2を追いかける先鋒の釜石が安定性も身につけるか。不来方は好機を手繰り寄せる戦いを。

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《23日花泉9時》
・一回戦 赤崎野球ク―オール江刺
・二回戦 前沢野球倶―一戸桜陵ク
・二回戦 住田硬式ク―福高クラブ
→第1試合は23日最注目カード。シード外れた江刺は宇部、千葉ら新人投手陣を刺激にして逆襲誓う。赤崎は三陸大会で出た課題を2週間でどこまで克服したか。木下ら野手新人が鍵を握る。
 第2試合は2010年代に伸長見せたチーム同士の対決。1試合での爆発力をどちらが発揮するか。第3試合は先の三陸大会で見せ場つくった住田が勢い継続するか。福高は投手集合の課題をクリアしたい。
 
《24日一関9時》
・二回戦 矢巾硬式ク―23日花泉一回戦勝者
・二回戦 盛岡球友倶―高田クラブ
《24日花泉9時》
・二回戦 花巻硬友倶―23日一関一回戦勝者
・二回戦 宮古倶楽部―盛友クラブ
 
 今大会は2018年予選でも行われた「シードチーム最終週登場型トーナメント」。下記のように3週にわたって行われます。
 
・8/1、2 三回戦@県営
・8/7   四回戦@森山
       登場シード JR盛岡、水沢駒形倶
・8/8   四回戦@森山
       登場シード トヨタ、MKSI
・8/9   準決勝@県営
・8/10   決勝3決@県営
 
 万全の状況であればいつも通りの形式で、そうでなければ当日の見所を中心に記述します。コビット19・コロナに気を尖らす日々が続きますが、含めてお体お気をつけてお過ごしください。
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