こんにちは、あっという間に４月最後の週となりました。都市対抗野球岩手県予選は４月27、28日に第２週が行われます。会場は葛巻町運動公園野球場。クラブ予選の代表決定戦が１日２試合行われ、勝ったチームが５月第３週に行われる岩手県本予選大会への出場を決めます。仕事や制作時間の都合上、今記事で４試合の見どころを記していきます。
◆４月27日(土)葛巻総合運動公園 ９時30分頃開始予定
▽Ａブロック代表決定戦 ＭＫＳＩBC－一戸桜陵ク
確かな力量を持つＭＫＳＩに「オラがまちチーム」一戸が挑む構図となる。近年勝ち方を知っているのはＭＫＳＩ。都市対抗の準決勝以上を戦った経験のある選手も多く、一回戦の快勝に見られるように「あの舞台に…」という思いは強い。一方の一戸はビッグイニングで一関を突き放し勝ち切った。一昨年は苦戦も経験しているが、会場に一番近い準地元チームとしていいところを見せ、「上位への壁」突破を目指していく。
▽Ｂブロック代表決定戦 住田硬式ク－盛岡球友倶
両チームとも一回戦は攻撃力を見せつけて勝ち上がった。住田は１試合３本塁打記録者が出るなど打線好調。先週は粘り強く完投した移籍選手など投手陣を盛り立てて都市対抗では初めてのベてスト８を目指しに行く。一方盛球はこれまで打線の中軸だった選手の移籍転出には驚いたが、それでも野手陣の力は崩れてはいない。投手陣が総力で住田の強力な攻撃力を抑えて活路を見出したい。
◆４月28日(日)葛巻総合運動公園 ９時30分頃開始予定
▽Ｃブロック代表決定戦 オール江刺－遠野クラブ
江刺は１回戦注目カードだった矢巾との試合に攻勢をかけコールド勝ちと好スタートを切った。チームの変化もあるが、「何を軸に戦っていくか」試合の中で見出しに行く。遠野は激しい打撃戦を制しての２回戦進出。こちらは陣容の変化もあるようだが、集中的な攻撃力は健在のようなので、それら長所をもって江刺に風穴を空け、十数年ぶりの４強をめざす。
▽Ｄブロック代表決定戦 盛友クラブ－久慈クラブ
近年の実績では上回る久慈がその力量で押し切るか、盛友が試合巧者の面を出し切って上回るか注目。盛友は初戦ビハインドの８回に大量点を挙げて逆転。どのような投手起用を図るかにも着目したい。久慈は北上に大量得点は取ったが、敵失からもらった部分もあっただけにこの試合は初頭から自力で試合を支配できるかどうかが鍵となりそう。
本来ならそれぞれの日ごとに見どころの記事を書けばいいのですが、土曜日が仕事を詰まってること、気象条件が許せれば日曜日に葛巻に行くための準備もあり、ということで記事制作の時間が取れそうにないので、このような形で紹介しました。
都市対抗野球の１次予選、全国的には中盤戦がまっ盛りという感じで、大型連休の時期にある程度まとまって２次予選進出チームが決まりそうな感じです。私も応援の楽曲制作に入るので、時間はいくらあっても足りないという状況。音楽の心得のない人間が音楽を作ろうと言うんですから３週間あっても時間は足りません(苦)。挑戦者を待ち受ける身とはなりますが、試合そのものは挑戦者として臨めるようにいまから心身作りに行きます。
今週末の葛巻の天気は晴れ→晴れと続きそうですが、どんな状況にも対応できるよう備えて万全で試合に臨んでいただければと願います。おつきあいいただきありがとうございました。
