MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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“ 日本一設備がしょぼい社会人野球応援団”名乗る理由【後編】。

benitoh96-bb.hatenablog.com

3.数々の舞台を積み重ね-他チームの友情応援にも。

 2008年クラブカップ以降始めたハンドマイクメガホンを使った応援は主に都市対抗野球で実施。2010年は都市対抗県予選で第2代表決定戦を勝ち上がり東北進出、山形ではさらに太鼓まで借りて応援活動をしました。都市対抗二次予選で私のリードで応援活動を実施するのは初めて。「みんなで力を合わせて何かする」というのはまだ不慣れでしたが、それでもついてきていただいた皆様には御礼申し上げる次第です。

 2009年に心臓の病気を発症。以降は体調見ながらの活動となり、更に2011年に起きた東日本大震災ではチームが休部。2012年活動再開した赤崎野球クラブの復帰試合に応援活動も再開。そしてこの年行われた都市対抗野球岩手県予選では同じ三陸沿岸チームの高田クラブ、釜石野球団、支援してくれた内陸チームを代表して前所属北上REDSへの友情応援を、東北予選は岩手が開催地で、都市対抗でははじめて東北に進出したオール江刺、福島県の福島硬友ク、須賀川両チームの友情応援を買ってで出ました。大会2日目は花巻球場で該当3チームが試合し、第一試合硬友応援団に合流→第二試合須賀川ク応援→第三試合オール江刺応援と、今から考えればずいぶん無

謀・無茶なことしたと思いながら、それでも6チームの関係者には暖かく迎えていただき、それぞれのチームが強力なライバル/企業チームと対戦する補助ができたかなと思っています。

 その後行われた東日本クラブカップ本大会では体調不良から、当初は私の応援活動はしない予定でしたが、都市対抗で一緒に活動した福島硬友クの応援をされている方が準決勝の茨城ゴールデンゴールズ戦の時に友情応援をしていただきました。そのご厚意には感謝を今でも感謝を持ち続けております。

 私はこの後も都市対抗野球では県大会から、クラブ野球選手権、東日本/東北クラブカップ大会では東北部分以上の試合で応援活動を実施。2014年にはクラブ野球選手権でオールいわきの(+山梨球友クも企図したが準備できず)、2017年の都市対抗野球東北予選では鶴岡野球クラブに友情応援をしてきました。

4.無知無能から手探りで広げた活動領域。

 最初は携帯電話の着メロを利用し、携帯電話を電波オフにしてマイクの横にくっつけて…という原始的なものでしたが、やがて配線つないで音声を融通するというやり方を覚え、次にテープレコーダーに録音して、あるいは音声データをボイスレコーダーから発する形にという形を覚えていきます。やがてボイスレコーダーが壊れたり、テープが湿気ったりして使用不可になった際に「動かせる方」で対応。手作業で行っていた音声調整もデータ編集ソフトを取り入れて、より滑らかな音声をつくることもできるようになりました。

 次に機材。当初は知人の方が持っていたハンドマイクメガホンを使っていましたが、転居後に貸していただいていた方から「道具の扱い方が変更になったので他人に貸すことができなくなった」ことを踏まえて、2012年のクラブカップ前には自前でメガホンを所持することに。

 もっと上手いやり方というのもあり得たのでしょうが、ここまで書いてきた内容を整備していくのがやっとでした。それが故に「日本一設備はしょぼい応援団」となっていますが、それでも「盛り上げてくれ嬉しいです」などという選手たちからの感謝の言葉も嬉しかったし何より自分が大船渡野球の手伝いをできるのが…という思いでまあ活動を継続し続けています。

5.本格的にはじめて17年「設備はしょぼいが、熱意は反比例に燃やし続けて

 その後応援活動は2020年に新型コロナの感染拡大から社会人野球の活動に様々な制限が課されたこともあり応援活動は休止。その休止はその後3年間続きまして2023年から活動を再開。この3年間の間に心身の影響というのは少なからずあり、応援活動の継続も危ういところにいましたが、先に述べた大船渡への応援-大船渡の野球の後輩の応援をし続けてようという熱意が完全に消えなかったことから活動を再開し、去年クラブ選手権東北予選の場に再び立つこともできました。

 応援活動を始めてからもう16年になりますか。大きい音響機材を持ってきて、あるいは吹奏楽チームを編成し、応援リーダーあるいはチアリーダーが華を添えて、大人数の声援でその企業などを形成する仲間で大きく盛り上がる-そういう体制をとれる企業チームあるいは有力クラブチームの応援に比べれば、私の活動は小さいものかもしれません。更に私の活動は多くの人を巻き込んでやるという形ではない(それぞれの方々の観戦スタイルを尊重している)こともあり、一人でやってるみたいな感じにも見えますが、それでもチームはともかく私のような低能力の人間でもやれることはあるんだということが、やがて地域の同好会的クラブチームでもできることはあるんだということに気づいて、「自分に頼んで」賑やかになればいいな、と。そのためだったら私は捨て石になってもいいという思いで社会人野球に取り組み続けています。


 今年の社会人野球シーズンも、都市対抗の予選も終わり、JABA日本選手権対応大会も北海道以外は終了。もう中盤戦に入ってきてる状況ですが、岩手社会人野球・赤崎野球クラブにとってはまだ始まったばかり。この後クラブ野球選手権あるいは東北連盟秋季大会をで上位を目指した戦いが続きます。それぞれの場で赤崎野球クラブ・大船渡野球ここにありというのを示し戦い続ける選手を応援し続ければ。これからも応援活動を実施し、その中でチームのメンバーとともに良い活動ができるために尽力してまいります。

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