MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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初日から赤崎、駒形とシードチーム登場-クラブ野球選手権岩手県予選22日試合見どころ【社会人野球2024】

        都市対抗野球東北ニ次予選の熱気冷めやらぬところですが、クラブチームにとっての最大目標・クラブ野球選手権岩手県予選がいよいよ始まります。今回は沿岸宮古地区が会場。後述しますが、今大会は二次東北予選進出3チームと東北クラブカップ進出2チームを決める大会となります。詳細な情報は岩手県連盟ホームページか一球速報ページ(baseball.omyutech.com)にて参照にしてください。

宮古運動公園 9時開始予定

▽一回戦 宮古倶楽部-北上REDS

 都市対抗では両チームとも初戦負けであったが、手応えを掴んでいたのは宮古。一度逆転しその後も猛追を見せた勢いはこの大会につなげられるか。地元でいいところを見せたい。北上は大行事と重なりメンバー編成に苦慮し試合は大敗したが、新たな可能性を見出した部分もあっただけにプラスアルファを持ってくれることができるか。

▽二回戦 水沢駒形倶-高田クラブ

 10日前まで東北舞台で躍動していたチームが早々と登場する。最も体制を整えるのも駒形とはいえ簡単でないだけに、出るメンバーが意識高く戦うことが重要。高田クラブは都市対抗では中盤まで競り合いを見せたが終盤に競り負け。潜在能力のある選手は多いだけに結果に結びつけたい。

▽二回戦 久慈クラブ-宮古・北上勝者

 久慈クラブは攻撃力は健在も、都市対抗では盛友クラブに集中攻撃を浴びよもやのコールド敗退。投手陣が安定した力を発揮できるか。第1試合勝者は両チームともに人数としての選手層は厚くはないだけにベストな陣容をいかに用意できるか。

山田運動公園 9時開始予定

▽一回戦 一関BBC-住田硬式ク

 都市対抗で実績を上げたのは住田。二回戦こそ大敗食らったものの、一回戦では被ビッグイニングを跳ね返し逆転勝利。勢いに乗ったら怖いチームカラー発揮を。一関は都市対抗初戦敗退。序盤は自分のペースに持っていたが、後半ビッグイニングでひっくり返された。まずは守備から形を作っていきたい。

▽二回戦 赤崎野球ク-オール江刺

 この日最大の注目カード。都市対抗では矢巾ク、遠野クに大勝し、本予選ではライバル水沢駒形と激しい鍔迫り合いを演じあと一歩まで追い詰めた力は折り紙つき。東北クラブカップも経験したチームが今年はどう戦うか。赤崎野球クラブは昨年準決勝でこの江刺に勝って10年ぶりの東北予選進出を決めたが、今年は都市対抗県本予選で波に乗れないまま盛友クに敗退を喫した。他大会に人をとられることもあるが、いる選手の底力でたびたび奇跡も起こしてきただけに、底力を見せていきたい。

▽二回戦 オール不来方-住田・一関勝者

 …というふうに用意はしましたが、オール不来方が棄権ということで、第1試合の勝者がそのまま三回戦進出ということになりました。

岩泉町営球場 9時30分開始予定

▽一回戦 遠野クラブ-雫石クラブ

 遠野クラブは都市対抗クラブ予選で宮古との点の取り合いを制し二回戦に進出するも、二回戦では復活をかけたオール江刺に大敗を喫した。が、その中でも新入部員の活躍も目立つなど足跡。彼らをチームとして生かすことができるか。雫石クは今大会がチーム初戦。試合そのものも今季初。雫石高校の休止で雫石硬式野球を示す場は雫石クのみとなり、その底力を発揮したい。

▽一回戦 黒陵クラブ-花巻硬友倶

 シーズン公式戦をすでに経験しているのは花巻。都市対抗では2イニングで大量10点をあげたが住田に後半ひっくり返されて苦杯を喫している。今度こそ勝ち星に届きたい。黒陵クラブは公式戦は今季初参戦だが練習試合を行っている様子は見えている。地道に活動継続しているだけに結果につなげたい。

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 …と見どころを書いてきました。今大会の上位大会進出の条件は複雑なものがあります。まず

・決勝に進出したチームはクラブ選手権東北予選進出決定・クラブの第3代表は3位決定戦の勝者・東北クラブカップの第1代表は3位決定戦の敗者…までは予想をつくと思いますが、クラブカップの第2代表が「“大会優勝チーム”“同準優勝チーム”に三回戦で敗退したチーム」同士で決めるという形をとります。

 2020年に感染症の影響もあり、大会日程の都合上二回戦敗者チームの中から推薦チームを募って東北クラブカップに2チーム送り出した経験はありますが、今回の形式もなかなか。三回戦は今週中に行われるわけで、30日にどのチームが出場するかは29日の日程終わってみなければ分からないという、“びっくり要素”な決め方です。

 自分もどう説明すればうまく伝わるか分かりません。ただ、それでも上位大会に臨むには「目の前のライバルを超えていく」ことが最低条件なわけで、その部分一生懸命に戦って行くつもりです。おつきあいいただきましてありがとうございました。

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