今シーズンはブログの運営方針として、リアルタイムでの記述はせずに忘備録としての記録をしていくというスタイルをとっています。来週には都市対抗野球の本大会が始まるので、そこまで何ぼかでも追いつけるように記述をしていきます。
最初はシーズン幕開けとなる大会「第57回岩手県知事旗争奪春季大会」。沿岸の宮古総合運動公園と山田町運動公園の2会場で4月23、24日に行われました。毎日新聞岩手版の記事を参考に試合の結果を記していきます。
▽一回戦 トヨタ自東 8―1 盛岡球友倶
盛球は先発したベテランアンダースローが企業チーム相手に試合を作り、打線も初回にトヨタ若手投手から先制点を挙げるなど奮闘見せたが、トヨタは五回以降底力を見せ、七回に一気に5点を重ねコールドゲームに持っていた。
▽一回戦 オール江刺 9―1 宮古倶楽部
▽一回戦 水沢駒形倶 2―1 一戸桜陵ク
これまでの対戦では駒形が圧倒する展開が続いていたが、この試合は初回に2点を先制されたものの、一戸のゲームメーカータイプの投手が踏ん張りを見せ、逆に八回に本塁打で1点差まで詰め寄ったが、駒形は徳俵でこらえて逃げ切った。
▽一回戦 JR盛岡 4―0 MKSIBC
JRはエースが、MKSIは去年から投手として登板するようになった選手が先発。JRは底力を見せて逐次得点はあげたが、MKSI投手陣は試合を壊さない投球を見せ、最終的にJRが勝ったが、上位を目指す戦いができた。
▽準決勝 トヨタ自東 9―1 オール江刺
▽準決勝 JR盛岡 10―3 水沢駒形倶
試合前半は両者サイドスロー投手による鍔ぜりあい。JRは七回に3点を挙げると、以降3イニングで8得点の猛攻。駒形も八、九回と3点を返したが、試合をひっくり返すまでには至らなかった。
近年激しくトヨタを詰めているJR。トヨタは相手アンダースロー投手に手こずったが、四回に3点を挙げると、六、七回合わせて3点を重ね、コールドに持って行った。再浮上を狙う若手野手の本塁打も飛び出していたのに刮目。
例によって花粉に苦しんで行くことすらもできないので、新聞紙上で結果を見るしかありませんでした。トヨタはクラブチームから転籍してきた若手投手が目立つ場面で投げるようになりました。18年に東京ドームに進出したチームから選手が変わり、指導者もこの間佐野さん→夏井さんと代わって新たなタイプのチーム形成を目論んでいる様子が見えました。
JR盛岡も今年から監督が若狭さんから高橋さんに代わりました。長年マネージャーとしてチームを支えてきた高橋さんがどういうふうにチームを作っていくのか、これもまた注目していこうと思います。