今晩は。
陽がくれましたね。皆様いかがお過ごしでしたか。私は明日の準備もありまして、目が回り、痩せ細るほどの忙しさ…皆さん両手広げてため息つかないでください。白々しさわかってますから。明日は岩泉経由で葛巻に向かいます。県知事旗大会の記事はこの後。お付合いよろしくお願いします。
さて、約束通り（←いつした）岩手の社会人野球開幕戦・岩手県知事旗大会の見所語ろうと思いましたが、トーナメント表が見つかりません(呆)掃除が裏目に出ちゃった(←バカだろこいつ←すみません死ねば治ります)てなわけで、出場チーム毎の紹介に切り替えてお送りさせていただきます。出場チームはトヨタ自動車東日本、フェズント岩手、ＪＲ盛岡、水沢駒形、オール江刺、宮古倶楽部、盛友クラブ、赤崎野球クラブの８チームです。この順番で記載します。選手名の敬称略をお許しください。
【トヨタ東日本】前年は岩手で抜けた力を発揮し、全国まであと一歩まで迫った。投手陣は山口がライオンズに進出も阿世知、吉橋が健在。沼田、中里ら高卒組がどうローテに加わるか。打線は大谷、関口中心に切れ目はない。選手21人で５月の厳しい日程を戦う試金石としたい。写真は山崎投手、関口選手。
【フェズント岩手】去年は不動のエース小野寺中心に柿澤、畠山が投手陣を形成したが今年は底上げが成ったか。打線も奥宮や大久保など“第二世代”が盛り上げたい。山本監督先頭に、都市対抗で見せた粘り強い野球を持ち味にして岩手王座を取り戻す一歩目を。写真は小野寺投手、大久保選手。
【ＪＲ盛岡】ここ数年は寺田、前川が中心に支えているが、左の若手田上はじめとした次世代投手も軸に割り込めるか。打線はベテランの域に入ってきた蛯名、田中が軸。守備では宮、日向端の正捕手争いも見ものだ。勤務地が離れている事情をどう補って力をつけるか、注目したい。写真は田上選手、田中選手(11年)
【水沢駒形倶楽部】去年はクラブ選手権全国ベスト４、毎日旗大会ではトヨタ東日本も破った。躍進担った高橋、松本の左投手コンビに馬場など他投手がどう存在感見せるか。野手陣では若手次期軸候補を作りたい。「クラブ超えるクラブチーム」の呼称示す通りの力を今年も。写真は高橋投手、千葉康司投手（12年）。
【オール江刺】都市対抗県予選はあと一歩で東北ならずも、クラブ選手権は全国に。そこで出た課題をどう消化してきたか。八木、伊藤、河内山など20代前半の投手が多く、競争を見せる。藤野、村岡の“ＦＭコンビ”は健在。高林、佐藤幸らがそのフォローに回り前年のリベンジを。写真は菅原投手、菊池捕手（ともに12年）
【宮古倶楽部】去年は都市対抗で２勝、県クラブ選手権でベスト４と存在感を見せた。元から安定且つそつのない野球は売り。前年二刀流で奮闘した齋藤他、多様なタイプの投手陣がどう見せ場作るか。打線は的確につないで攻めたい。08年クラブ選手権以来の東北進出を目指す勢いを。写真は齋藤投手、宝代寺選手。
【盛友クラブ】去年は組み合わせに恵まれない大会もあったりしたが、北上大会では上位進出し意地を見せた。武田が着実に力をつけ、中屋など近年加わった投手陣の底上げなれば手強い。松本、菊地、今松が若手の成長を後押しし、刺激された横山が前年初タイトル。更なる伸長を。写真は武田投手、今松選手。
【赤崎野球クラブ】地獄を見た前半戦と、一定の成果を出したクラブカップ。打倒３＋２強に向けて意識を立て直して今シーズンに挑む。選手の異動がある模様だが基本となる「つないで攻める」やり方は変わらない。投手陣は中堅までの４本柱に若手がどこまで迫るか。高橋監督の手腕に期待。写真は多田投手、新沼選手。
近年は「球春を告げる大会」として定着している岩手県知事旗大会。会場も葛巻町開催です。例年葛巻の野球関係者の皆様にはお世話になっています。ただ、今はまだ春も始まったばかりですので、朝夕は厳しい冷え込みも。一方で寒暖の差も激しいのでその部分お気をつけください。
大会初日の明日の試合予定は以下のとおりです。
８：50ころ予定第一試合 フェズント岩手－盛友クラブ
10：50ころ予定第二試合 トヨタ自動車東日本－オール江刺
12：50ころ予定第三試合 赤崎野球クラブ－水沢駒形倶楽部
15：40ころ予定第四試合 ＪＲ盛岡－宮古倶楽部
ツイッターで相手をオール江刺と書きましたが、正確には水沢駒形でした。
お詫びして訂正します。
今年は1975年度生まれの選手にとっては高校卒業後20年目のシーズンになります。１つの節目です。後に94年以降の都市対抗野球県予選パンフを見て、同年代の動向を追いかけてみます。卒業後20年経ち、今も社会人野球で頑張る同期生は約20人。節目の年の健闘を願います。
今年度も岩手県の社会人野球にお付き合いよろしくお願いします。
