MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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Twitterアカウント再ロックによる記述形態変更について。

 三週間くらい前にもアカウント止められたりして難儀しましたが、今回は全く無謬の野球アカウントについても連帯責任、とばかりに凍結させられてしまいました。よって、クラブ選手権第一週についてはTwitter速報の実施を断念。ブログの記述は通常通り行います。

バスケットボールの審判殴打事件に関しての雑感・見解。

 同じスポーツ界で起きたこと、ことに私自身経験のあるバスケットボールでの審判殴打事件が起きたのでその件に触れていきます。

 まず大前提としては暴力行為は絶対に認められないこと。これは無条件に、です。理由は語るまでもなし。殴打者についてはしかるべき措置がとられるべきでしょう。競技者はゲームを判定者の裁定も受けながら行う。その裁定者・審判への暴力は「バスケ仲間への暴力」。

 暴力禁止を大原則として、バスケの留学制度をどう見たらいいか、検証は必要と思います。実質がどうであれ、留学で日本さ来たわけだから、教育機関としてどう相対するか。いままでもしてこられたと思いますが、適時「更新」のしなおしを。

 私も長いこと野球に関わっていますが、審判や記録員、補助員の皆様のありがたさにはいつも頭が下がる思いでいます。様々な意味での能力不足から、その位置での貢献ができないのが申し訳ありませんが。該当選手は誰にしてもいけない暴力をバスケ仲間に振るった、この重さを見つめ直していただきたい。

 カテゴリ問わず、スポーツ競技は「試合から試合に至るまでの総てが凝縮して行動に現れる」ものです。こうした行為が出てしまう背景も見つめ直し、した行為の償いと併せて再出発してくれれば、と願っています。

 お読みになられた皆様にも自身の環境に合わせて検討していただければと思います。

2018社会人野球 都市対抗野球本大会の補強選手決定。トヨタ自東、七十七銀行、JR四国よりその様子を見る。

 都市対抗野球東北予選が終わって一週間過ぎました。来週にはクラブ野球選手権の岩手予選が始まりますが、都市対抗の方では動きがありました。補強選手の発表です。

 今回は(1)東北2チーム(2)クラブチームからの補強を焦点に記述します。まずは東北2チームです。何と言っても初出場のトヨタ自動車東日本ですが、下記3選手の協力をいただくことになりました。

 小島康明投手(きらやか銀行

 西村祐太投手(JR東北)

 西川元気選手(JR東北)

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 よろしくお願いします。第2代表の七十七銀行は下記3選手です。

 塚本峻大投手(日本製紙石巻

 小木田敦也投手(TDK)

 篠川拓也選手(日本製紙石巻

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トヨタ自東補強。ここ2年東京ドームに立ち、強豪と互して戦ってきた小島投手は予想通りとして、西村、西川両選手は「予想通り100%、予想外100%」でした。

 「予想通り〜」は、両者が東北トップクラスの力量を持っているから。「予想外」は、今予選では不調な部分も見せた両選手の様子も見たからでしたが、万年補欠の見立て何ざ外れますわな。大舞台に合わせる技量は二十分にあります。

 ちなみに、私の予想というか願望でしたが、小島投手(きら銀)は変わらず

 ・左投手枠として小原投手(日本製紙石巻花巻東高)

 ・右の強打者枠で日山内野手(きら銀、専大北上

 と。はい、岩手県というのを意識しすぎました。

七十七銀行補強選手話。左実戦派の塚本投手、右の本格派小木田投手は「うん」と思いましたが、篠川選手については同じ日本製紙石巻でも浅沼選手を予想。しかし万年補欠の見立て何ざ以下略。篠川選手の良いところ見つけられず申し訳ありません。

▽続いてはクラブチームからの補強。去年はREVENGE99の加藤正志投手が注目されましたが、今年は下記2選手。

 ・パナソニックに立花允夫選手(ミキハウスBC)

 ・JR四国に高木和弥選手(徳島野球倶)

 ミキハウスBCは近年日本選手権参加に回るほどのチームなのでそういう選手もいるでしょう。が、徳島倶・高木選手の選出には驚きました。昔は四国で大体15チームあって、徳島も2〜3チームは在籍。それがいまでは四国四県で5チーム(香川→JR、アークバリア。愛媛→松山フェニックス、高知→四国銀行)。徳島倶は徳島県の社会人野球の命脈をずっと灯し続けてきました。いまは出先なので調べようがありませんが徳島の社会人野球チームが全国に進出したのは…かなり久しぶりになります(60年代に東洋レーヨン)。

 勝ち抜くというのもひとつの戦いですが、存在し続けるのもまた戦いです。ひとつの足跡を残したことを心よりお祝い申し上げます。抽選会は明日ですか。トヨタ自東、七十七銀行はどこと当たるやら。さすがに東京ドームに行く資力も体力もありませんので、都市対抗は大人しくテレビで見てます。皆様、当日までの積み上げを万全にしてください。拙稿おつきあいいただきありがとうございました。

※今日の記事は日本野球連盟jaba.or.jp)の記事を参考にしました。

2018社会人野球 都市対抗野球第7日、東北第二代表は七十七銀行!/毎日通い倒して-過去の岩手開催振り返って。

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七十七銀行 3-2 日本製紙石巻
 序盤に浅沼の2点本塁打で先行した日本製紙石巻を、三回までに追い付いた七十七銀行がし烈なつばぜり合いをこらえ延長に。迎えた延長11回に出塁の原を一塁に置き、不振を囲っていた中井がセンター前に。ツーアウトで投げた瞬間走っていた原が、深めに守っていた外野守備の間隙を突き本塁にホームイン、サヨナラ。県予選3位からの大、大、大下剋上を果たし東京ドームに進出した。
 日本製紙石巻は初回に今大会存在感を見せている浅沼の一打は出たが、以降の得点機は生かせず、代表決定2連敗で涙を飲んだ。

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 1週間も無理な日程組みましたから、今日の仕事はいつものような無理が効かず、終わったときは「今から県営行っても無理かな、終わってるだろうな」と。それでも試合展開をチェックしてみたら「あ、これはもつれる」と思い、盛岡に急行しました。
 盛岡到着。今二次予選最後の入場者として県営球場に駆け込んだときは原選手がヒットを打った所。打者は不調から打順を七番に下げていた岩手・専修大北上出身の中井選手。カウント3ボール2ストライクから放った一打は先に述べた通りのサヨナラ安打。言ってみれば、このサヨナラヒットを見るためだけに岩手県営球場に来たようなものです。コストパフォーマンスの観点からいえば効率悪い悪い。

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 この時期の社会人野球のTwitterタイムライン見ていると、二次予選-特に苛烈言われる東海地区(静岡、愛知、岐阜、三重)-の模様が書いてあって、そこに通い詰めている様子が書かれているのを羨ましく感じていました。私が社会人野球に関わるようになって、岩手予選開催は4回目。これまで三度は
▽93年(参考)→伊東高校3年。自分の野球で精一杯で、かつ移動手段もないので見に行ってません。岩手からはJA岩手県経済連、宮城建設、岩手銀行が出場。岩手銀行代表決定戦進出も届かず。
▽99年→4日見学。ヨークベニマルの最後の試合見届ける。七十七銀行ユニフォーム、この頃はまだ縦じまでない。岩手からは太平洋セメント、宮城建設、JAいわて、一関三星倶(現一関BBC)が出場。
▽05年→当事者(赤崎クスコアラー)として2日帯同。TDKと6-6引き分け、七十七に0-8敗戦。木曜日に試合見に行くが、雨天で5時間待ったあと中止。岩手からは赤崎ク、水沢駒形倶、JR盛岡出場。
▽12年→本来は11年開催予定も東日本大震災で開催不可。前年まで3チーム4ブロックのリーグ戦を4チーム3ブロック→各ブロック1位とワイルドカードで第一、第二代表を決定。岩手からはオール江刺、水沢駒形倶、フェズント岩手が出場。予選リーグ3日間と代表決定2試合見届ける。日本製紙石巻の前田直樹「選手」都市対抗での最後の打席も。

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 …こうしてみると、前田直樹さんは岩手開催、苦い思い出ばっかりになってしまってますね。05年も中途敗退ですし。6強とも言われる東北、そこに去年は富士通、今年はJR盛岡が食い込んできた。クラブチーム(富士通もそうだけど)だって楽させちゃくれない。し烈なブロックのひとつになりつつあります。
 その戦いを一部始終見届けたくて、30分も車走らせれば試合会場という条件も利用して、毎日、毎日野球場に通い詰めました。それだけの価値がある戦いを、生きざまを見させていただきました。
 でも、ひとつだけ繰り返してわんない失敗が。
 満足感につられて「もういいや」にならない。
 09年にいたる私の心身の破綻は、この「もういいや」も原因でした。一回ぶっ壊れた人間が言うのも難ですが、「終着点に行くまでは、どんな“偉業”も通過点」と。二週間後には自分等の野球もあります。次の目標に向けて、また歩くことにしますか。

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 今予選大会の表彰者を紹介します。
最高殊勲選手賞 北見昴之選手(トヨタ自東)
首位打者賞   小野勝司捕手(トヨタ自東)
打撃賞     林 竜希選手(トヨタ自東)
敢闘賞     中井隆盛選手(七十七銀行
新人賞     長田駿介選手(七十七銀行

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 そして
大会特別賞 トヨタ自動車東日本応援団

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 選手の頑張りもそうですが、トヨタ東日本の応援の「強さ」には震えるものがありました。
「岩手の応援は魂揺さぶる応援」
 その熱さを東京ドームでも体現していただければ、と願うものです。暑い中戦われた皆様、本当にお疲れ様でした。

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《お知らせ》今後の記事製作予定(タイトルは仮題)は
1)2012~2018 伊東が見てきた「トヨタ自動車東日本野球部」
2)1987~2018 東北王者を取り戻すまで 岩手社会人野球挑戦記
 でお送りします。

2018社会人野球 トヨタ自動車東日本、創部7年の東北制覇!岩手31年ぶりの東北王者に!/七十七銀、JR東北を破り、日本製紙石巻と第二代表を争う。

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 お晩でございます。都市対抗野球東北予選大会は大会第6日試合が行われ、東北第一代表が決まりました。ピックアップゲームはもちろん、トヨタ自動車東日本日本製紙石巻の試合です。
トヨタ自東 4=101010010
日本製紙石巻2=101000000
 創部7年のトヨタ自動車東日本が、日本製紙石巻をも破り東北初優勝。岩手県勢としては11年ぶりの出場、31年ぶりの第一代表として、東京ドームに挑む。
 試合は初回から動いた。林、小野ヒットでチャンスをつかみ、羽田野がライト前ヒットを放ち先制した。石巻はすかさず浅沼の三塁打で同点に追いつき、3回にも小野の犠牲フライでトヨタが勝ち越すも、すぐ裏に暴投で同点に追いついた。

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 均衡状態状態を破ったのは五回。大沢の二塁打からチャンスをつかみランナー一、三塁。小野のショートゴロの間に勝ち越すと八回には小野、北見の安打から代打の古屋がタイムリーヒットを放ち突き放した。トヨタの先発佐々木は5回途中まで健闘。以降は中里→吉橋の継投で石巻の攻撃を無得点に抑え逃げ切った。

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 石巻はランナーは出すが、そこから点を奪う手だてをつくれなかった。
日本製紙石巻
D 井 上
6 篠 川
7 浅 沼
3 小 野
5 長谷川
4 中嶋政
9 家古谷
 H後 藤
2 水 野
 H狭 間
8 西藤勇
1 塚 本
 1米 谷
 1小 原

トヨタ自東】
7 大谷龍太
6  林
2 小 野
4 北 見
3 羽田野
9 大 島
D 村 上
 HD関 口
 HD古 屋
8 後 藤
5 大 澤
1 佐々木
 1中 里
 1吉 橋

七十七銀行 17-7 JR東北
 宮城県予選では大勝したJR東北だが、この日は七十七銀行の打線が大量点を奪い、JR東北投手陣を攻略した。二回に9点、三回にも三点を挙げるなど 六回までに14-3とリード。このまま負けるわけにいかないJR東北は五回に大保、七回には生井の3点本塁打でコールドは阻止したが、七回裏に七十七銀行は3点を追加。17得点を挙げコールドゲームに持ち込んだ。
 金曜日に始まった大会をあっという間に7日が大会最終日です。祭りは終わりになると淋しくなるもんですね。最後を飾るのは第二代表決定戦。見どころを以下に紹介します。
▽第二代表決定戦 七十七銀行日本製紙石巻
 JR東北相手に17得点を挙げた七十七銀行は様々なパターンの勝ち味を覚えた。最後のひと踏ん張りを利かして、下克上を果たしたい。日本製紙石巻は東北予選準決勝では一度破っているが、トヨタ自動車東日本に敗れた不完全燃焼な試合結果を1日で切り替えることができるか。

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◇安物のパソコンを使っていたせいかキーボードが不調になりまして、音声認識を中心にして作っています。今イチぎこちない記事になっていることをお許しください。また帰ってから明日の朝まで仕事もあるもので若干そのほかもろもろは後日に記すことにします。
 何しろ、本大会出場はは11年年ぶり。岩手からの都市対抗本大会出場をお祝いし、その間戦われたすべての社会人野球関係者の皆様にお祝いを申し上げることにします。お付き合いいただきましてありがとうございました。

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【速報】トヨタ自動車東日本、東京ドーム進出!

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第一代表決定戦・決勝戦

 トヨタ自動車東日本日本製紙石巻

ト東4=101010010

石巻2=101000000

 岩手県、31年ぶりに東北王者に!11年ぶりの東京ドーム進出!

2018社会人野球 JR東北は速攻でTDK破る。JR盛岡善戦も七十七銀に敗退―都市対抗野球岩手県予選5日目の結果と6日目の見所。

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 今晩は。都市対抗野球東北予選は今日から岩手県営球場のみ。第二代表(敗者復活)三回戦が行われました。岩手はJR盛岡が第一試合に出場。七十七銀行、TDK、JR東北と生き残りをかけた戦いに挑みました。ピックアップゲームはJR東北とTDKの試合です。

T D K  0=000000000
JR東北 8=33001001A
 前日、トヨタ東の先制攻撃にし先発てやられたJR東北、この日は自身がTDK相手に序盤から大量点を奪い、前日の敗戦を払しょくする一勝を挙げた。

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 JRは初回に森安打後、続く安田レフト横の安打の処理をもたつく間に森が一気にホームを突き先制。この回は更に阿部適時打等も出て中野を降板に追いやった。二回にも小笠原の犠飛、阿部(上写真左、同右はつなぎ役担った薗部)、坂本の適時打でTDK投手陣を攻略。TDK畠山(中写真左上)は辛抱強く投げたが、5回に田代、8回に森に得点打を許しペースを握られた(中写真左下に盛り上がるJR東北ベンチと応援団)。

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 TDKは反撃に出たかったが5回の一死一、三塁(下写真左、同右は9回代打安打を放つ佐藤弘)を逸機するなどJR東北の3投手(中写真右下に加藤、同右上に長谷川のブルペン時)から三塁を2(3?)度しか踏めず、今年の東京ドーム挑戦を終えた。

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【T D K】出場選手
6 上 野
8 飯 野
7 岩 佐
 H前 田
3 近 藤
9 佐藤秀
D 小坂井
 HD青 木
5 皆 川
2 大 井
 H佐藤弘
R2吉 川
4 夏 井
 4山 本
1 中 野
 1木 場
 1畠 山
 1阿部勇星

【JR東北】出場選手
8  森
5 安 田
3 小笠原
9 阿 部
D 坂 本
2 薗 部
7 田 代
 7安 西
6 夷 塚
4 大 保
1 加 藤
 1月 田
 1長谷川
 1岩 佐

 JR盛岡と七十七銀行の試合はJABAのHP(http://www.jaba.or.jp/)より情報を得て記します。
七十七銀行 1-0 JR盛岡
 JR盛岡は満を持して攻撃的サイドスロー村上(写真右)が先発。七十七銀行も期待のルーキー鈴木天斗(写真左)がマウンドに。七十七銀が3回に先制したが、村上はそれに屈せず、以降8回まで1失点に抑え完投も、鈴木天斗がその上を行きJR盛岡に得点を許さず完封。シビアな戦いを越え準決勝に進出した。

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 岩手県営球場で明日6日行なわれる試合は以下の通りです。
◇第一試合 第2トーナメント準決勝
 七十七銀行-JR東北
 県予選までは苦しんできた七十七銀だが、東北大会では敗戦の石巻戦も含め多様な戦い方を経験し、どのシチュエーションにも対応できる基を作った。あとは実戦でライバル打破を。JR東北はトヨタ東戦で受けた攻撃を自分のものとしTDKを突破。本日出場メンバーの力の確かさは了解も序盤降板食らった西村や途中交代の西川の奮起を期待したい。

◇第二試合 第1トーナメント決勝戦
 トヨタ自東-日本製紙石巻
 現状、東北で一番力が安定しているのは石巻だが、トヨタ自東は長年の模索と雌伏を経験してこの場に這い上がってきた。ストロングな応援団を背に大谷龍太を先頭に力強く戦いたい。石巻はTDKや七十七銀行をも突き放し勝ち上がってきた。エースの宝利の登板がどうなるか。苦難期から奮闘する前田監督や本多を中心に2年連続出場目指す。

こぼれ話
 昨日は「観戦2試合」言いましたが、所用兼ね合いできてそれがならず。JR盛岡の頑張り見てやれなかったのが申し訳ありませんでした。いつもブログの記事製作が夜中1時頃になりますが、家事所用足してからになるとどうしてもその時間にならざる得ません。今日も帰ってすぐ仕事です。下手すると明日朝の可能性も。
 明日は第一代表決定戦・決勝戦のみ見に行きます。明日は下手すりゃ徹夜ですね。それでも本大会出場は赤べこ軍団以来10年ぶり、東北王者は…87年の新日鐵釜石までさかのぼります。いま42歳の私が小学校6年生の時です。
 天候の変化が気にかかります。皆さまお気をつけてお過ごしください。今日の記事はここで失礼します。

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2018社会人野球 トヨタ自東、JR東北に打ち勝ち日本製紙石巻と決勝!JR盛岡も勝ち進む―都市対抗野球東北予選4日目の結果と5日目の見所。

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 今晩は。都市対抗野球東北予選は岩手県営球場で第一代表準決勝、花巻市営で第二代表(敗者復活)二回戦が行われました。岩手のチームは前者にトヨタ自動車東日本、後者にJR盛岡が出場。代表争いも佳境になってきましたが如何に。まずはピックアップゲーム、トヨタ自動車東日本とJR東北の結果からです。

JR東北 4=000002020

トヨタ東 10=10510210A

 昨秋には日本選手権で見せ場をつくり、「平成期」の東北社会人野球の代表格JR東北をトヨタ自東が17安打10得点で打ち崩し、第一代表決定戦・決勝戦に進出した。

 地元のストロングな応援団の声援を背にしたトヨタ自東は小野(下記写真右下)適時打で先制。三回裏には村上(同左下)、後藤に適時打が出ると、大谷龍太はレフトオーバーの走者一掃となる二塁打を放ち完全試合投手・西村(同左上)をKO。四回裏には北見の右越二塁打加点、トヨタ先発阿世知(同右上)は前半を1安打に抑えペースを握った。

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 JR東北も底力を見せる。ハーフタイム明けの六回表に代打安田(下記左)、四番阿部(下記右)の連続本塁打で追い上げ体制に。だがいまのトヨタはそれにひるまず、すぐ裏に大島の適時打などで2点、七回には林も適時打で更に離した。

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 JR東北は140キロ台左腕月田(下記左)が奮闘し、八回には高崎が2点本塁打を叩き込むが、六回からリリーフした吉橋(下記右)も粘り強く投げ、最後はダブルプレーでしめ06年赤べこ軍団以来の決勝戦進出を決めた。

※本大会出場した07年は第一代表決勝戦には進んでいません。

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トヨタ自東】出場選手

7 大谷龍太

6  林

2 小 野

4 北 見

3 羽田野

9 大 島

D 村 上

8 後 藤

5 大 澤

1 阿世知

 1吉 橋

 【JR東北】出場選手

8  森

4 大 保

 H4大 島

5 西 川

 H5安 田

9 阿 部

D 坂 本

3 小笠原

7 高 崎

2 園 部

6 夷 塚

1 西 村

 1岩 佐

 1月 田

 以降は今日行われた他3試合の結果です。直接見た七十七−石巻の九回以外は日本野球連盟の情報を基に記述します。

七十七銀行 5=001000004

日本製紙石巻8=41100020A

 初回に4点奪うなど三回までに6−1とリードした石巻が七十七の猛追をかわし決勝戦に進出した。石巻は中嶋と水野に本塁打。石井の本塁打のみに抑えられていた七十七は九回に代打長谷川の犠飛、石井、的場適時打で追い上げたが序盤の失点が響いた。

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七十七銀行】判明分出場選手

6 的 場

7 佐藤翼

8 佐藤勇

3 中 井

 H大 野

4 花 岡

D 長 田

9 野 村

5  原

H 長谷川

2 石 井

1 田 邊

 1阿 部

 1鈴木天

日本製紙石巻】判明分出場選手

7 井 上

6 篠 川

D 浅 沼

3 小 野

5 長谷川

 5橋 本

4 中嶋政

9 家古谷

2 水 野

8 西 藤

 H8後 藤

1 米 谷

 1齊 藤

 続いては、花巻市営球場で行われた敗者復活二回戦の模様です。

◇TDK  1−0 きらやか銀行

 前年の第二代表決定戦カードがこの段階に。きらやか銀行の若手投手(左写真に秋葉)もTDK打線に致命的な失点は許さなかったが、150キロともいわれる速球を持つ小木田(本人写真がないので資料としてバッテリー写真)がきらやか銀行打線に仕事をさせなかった。終わってみればきら銀打線を完封。きら銀は三年連続のドーム行きが潰えてしまった。

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◇JR盛岡 5−3 富士通IC

 去年は富士通が制したカードだが、今予選成長を見せているJR盛岡が打ち勝ち三回戦に進出した。JRは五回までに鳥谷部の本塁打などでで4−0とリードした。富士通は六回に八百板(写真右、16年撮影)が3点本塁打を放ち一点差に詰めたが、八回の1点が響いた。JR河内山(写真左)は完投。 

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 以上4試合を経てきらやか銀行富士通ICは予選敗退が、七十七銀行とJR東北が敗者戦に回ります。5日は岩手県営球場で敗者復活三回戦が行われます。

七十七銀行−JR盛岡

 駒形戦で大勝、きら銀戦で劇的な試合を見せたが石巻戦では課題と思われる出だしを突かれ破れた。スタートダッシュをどう利かせるか。的場がカギ。JR盛岡は鳥谷部が好調持続、長鈴、河内山と完投勝利者を出し好ムード。6強越え「真の4強」入りをまず目指す。

◇TDK−JR東北

 第一代表トーナメントでできた不安を、特にきらやか銀行戦での小木田の速球で払拭できたか。捕手大井がチームをどうリードしていくか。JR東北はJR盛岡戦で打ち勝ち、トヨタ東戦では西村が序盤降板を味わうなど苦杯なめたが攻撃力の強さは劣っていない。多タイプの投手に順応を。

 あっという間に全国への挑戦権を目指せるチームが半分になりました。東北2つの代表枠をかけた戦い、あすもこの2カードで行われます。気温が30℃越えの地域も多い岩手県、気温差もありますのでお気をつけてお過ごしください。今日は決勝進出を決め、応援団にあいさつをするトヨタ自動車東日本の姿を〆にして記事を終わります。

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2018社会人野球 オールいわき、弘前アレッズ苦しい戦いに。岩手対決はJR盛岡が水沢駒形にリベンジ―都市対抗野球東北予選第3日結果と第4日見所。

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 今晩は。都市対抗野球東北予選大会は夏を思わせるような猛暑の中大会第3日が行われました。今日は花巻市営球場で行われた2試合を直に、岩手県営球場分は日本野球連盟HP(jaba.or.jp)の記事を基に紹介します。記事中は敬称略です。

 花巻市営第一試合

オールいわき1=0000010

T D K 20=773012A

 緒戦に続いて再び秋田勢との対戦になったオールいわき。なんとか緒戦の反省点を克服せんと挑んだが、14被安打以上に13与四死球が響き点差をつけられた。

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 TDKは初回にいわき先発の渡辺竹(上写真左)を攻め、飯野のサイクルスチールを皮切りに6四死球3安打で7点奪うと、二回には4適時打で7点、三回にも夏井の三塁打などで3点あげ試合を掌握(中写真右に中心打者近藤)。

 いわきは四回に渡辺勇が初安打、猪狩瑛が無得点に抑えると、五回は吉田が牽制刺、六回に二死二、三塁から渡辺勇がレフト前に適時打(中写真左)を放ち意地を見せたが、劣勢は覆せなかった。

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 終盤も大井の長打などで加点、新人の長谷川(上写真右)、小野と中野の継投、野手は13人登場したTDKが次戦に進出した。 

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【TDK】出場選手

6 上 野

 H4小 幡

8 飯 野

 9小 川

78青 木

3 近 藤

 R3加藤介

97佐藤秀

D 小坂井

5 皆 川

 H5佐藤弘

2 大 井

46夏 井

 R6山 本

1 長谷川

 1小 野

 1中 野

【オールいわき】出場選手

9 松本聖

4 古 村

 4鈴木友

7 渡辺勇

8 松本清

D 草 野

3 西 山

2 古 賀

 H猪狩孝

5 鵜沼宏

 H5鈴木裕

6 白 銀

1 渡辺竹

 1猪 狩

 1吉 田

 1前 田

 

花巻市営第二試合

きらやか銀行 12=00523101

弘前アレッズ 2=00020000

 アレッズはDH登用の上で山口(下記写真左)を先発に。きら銀は右サイドの木村(下記写真右)が先発。二回までは山口3、木村4と三振を奪い合っていたが流れが変わったのは三回。きら銀は満塁にしたあと日山のサードゴロエラーと処理の不具合突き一気に3点。更に2点追加し優位に立ったきら銀は四回に2点、五回には藤本の本塁打で3点あげ山口らアレッズ投手陣を攻略した。

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 アレッズは四回に尾田の押し出しなどで反撃するが根深の打球でタッチアップした下山が刺され、6回から登板し踏ん張り見せた久米田(下写真左)だが八回に深瀬の適時打でコールド圏内に。二番からの反撃機はきら銀三浦(下写真右)のMAX145キロ速球に封じられた。

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弘前アレッズ】

56一 戸

64葛 西

41久米田

2 滝 沢

3 下 山

7 尾 田

8 工藤昌

D5根 深

9 紙 谷

 9佐 藤

1 山 口

 1山 上

 1諏 訪

きらやか銀行

4 齊 藤

 4兼 子

7 岩 田

 H7福 田

9 藤 本

3 日 山

 3吉 田

D 長 橋

 RD藤 田

5 島 田

6 遊 佐

 6伏 見

2  林

 2深 瀬

8 飯 塚

1 木 村

 1市 毛

 1三 浦

 続いて岩手県営球場分は以下の通りです。

富士通IC 4−2 JR秋田

 去年の二の舞を踏むまいと意気込むJR秋田は初戦でも投げた半田が130キロ台の速球を武器に好投。一方富士通も高橋が踏ん張って前半は0-0.均衡が破れたのは6回。八百板飛馬の3点本塁打などで先行。JRは終盤に2点を返したが、高橋→本間の継投の前に届かなかった。

◇JR盛岡  10−0 水沢駒形倶

 JRは先日9回二死まで力投した長鈴、駒形はエース齋藤が先発に。ところが試合は思わぬ展開に。二回にJRは大越が満塁本塁打を放つなど5点を先制。6回に3点、9回に2点奪うと、長鈴は駒形打線を完封。駒形は序盤に受けた攻勢で自己のペースに持ち込めず、県予選の逆襲を食らった。

※先日の河内山投手「1球セーブ」記述は誤りでした。お詫び申し上げ訂正します。

 正直、JR盛岡と水沢駒形の試合結果は意外でした。リベンジに対しての想いが強いのは想像していましたが、それにしても、です。クラブチームのうち3チームが今日で敗退、JR秋田も含め、4チームが都市対抗での戦いを終えました。暑い中での挑戦、ほんにお疲れさまでした。

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 では4日に行われる大会第4日の見所を紹介します。県営球場は第一代表決定準決勝、花巻は第二代表決定二回戦(敗者復活)のカードです。

◇県営第一試合 日本製紙石巻七十七銀行

 日本製紙石巻富士通を僅差でかわすとTDKに決定力の差で点差つけ準決勝に。近年は優位に立っているが、抜かりなく戦い夢舞台に近づきたい。

 七十七銀行は辛酸なめた一年を払拭するかのように緒戦3本塁打快勝、きらやか銀行戦では九回二死から逆転にもっていった。自信さえつけば資質は折り紙つき。激戦になりそうだ。

◇県営第二試合 トヨタ自東−JR東北

 JR東北は緒戦をビッグイニング二度の攻撃力で突破。ここ2年は納得いかない結果だったこともあり、一昨年命脈断たれた因縁の相手にお返しをし東北王者奪還を。

 トヨタ自東は去年苦しんだJR秋田に勝ち準決勝に。積み残した宿題は実戦の中で解消を。今年別大会で惜敗をしている相手にリベンジし悲願に近づきたい。

◇花巻第一試合 富士通IC−JR盛岡

 前年に続いてほぼ同じシチュエーションで対戦。二週間で変化成長を見せたJR盛岡は河内山、長鈴らイキのいい選手の伸長で去年のお返しを図る。

 富士通日本製紙石巻に惜敗し、JR秋田には集中打で勝ち上がってきた。ここからが厳しくなる都市対抗の厳しさを今年はどのようにして超えていくか。

 ◇花巻第二試合 TDK−きらやか銀行

 去年の第二代表決定戦が敗者二回戦となる本日最注目カード。不本意なスタートになったTDKだが、敗者戦緒戦では長谷川を盛り立てようとする思いで勢いを作った。背水の陣で挑む。

 きらやか銀行は“あと一死”に泣いた七十七銀行戦を昨日の試合で払拭できたか。小島、三浦を軸にTDK打線を抑え、接戦から活路を見出だしたい。

 明日は盛岡行きを考えていますが、ほんに気温が30℃近くになるのは大変です。皆様もお気をつけてご覧になってください。私も気をつけて見に行くことにします。

 あと、カメラの補助電源、踏んだら壊れてしまったのでこれまでは以前のカメラも併用して記事を記してきましたが、昨日やっとちょうどいいものが手に入りましたので、明日の記事からは1600万画素の写真でお送りできると思います。

 明日も社会人野球選手の頑張り応援してください。

 お付き合いいただきありがとうございました。

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2018社会人野球 七十七銀、九回二死からの逆転勝利!トヨタ自東も一勝、JR盛岡は敗戦−第2日の結果と第3日の見所。

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 今晩は。都市対抗野球東北予選大会は2日に第2日が行われました。今日は直に見ることができたのが一試合のみ。実は朝間に「祭りの混雑と体力温存のために盛岡行きを断念します」と記事書く予定でしたが、間抜けにも中身を抜いて送信してしまいました。そんなこんなで今日ただひとつ見ることのできた試合。壮絶なものになりました。

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◇花巻第二試合

七十七銀行 5=110000001/2

きらやか銀行3=001002000/0

 同業者でもあり、近年は先行を許したライバルに対し一度は逆転されながらも再逆転に持っていった七十七銀行が準決勝に進出した。

 七十七は初回に中井の内野ゴロで先制。二回に花岡の二塁打で2点目をあげ先行。七十七の鈴木貴(下写真右)の投球の前に幾度か満塁の好機を逸したきら銀だが、小島(下写真左)が本領発揮すると勢いに乗り、三回に岩田の適時打。六回には遊佐の安打時に中原が好走塁を見せ追いつくと、齊藤の犠飛で逆転。 

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 小島の投球の前に七十七銀万事休すか…と思われた九回、二死から代打長田のヒットから満塁に持っていき、的場がライトに持っていくタイムリーを放ち同点。更に延長10回、佐藤翼安打、中井が送った後、清野(下写真)がライトスタンドに勝ち越し2点本塁打!。六回途中からリリーフしていた田邊(下の下左)がしめて勝利を納めた。

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 きらやか銀行は近年培った地力を以て六回までに逆転(下写真右)したが、更なる追加点を阻まれたのが最後の最後に応えてしまった。

 

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七十七銀行】出場選手

6 的 場

7 佐藤翼

8 佐藤勇

3 中 井

D 長谷川

 HD清 野

9 野 村

5 舟 田

 H長 田

 5 原

4 花 岡

2 石 井

1 鈴木貴

 1田 邊

【きらやか銀】出場選手

4 斎 藤

7 岩 田

D 藤 田

 HD福 田

5 日 山

9 藤 本

3 建 部

 R兼 子

 3吉 田

8 中 原

6 遊 佐

2 安 成

1 小 島

 1秋 葉

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 他3試合は下記の通りです。

日本製紙石巻 10−4 TDK

 今日一番注目された対戦だったが、石巻が序盤から押しTDKに先行、五回までに6−0とし予想外の点差をつけ準決勝に進出した。TDKは先発畠山以下6投手を送り出したが劣勢に。上野の本塁打などで反撃したが及ばなかった。

トヨタ自東  5−1 JR秋田

 前年、よもやの苦戦を強いられたトヨタ自東だが、今年は序盤から北見の本塁打や大谷龍太の2長打など攻勢をかけ優位な展開に。投げても中里→吉橋の継投で1失点に抑えた。JR秋田は前試合12点の攻撃力を発揮できず。新人投手も奮闘したが敗者戦に回った。

 ・JR東北   14−2 JR盛岡(7回コールド)

 主戦寺田が久しぶりに先発に立ったJR盛岡は、二回に捕手の生平が2点本塁打を放ち先手をとった。しかし、JR東北は二回に4点あげ逆転すると三回に1点、四回には9点をあげJR盛岡投手陣を攻略。投げても加藤など3投手の継投で三回以降得点を許さなかった。

  今日の試合でひとまず準決勝進出チームが決まりました。準決勝は一日間をおいて4日に開催。明日からは「ドーム行きには5日間5連勝」が必要な第二代表決定トーナメントが始まります。大会第3日、4試合の見所を紹介します。

 ◇県営第一 富士通IC−JR秋田

 緒戦日本製紙石巻に激しく迫った富士通はタイプの違う投手が多数そろうJR秋田にどう対峙するか。本間以外の投手の自信確立をも考慮を。

 JR秋田は2試合を戦い雰囲気に馴染んだはず。前年敗戦の相手にリベンジを。

 ◇県営第二 水沢駒形倶−JR盛岡

 第二試合は“岩手対決”。県予選準決勝では駒形が前半で差をつけたがJRは二週間弱でチームを立て直した。河内山、村上を先頭にリベンジ図る。駒形は七十七銀行戦で本塁打渦に泣いた。得点に対する執念と嗅覚を基に優位に立ち、再起動を図る。

 ◇花巻第一 オールいわき−TDK

 TDKは起動遅く先手をとられた石巻戦の反省を生かし、再スタートを。06年橋戸賞(MVP)投手・野田コーチ指導の投手陣は成果発揮を。

 いわきも緒戦は出だしを突かれた。試合・イニングとも入りを大事に。鈴木裕の負傷が気がかり。松本聖、渡辺勇と出塁しプレッシャーかけたい。

 ◇花巻第二 弘前アレッズ−きらやか銀行

 九回二死までリードしながらあと一死で勝利を逃したきらやか銀行はチーム一丸で勝ち星をもぎ取り再起を期したい。二番手以降の投手陣が頑張りムード良化を。

 アレッズはJR盛岡に8失点。山上が見せ場つくったが、山口の復調も必要。相手は強力なのは間違いないがポテンシャル発揮して詰めきりたい。

  昼の気温はこの時期としては暑い状態に。しかし、夜昼の気温差がより暑さを際立たせるので、その部分は注意してお過ごしいただければ、と思います。今日も「仕事も人生も野球も頑張る」社会人野球選手への応援、よろしくお願いします。長文お付き合いいただきありがとうございました。

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