都市対抗野球東北予選が終わって一週間過ぎました。来週にはクラブ野球選手権の岩手予選が始まりますが、都市対抗の方では動きがありました。補強選手の発表です。
今回は(1)東北2チーム(2)クラブチームからの補強を焦点に記述します。まずは東北2チームです。何と言っても初出場のトヨタ自動車東日本ですが、下記3選手の協力をいただくことになりました。
小島康明投手(きらやか銀行)
西村祐太投手(JR東北)
西川元気選手(JR東北)
よろしくお願いします。第2代表の七十七銀行は下記3選手です。
小木田敦也投手(TDK)
▽トヨタ自東補強。ここ2年東京ドームに立ち、強豪と互して戦ってきた小島投手は予想通りとして、西村、西川両選手は「予想通り100%、予想外100%」でした。
「予想通り〜」は、両者が東北トップクラスの力量を持っているから。「予想外」は、今予選では不調な部分も見せた両選手の様子も見たからでしたが、万年補欠の見立て何ざ外れますわな。大舞台に合わせる技量は二十分にあります。
ちなみに、私の予想というか願望でしたが、小島投手(きら銀)は変わらず
と。はい、岩手県というのを意識しすぎました。
▽七十七銀行補強選手話。左実戦派の塚本投手、右の本格派小木田投手は「うん」と思いましたが、篠川選手については同じ日本製紙石巻でも浅沼選手を予想。しかし万年補欠の見立て何ざ以下略。篠川選手の良いところ見つけられず申し訳ありません。
▽続いてはクラブチームからの補強。去年はREVENGE99の加藤正志投手が注目されましたが、今年は下記2選手。
・JR四国に高木和弥選手(徳島野球倶)
ミキハウスBCは近年日本選手権参加に回るほどのチームなのでそういう選手もいるでしょう。が、徳島倶・高木選手の選出には驚きました。昔は四国で大体15チームあって、徳島も2〜3チームは在籍。それがいまでは四国四県で5チーム(香川→JR、アークバリア。愛媛→松山フェニックス、高知→四国銀行)。徳島倶は徳島県の社会人野球の命脈をずっと灯し続けてきました。いまは出先なので調べようがありませんが徳島の社会人野球チームが全国に進出したのは…かなり久しぶりになります(60年代に東洋レーヨン)。
勝ち抜くというのもひとつの戦いですが、存在し続けるのもまた戦いです。ひとつの足跡を残したことを心よりお祝い申し上げます。抽選会は明日ですか。トヨタ自東、七十七銀行はどこと当たるやら。さすがに東京ドームに行く資力も体力もありませんので、都市対抗は大人しくテレビで見てます。皆様、当日までの積み上げを万全にしてください。拙稿おつきあいいただきありがとうございました。