MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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水沢駒形も敗戦、岩手の球宴終わる-都市対抗野球東北二次予選10日の結果と11日の見どころ【社会人野球2024】

 都市対抗野球東北予選は10日、きたぎんポールパークで第2代表決定トーナメント三回戦が行われました。一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)情報を元に感想を記していきます。

▽第2代表T三回戦 日本製紙石巻13-2 水沢駒形倶

 三回に勝ち越して以降毎回のように得点をあげた日本製紙石巻が、最後まで食い下がる水沢駒形を打ち破り四回戦に進出した。水沢駒形は二回に2安打から内野ゴロで同点に追いつき、六回にも進塁打で1点を返したが、三回以降日本製紙石巻の攻勢を止められず、九回まで試合はしたが無念の敗戦で5日間の戦いを後にした。

▽第2代表T三回戦 TDK   3-0 JR秋田

 秋田県勢対決となったこのカード、下馬評としてはTDK優位と見られていたが、JR秋田が大会3勝の自信を基に奮戦。初回に先制は食らうがその後守備陣が踏ん張り、八回に2アウトから長打で点を失ったが接戦を演じた。攻撃陣がもうひと押しできれば変わった展開になったかも。TDKは苦戦しながらも四回戦進出を決めた。

 今回東北5強のうちトヨタが予想外の早期敗退。その間隙をぬって5強以外で一番遅くまで大会に残ったのが水沢駒形、JR秋田の両チームでした。

 水沢駒形は5日間連続5試合戦いましたか。戦う陣容を保ったなとその組織力に感心する次第です。勝ち上がった3つの試合は接戦を勝ち抜いた-結果的に大差となったとしても-。対5強戦では思うような結果を出せなかった悔しさもあるでしょうが、5日間戦い抜いたことはチームとして自信になるものです。強力なライバルとしてまた対峙することになりそうです。

 JR秋田は…昨日の記事にも書きましたが、ここ5年直に試合を見てなかったのでどういうチームになったのかつかめませんでしたが、結果としては今大会3勝。最近東北5強以外で多く勝ち抜くチームと言ったら駒形やエフコムだったので、そういう中でフルタイム勤務企業チームという形でありながらも一つの成果を出した。JR盛岡とともにこういうチームがもっとあってもいいよなと思わせる戦いぶりでした。両チームの皆様にはお疲れ様でしたと申し上げます。

 今日はきたぎんボールパークで2試合が行われます。

きたぎんポールパーク 10時開始予定

▽第2代表T四回戦 日本製紙石巻-TDK

 第一代表決定T準決勝で敗退した両チームが敗者復活を勝ち抜いての対戦。ただ勝ち上がり方は、力量を発揮して大勝した日本製紙石巻と県内対抗1番手に苦戦しながら底力を見せて勝ち上がってきたTDKと対照的。それぞれに歩んできた道のりを消化してベストな心持ちに持って行くことができるかが一番の鍵になりそうだ。

▽第1代表決定T決勝戦 七十七銀行-JR東北

 東北王者を決める一戦は宮城県勢同士の対決に。宮城県予選では第3代表としての出場となった七十七銀行だが大会に入った後急激に調子を伸ばし、トヨタに大勝→日本製紙石巻にも優位を保って勝ち上がり決勝へ。一方のJR東北は水沢駒形に大勝したあとTDKとは接戦を終盤に勝ち越して決勝に勝ち上がってきた。実力安定のJRか急成長の七十七銀行、どちらに勝るか注目したい。

 とってもとっても注目の一戦で見ておきたいなあと思いますが、仕事あって球場行くの無理です。大会もいよいよ終盤戦。東京ドームへ行けるかどうかというシビアな戦いになってきます。多くの皆様に様々な形でご注目頂ければと思います。この中に岩手で代表チームがいないのがですけどね…でもそれぞれにいいところを見せてくれたから、その場で戦われたことに「お疲れ様でした」と申し上げます。

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