都市対抗野球東北二次予選は、こまちスタジアムで第一代表準決勝が、さきがけ八橋では第二代表二回戦が行われました。一球速報ホームページ（https://baseball.omyutech.com/）の情報を元に雑感を記していきます。
▽第１Ｔ準決勝 ＪＲ東北 ６―５ 七十七銀行
初回に両者１点ずつを取り合い、点の取り合いになるかと思われたが、その後は両者打線が落ち着いて前半は１対１。後半六回にＪＲが２点を勝ち越すが、七回に七十七が同点に追いつきそのまま延長へ。タイブレークでＪＲは３点を奪い、その裏の七十七銀行の反撃を２点に抑えて決勝進出を果たした。
ＴＤＫは初回に２点先制。日本製紙石巻はその裏に１点を返すが、ＴＤＫは試合の折り返しの六回に２点、七回に１点をあげ一気に流れを持ってきた。日本製紙石巻は八回に２点を返したものの、チャンスはつくり続けたが得点に結びつけられなかった。
▽第２Ｔ二回戦 B-net/山形 15―６ エフコムBC
八回まで試合の流れが激しく揺れ動く接戦を見せたが、九回に大量９点をもぎ取った山形がエフコムを突き放し三回戦に進出した。エフコムは七回に追いついたが、直後に点を失ったのが響いた格好となった。
なおエフコム在籍の八百板兄弟が揃って本塁打。
▽第２Ｔ二回戦 トヨタ自東 12―２ 水沢駒形倶
注目の岩手対決。県大会の様子から接戦も期待されたが、トヨタが県予選での苦戦を払拭する猛攻で駒形を圧倒。三回戦に進出した。駒形も陣容を整えて対峙したが、二回、五回の被ビッグイニングが効いてしまい、コールドでの敗退となった。
今日は第１代表決定トーナメントではＴＤＫ、ＪＲ東北が勝ち上がり。第２代表決定トーナメントでもエフコムの八百板兄弟のブラザーホームランやトヨタ圧倒劇と、見どころが色々集まった１日でした。
エフコム、駒形の敗退でクラブチームの勝ち残りは山形だけになりました。大会が始まったのが６月２日（その日は中止）で、まもなく１週間になろうとしています。臨戦態勢を整えるだけでも楽じゃないはずです。大会５試合目は七十七銀行との対戦になりますが、健闘を願うものです。
では、明日６月８日の見どころです。日程の最終確認は一球速報でお願いします。
《県立こまち》10時開始予定
▽第２Ｔ三回戦 七十七銀行―B-net/山形
山形は第２代表トーナメントでは攻撃力の高さを見せつけ２試合15得点で勝ち上がってきた。投手陣がどれほど力を集中して対抗できるか。七十七銀行は前日接戦をわずかに落とした悔しさをどのように消化して臨むか。勝負強さを見せていきたい。
第２代表決定トーナメントでよもやの日程空きもできたが試合勘鈍ることなく駒形を打ち破ったトヨタは宮城県勢に力量の確固さを見せていきたいところだ。日本製紙石巻は攻撃力の“火の着き方”がやや遅めなのが気がかり。早めの攻撃仕掛けて試合のペースを握っていきたい。
ここまで毎日１日４試合ずつが行われてきましたが、この後は代表決定を決めるシビアな戦いになっていきます。１日あたりの試合数そのものは減るので、明日、明後日の記事では“能代の都市対抗野球”“「山形クラブ」物語”をコラム記事で書ければと思いますが、準備はこれからです苦笑。都市対抗記事コラムとして間に合わなくても、何れ記していければとは思ってますので、現れたらお付き合いくださいませ。
今日もおつき合いいただきありがとうございました。
