都市対抗野球岩手県予選は17日、金ケ崎町しんきん森山スタジアムと陸前高田市高田松原“奇跡の一本松”第一球場で本予選一回戦が行われました。森山は時折強風雨が降り注ぐ天気でしたが定刻通りに進行。森山スタジアムに感しては直接見た部分で、高田松原の結果は一球速報ホームページを元に記します。
▽一回戦 トヨタ自東 7-0 盛岡球友倶
トヨタはニ回に先制点をあげると以降コンスタントに得点を重ねコールド圏内に。近年加入投手が盛球打線につけ入るスキを与えず完封勝利をあげた盛球は新加入の投手が奮戦を見せていたが打線がトヨタ投手陣を攻略できなかった。
▽一回戦 盛友クラブ 8-0 赤崎野球ク
クラブ予選2試合で28得点の攻撃力を見せてきた盛友クが赤崎投手陣からも10安打を重ね8得点。投げては新人投手がバックの助けをありながら完投勝利をあげた。赤崎はミスにつけこまれ失点を重ね、攻撃も初回の先制機を逃したことで ペースを盛友に明け渡した。七回に猛追を見せたが盛友レフトのファインプレーに阻まれ無念のコールド敗退を喫した。
▽一回戦 JR盛岡 13-2 一戸桜陵ク
序盤3イニングで10得点を重ねたJR盛岡が試合の流れを掌握。その後を追加点を小刻みにあげ、2投手継投で一戸攻撃陣を2点に封じ込めた。一戸は五回に2点を返したが試合の流れを覆すには至らなかった。
▽一回戦 水沢駒形倶 9-8 オール江刺
長年ライバル勝負を演じてきた両チームのぶつかり合いは激しい点の取り合いに。ニ回に駒形が先制。その後江刺が逆転する…が五回に駒形が4得点。江刺はその後六回までに逆転、八回にも追加点をあげ勝負あったかと思われたが、土壇場九回に追いついた駒形は延長10回に勝ち越し。その裏の江刺の反撃を封じ準決勝に進出した。
…という結果で、準決勝進出4チームが決定。企業2チーム、駒形のシード勢は順当に勝ち上がりましたが、赤崎野球クラブは論評 に書いてきた通りの結果となり、盛友クラブが2015年以来のベスト4進出になりました。赤崎ク-盛友クの対戦、各種大会での対戦では赤崎が多く勝ってはいますが、こと都市対抗となると2009年は辛勝しましたが、2015年、2022年と苦杯を喫しています。赤崎は昨年、ギリギリの陣容からクラブ予選を勝ち上がって勢いに乗りましたが、今度はそれを盛友クが為してきたということで。「待ち構える立場の戦い」というのを久しぶりにしましたが、その難しさを思い知らされた次第です。今シーズンは始まったばかりなので捲土重来期して歩いていきたいと考えております。
尚、土曜日18日の対戦カードは以下の通りです。
▽準決勝 トヨタ自東-盛友クラブ
▽準決勝 水沢駒形倶-JR盛岡
第一試合は磐石の力をもつトヨタがここまで幾度も下克上を起こして勝ち上がってきた盛友クを待ち構える。盛友クは新戦力・復帰選手も得て勢いがある。どこまで力を発揮するか。第二試合は「優勝奪還挑戦者」決定戦。各チームで意味合いは違うが「居るメンバーで全力を尽くす」戦いをしていきたい。錬度は駒形か。JRは緊張感ある戦いの中で「チームのあり方」固めたい。
いつもはエントリーを変えて応援活動日誌を書いていますが、個人的に「早く切り替えて次の戦いに向かいたい」というのもあるので反省文がてらこの記述をしていきます。
(1)応援活動より優先する「入場対応」の役割。
応援の準備という部分ではここまで「準備日記」というのを記してきた通りです。4月中旬以降応援活動の準備を徐々に始めていましたが、幸運だったのは専用のアプリを扱える状態になったことで、楽曲の整備が楽に。
一方で。ギリギリの陣容であるがゆえの悩みとして、諸活動を少ない人数で回さなければならず。私は応援活動もしていますが、同時に都市対抗野球では選手のご家族、友人などの入場対応もしなければなりません。
今までは別な方々に対応していただいてましたが、緒活動の転出もあり去年から私が担当。トーナメント表では「12時開始予定」となっていましたが、第1試合は七回コールドで早々と終わってしまったので、赤崎-盛友の試合開始も早まる(11時30分)わけですね。だけどご来場する方々はそれを全部知ってるわけでないから予定時間通りに来るわけで。事前に申請があった分は入場口で対応できる状況にしておかないとならなくて、スタンドで応援活動の準備をしている時間はありませんでした。
幸い、試合開始直後に予定されていた方が全て来場したので一回裏に入る前にスタンドで応援活動の準備を始めましたが、ボリュームの調整とかそういうものを走り陣立てでしなきゃならず、正直一回、ニ回あたりの応援はなんとかBGMと音声は出せたけども「腰の入ったもの」にはなっていなかったです。
その状況でいる間に盛友クラブが先行してペースを握られて…という試合展開に。グランドで戦うのは選手ですけども、その選手たちに十分なことができたか、という部分で悔いを残したわけです。
(2)応援に使用した楽曲。
楽曲は▽初回→モンキーターン▽二回→戦え7人ライダー(New)▽三回→ファミスタマーチ▽四回→キャプテン翼テクモゲームバージョン▽五回→ファイナルファンタジー9バトル1▽六回→忍者くん阿修羅の章▽七回→Feel My Heart。
新たに用意した楽曲の中は「“わてり”フィーバー」「ももクロ PUSH」は披露をすることなく試合終了。「“わてり”フィーバー」は正式にはデーモンズエンシェントフィーバー。動画でRPGツクールの機能を使って物語を作る『VIPRPG』というジャンルがありますが、その代表作「アレックスと9人の少女」BGM。得点をあげて更に一押し、というシチュエーションで使う予定でした。「PUSH」はももクロ曲からひとつを、と「Z女(おとめ)戦争」と悩んだ結果、先にコールの中身が固まった同曲を選択。ノースリーブス「Answer」は「Feel My Heart」と同じ扱い。試合展開にらんで発動できるようにしています。
(3)大きな改善点
イニング当初にファンファーレをつけました。当初は「こういう曲」つけられたらいいですね、というのを真に取ってしまい、それを使おうと思ったらその曲はイニング先頭打者の応援を食いつぶすもので「難しいぞ」と一旦は判断。それでもリクエストに応えたいと思い追究してみたら先頭打者を潰さない範囲の時間のもあったので、それを使わせていただきました。
(4)悩まされた強風
しんきん森山スタジアムは強風雨に悩まされました。雨が降っているから機材を守るために傘を用意しましたが、その傘が何度も吹っ飛びそうになってしまいました。何回目かに吹っ飛んだ際にコードが外れてしまったんですね。応援活動するのに必死でそのコードを吹っ飛んだの知らなくて、出力減に気づきませんでした。
(5)まとめ
色々手は尽くしたけども試合は残念ながら敗退。都市対抗野球が地元気仙地区でやるということが滅多にないから、近くにいる人多くに見てもらいたかった思いもありました。それが叶えられなかったことで「もっと自分にもやれることあったんじゃないか」と反省して、戦った選手たちの頑張りを理解した上で、「やりたかったことができ」ず敗れたことで落ち込んでます。
でも、野球は生き物がするものですし、今回の悔しい結果を糧に6月のクラブ選手権などに挑んでくれると思います。赤崎野球クラブでの活動を今年も幸い継続することができているので支えていければ。新加入となった5選手も意欲的に活動されているので、彼らに比べると年齢倍近い人間としてはそれに相応しい立ち振る舞いをし続けたいと考えております。
(6)当面の日程
とりあえず、負けてしまったので、当初は昨晩から陸前高田に行く予定でしたが、土曜日に仕事ガッツリ入れたのでナシ。日曜日に高田松原球場に向かうことにします。
以上49歳が書いたと思えねえ負け惜しみの反省文終わり。49歳になろうが490歳になろうが負けて悔しいと思わねえわけないんですよ(←そろそろ寿命の伊東が言うな)それでもこの一文にお付き合いいただいた皆様には御礼を申し上げます。