都市対抗野球東北二次予選は秋田市のこまち、八橋２球場で敗者復活・第２代表決定トーナメント一回戦が行われました。一球速報ホームページ（https://baseball.omyutech.com/）を見ての雑感を記していきます。
▽第２Ｔ一回戦 トヨタ自東 不戦勝 オールいわき
→コラムで。
▽第２Ｔ一回戦 水沢駒形倶 ７―２ 弘前アレッズ
駒形は初回４点を先制し試合を掌握。アレッズが三回に１点を返したが、六回以降駒形が毎回の追加点。八回に１点を返したアレッズだったが、終始ペースを握られ覆すことができなかった。
▽第２Ｔ一回戦 エフコムBC ８―０ ＪＲ盛岡
長年東北の舞台で戦い続けているメンバーの多いエフコムは、近年その舞台で戦い始めたJR若手投手陣を攻略。三回までに５得点を上げると、終盤にも３点を追加。20出塁を着実に点に結び勝ち上がった。JR盛岡は17出塁で機はつかむものの15残塁と点に結べず敗退した。
▽第２Ｔ一回戦 B-net/山形 20―１ 能代松陵ク
この２試合でチームとしての東北経験を積み重ね（個人としては思い出し）た山形は、四回までに４得点を奪うと、五回には大量10得点。七回にも打者一巡で６点をあげ、終わってみれば20得点の圧勝。能代は終始苦戦を強いられたが六回の１点あげ、初めての戦いを終えた。
▽コラム…今日は２つ。
まず、JR盛岡が17出塁を点に結びつけられなかったこと。プロ野球記録を見ると九回での残塁記録は19。ＪＲの残塁15、単純計算でほぼ毎回ランナーを二人残したことになりました。これだけ塁を賑わせれば点に結んでもと…思われるでしょうが、やはり野球はホームベースを踏んでなんぼっていうスポーツなんですね。さぞかし悔しかったことと思います。
もう１つはオールいわきの棄権。昨日も書きましたが、片道高速使っても５、６時間はかかる距離。西関東予選でも山梨球友クラブが体調不調者続出で試合に臨むことができなかったという話も入ってきていますが、いずれ日程が大きく変動して、職場の休みがその分ずれてくれるかというとそんなわけはない。目線厳しい方は「たかが２日」かもしれませんが、そういかない苦しさ、現実が苦渋の決断を生んだわけです。オールいわき、山梨球友ク共にまたの機会頑張っていただきたいと思います。
では、今日６月７日は第１代表決定トーナメントでは準決勝、第２代表決定トーナメントでは二回戦が行われます。日程最終確認は一球速報でお願いします。
《県立こまち》10時開始予定
▽第１Ｔ準決勝 ＪＲ東北―七十七銀行
東北５強宮城県勢の対決。JR東北は下克上を狙ったトヨタを集中打で攻略し勝負強さも見せて勝ち上がってきた。東北王者奪還を狙うためにも、この試合もいい形で勝ちたいところ。七十七銀行は今年は苦戦を重ねる傾向も強かったが、以前にもこういうパターンで「本番では強かった」という場面も度々見せてきた。アレッズ戦をどのように総括して試合に臨むか注目したい。
TDKは地元ということもあり多くの注目も浴びている中の戦い。初戦は山形に着実な攻めを見せて勝ち上がってきた。今年の勝ちパターンは誰で対応するのか、選手起用にも注目してみたい。日本製紙石巻はJR盛岡に食らいつかれたが、終盤一気にたたみ込んだ攻撃力は確かな力の証明。熱量高いTDKに勝つことで自力の高さを証明したい。
《さきがけ八橋》10時開始予定
▽第２Ｔ二回戦 エフコムＢＣ―B-net/山形
近年勃興ながらその県トップを狙いに行くチームの対戦。エフコムは大会初日で一敗を喫したが、トヨタに打ち負けず、ＪＲ盛岡からは８得点。投手陣が未知数（伊東が未掌握）だが、NPB経験者も含む打線で助けていきたい。
B-net/山形は３試合を経験し、いずれも中身のある試合を積み重ねてきた。前日の20得点猛攻ををどう処理して次の試合に臨むか注目したい。
▽第２Ｔ二回戦 トヨタ自東―水沢駒形倶
東北予選では緒戦破れた悔しさを昨日はクラブチームのライバルに先行して勝ち切った駒形がその勢いをぶつけるか。予想外に１日空いたものの第１トーナメントで攻撃力に手応えを感じたトヨタが上回るか。きょうのベストバウトになる闘いを。
…ということで、見所を記しました。記事制作なんとか継続できています。なんとかこのペースで、今年こそは最後まで書き切りたい（５年ぶりに）です。今日もおつき合いいただきありがとうございました。
