東日本大震災から10年を経た次の日「大船渡・気仙野球最大の原石」佐々木朗希投手がプロ初登板。1イニングを投げプロで実績を積んだ京田、阿部、ビシエド3選手を抑える結果を出しました。
自分が直接朗希君を見たのは
・17年夏 対盛岡北戦
・18年夏 対盛岡三戦
・18年秋 対専修大北上戦
・19年夏 対遠野緑峰戦
の4試合。佐々木君がMAX160kmを出せる投手なのは皆様承知と思いますが、プロ野球は「高い能力を1年間続けることを考えなければならない」世界。その観点で着目した試合は盛岡三との試合の6〜8回のピッチング。
序盤スピードは出したものの対戦相手にホームランを打たれるなど攻略された部分も。グラウンド整備明けの6〜8回は特に丁寧に「相手を抑える」ことに集中した投球ができていたと見ます。今回対戦相手だった同じ岩手出身の阿部寿樹さんが「彼の入ったストレートは速かった」と述べていましたが、短いコメントに込められた色々な意味を消化して、成長していただければと願います。