【あづま球場】
◇第2T一回戦 オールいわき3―1ゴールデンリバース
リバースは試合対応ギリギリの人数で試合に臨んだ模様。二回に先制すると、野手投手の奮闘で終盤までリード。しかしオールいわきは八回に投手登録の渡辺が本塁打を放つなど3点あげ逆転勝利。リバースの奮闘と併せて見事な試合を見せた。
◇第2T一回戦 JR盛岡 4―2 水沢駒形倶
岩手勢の戦いは、ここ数年悔しい立ち位置に居させられた水沢駒形倶が奮戦。しかし先手をとったJR盛岡がこの日も田上、寺田の二人が踏ん張り、八回の1点で止めをさした。
【信夫ヶ丘球場】
◇第2T一回戦 トヨタ自東 18―1 福島硬友ク
2年ぶりの代表を狙うトヨタ自東が18得点あげ、復活の狼煙をあげた。二回に5点をあげると5回以外毎回得点。阿世知以下右投手5人の継投で七回コールド。福島硬友クは二回に1点返し爪痕を残して戦いを終えた。
さて、リバースの状態には驚きしかありませんでした。少なくとも、岩見、真木、菊地3選手が公式戦で投手をしたという話を私は知りません。そしてオールいわきもクラブチーム同士なら容易く抑えられる打線ではないはずですが、そこは経験でフォローしたのでしょう。ただ、決着つけたのが本来投手の渡辺選手の本塁打…見届けたかったですね。
そして福島硬友ク。弘前アレッズ・青森勢の辞退を受けて急遽7年ぶりの二次予選参戦。リバースに延長まで戦い、企業チームとも久しぶりに対戦しました。富士通アイソテックが席巻していた福島社会人野球、この10年で撤退するチームもありましたが、継続して活動するチームはいずれ見せ場もつくる。意識持って戦い続けた福島硬友クに敬意を表すものです。
では10日の見所を。今日からは第一代表・東北王者を決める戦いが再開します。日程確認はJABAHP(www.jaba.or.jp)でお願いします。
【あづま球場】
◆第一T準決勝 きらやか銀行―JR東北
緒戦は三浦らが登板し、14得点勝利をあげたきらやか銀行。小島で一気に決めにいくか。安成の振る舞いに注目。JR東北は同企業対決を5―0で泰然と勝ち抜いた。前年王者が伸長勢力にどうたたかうか。
【信夫ヶ丘球場】
この2年の本選進出チームが早々とこの位置で対戦することに。七十七銀行はTDK戦に敗れたものの破滅的に負けたわけでなく第2Tも好スタート。一方トヨタ自東は日本製紙石巻戦で現れた攻撃陣の課題を福島硬友ク戦でどこまでクリアしたか。
◆第2T二回戦 JR盛岡―オールいわき
今回の「企業6強越え挑戦権争い」はこの両チームになった。新人野手が躍動見せるJR盛岡はある意味でこの試合が真価を試される試合。地力を確かに発揮したい。いわきは日本製紙石巻に苦杯もリバースに勝利。チーム一体で失点を抑え活路を見出だしたい。
台風の影響で天気がどうなるか心配なところですが、戦われる皆様の健闘と無事を願い項を終わります。