クラブカップの東北予選も今日開幕。荘銀日新スタジアムと街中の山形市営両球場で一回戦２試合、二回戦４試合が行われます。試合紹介とチーム紹介を兼ねながらお伝えします。
◆荘銀日新ス８時半頃
富士通アイソテック－弘前アレッズ
前年は西武ドーム目指す戦いで火花散らした両チームが今年は大館ドーム目指す戦いに挑む。富士通は都市対抗で苦杯喫したがクラブ選手権県ベスト４、ＣＣではいわき菊田などを破り準Ｖで東北に。本大会進出を成長の一助に。一方アレッズは前年西武ドーム進出も、今年は県内戦線で三菱製紙八戸に遅れをとった。しかし積んだ経験は伊達でなく、ＣＣの県予選は２試合圧勝で東北予選進出。
共に「新興チームだが実力派」の印象が強く、一回戦屈指のカードと言えそうだ。
◆荘銀日新ス第二試合 久慈クラブ－新庄球友ク
共に名を知られた古豪だが、近年は上位本大会進出がなく、復活の足掛かりにしたい。久慈クは都市対抗不参加、クラブ選手権でも初戦敗退だったがＣＣ予選ではパワー打線復活。広崎の力投で優勝を果たした。多く入った若手がチームを刺激している。新庄球友は都市対抗できら銀に敗退、クラブ選手権では県優勝したが東北予選では江刺に初戦敗退。ＣＣ予選でも鶴岡に敗退と不完全燃焼。ＣＣ第１回大会出場チームとしての意地を見せたい。
共に山谷乗り越えたチーム。そこからの伸長力が問われる。
◆荘銀日新ス第三試合 大曲ＢＣ－第一試合勝者
11年にはクラブ選手権本大会にも進出している秋田内陸の雄。ＪＲ秋田やＧリバースに勝つ地力も持つが、上位大会出場に至らず。しかし今予選では決勝進出。リバースに敗れたが東北予選進出は決めた。共に強豪だが万全に迎えうちたい。
◆山形市営第一試合 大崎トリプルクラウン－互大設備ＤＣ
共に県内の勢力図を書き換えての上位大会進出。勢いにのって「更に上」を目指す。
大崎は前年、有力チームが選手権予選に回った間隙をぬい東北進出。今年は予選にＨＯＫＵＴＯやＴＦＵも加わったが、決勝でＴＦＵを序盤に攻略。北宮城の雄の意地見せるか。互大設備ダイヤモンドクラブは各大会でコンスタントに１勝はあげてきたが上位チームに「更に上」を阻まれてきた。今大会は２試合目の準決勝でリバースに敗退したが、リバースの優勝で東北進出が決まった。
両チームともにつかんだ機会を離さず生かしたい所だ。
◆山形市営第二試合 鶴岡クラブ－遠野クラブ
県内「ナンバー２」争いをしていたライバルに追いつく気配の鶴岡に東北初出場に燃える遠野が挑む。
鶴岡は都市対抗できら銀に敗退、クラブ選手権でも新庄にリベンジされたがＣＣではすぐやり返し東北に。岩手勢に敗れた一昨年のお返しをしたい。一方遠野クは半世紀近くの社会人参戦で念願の初東北。都市対抗、クラブ選手権１勝ずつもＣＣでは前年東北進出の福高等を接戦で破り県準優勝を果たした。
今年度の戦いの中で遠野はトヨタと、鶴岡は全府中という強豪と戦い、その後に進化を見せた。接戦を期待。
◆山形市営第三試合
郡山ＢＣ－第一試合勝者
クラブ選手権は０－１ゲームで敗れ、都市対抗では福島硬友に初戦敗退したが、ＣＣ予選でリベンジし勢いままに優勝を果たした。クラブ選手権９回出場、準優勝１回の古豪が新興勢力の挑戦を待ち構える。
何とかクラブカップの東北予選に関しての記述は終わりました…。参加される10チームの皆様には、金曜日の試合ではありますが多くの方が参集して頑張っていただきたいと思います。既に中日本、西日本大会は組み合わせが決まりました。東日本も出場（が見込まれる）チームは５つ決まっています。
今年が最後の大会になるクラブカップ大会。大館ドームという舞台にたどり着くのは３チーム。注目して見守っていこうと思います。28日分の記述はここまで。お付き合いありがとうございました。
