MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

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2017社会人野球-クラブ野球選手権東北二次予選開幕!特集第3段は参加10チーム紹介と今日の見所。

クラブ野球選手権の東北二次予選、いよいよ11日開幕です。ここまで2記事使って、18大会分の予選を振り返ってきました。ようやく今年分の記事に入ることができます。お待たせしました。ここからは参加10チーム紹介と11日の見所を記していきます。

◆東北大会3年連続4回目 弘前アレッズ(青森県
 近年チームを結成し、すぐさま青森のトップを争う存在に。去年の本大会では九回に大逆転し、今年は県内ライバルをコールドで破り都市対抗県優勝。二次予選も経験した。
 青森市長でも2試合大勝し優勝。クラブ選県予選は2試合コールドで勝ち上がり。一つ一つ大事に戦い東北王者奪還、全国ベスト4を目指したい。

◆2年連続11回目 ゴールデンリバース(秋田1)
 途中チームの運営形態は変わったが、長きに渡り東北のクラブ最前線に立ってきた前年東北王者。
 春季大会は県ナンバー2争いのJRと接線の末敗戦。都市県はTDKに大敗を喫し、一関大会は警視庁に終盤突き放されるなど苦戦もしたが、県予選は、急成長互大設備を先制攻撃で破るなど強さ見せ優勝。去年は全国で苦い思いしたので払拭を目指す。

◆3年連続4回目 大曲BC(秋田2)
 前年は秋田予選優勝で東北予選に。江刺に惜敗し、富士通には大敗し11年以来2度目の全国はならなかった。
 今年は春季県大会一回戦敗退、都市対抗は1勝もJRに大敗。クラブ選では秋田ク、王冠を破り東北に。地元出身者で俳優の柳葉敏郎氏がアドバイザーに、経験豊富な選手とミックスした秋田内陸部の代表が再び西武ドームを目指しに行く。

◆2年ぶり7回目 鶴岡野球ク(山形1)
 現チームの結成は約40年前だが、長年の鶴岡社会人野球の系譜を受け継いでいる。今年は都市対抗予選を勝ち抜き、連続で東北に挑むも2敗。中1日でクラブ選県予選という厳しい状態を跳ね返し優勝。一関大会でもTFUに善戦した。
 10年代に入り東北舞台に立つことも増え経験も。次の目標は21世紀初の全国行き。

◆2年連続14回目 新庄球友ク(山形2)
 21世紀に入ってから山形のクラブチームを支えてきた古豪。00年、05年には西武ドームにも進出しているが、近年は鶴岡と激しく競っている。
 今年は都市対抗では一回戦できらやか銀行に苦杯。クラブ選県予選は鶴岡に敗れるも、天童に打ち勝ち東北に。去年は青森勢に2連敗、今回も一回戦スタートだが地元で良い所見せたい。

◆3年連続4回目 富士通アイソテッククラブ(福島1)
 東北の二大新興勢力。去年は本大会で4強に進み、今年も勢い維持。福島市長大会優勝皮切りに都市対抗県制覇、東北予選でも七十七銀など企業3チーム破り4位、クラブ選は本間以外の投手が奮戦し東北行きをもぎとった。
 一関大会も西多摩、しらおいと戦い経験重ね、今年は「更に上」を狙う。

◆3年ぶり5回目 オールいわき(福島2)
 富士通の躍進目立つ福島のチームだが、それ以前に東北・全国の強豪と相対したチームが。いわきはその代表格。21世紀で3度全国進出、いずれも優勝候補と渡り合った。今年は都市対抗から登場(2回戦)。クラブ選では準決勝で郡山Eをコールドで破り東北に進出。3年前は悔しい思いしただけにそのお返しを果たしに行きたい。

◆3年ぶり8回目 東北マークス(宮城)
 元々は名門NTT東北。クラブ化後07年からクラブ選に出場。全国4強など東北の雄と目されるも、NTTやJT在籍選手は一線から退き、転換期の中でクラブ選2年連続県敗退、都市対抗県予選でも苦しんだが、今予選はTFUに終盤逆転し東北に戻ってきた。
 “クラブの梁山泊”変わらず、クラブ選の借りはクラブ選で返す。

◆11年連続17回目 水沢駒形倶(岩手1)
 創立は大正時代。古くからクラブ野球を支え、90年代以降は「クラブを越えるクラブチーム」を旗印に高い目標を持ち戦ってきたが、去年は一回戦即予選敗退という悔しさを味わった。
 今年も春季知事、都市対抗は消化不良もクラブ選では力量存分に発揮し優勝。横倉、松岡らを旗手に再び高みを目指す。

◆8年連続11回目 オール江刺(岩手2)
 76年に水沢駒形の一部メンバーが結成。地道な取り組み結び03年に全国行くと強豪の仲間入りし08、11年にベスト8。
 去年も東北準優勝で全国に進んだが、立役者の投手が移籍。その中でも両及川投手を先頭に辛抱強く戦い、春季知事、都市対抗県1勝ずつを経てクラブ選で赤崎、盛友とスコア以上に厳しい戦い突破した。粘り強い戦いの中で成長見せられるドーム行きを。

 今年はこの10チームで西武ドーム行きを争います。大会初日は鶴岡ドリームスタジアムと酒田光ヶ丘球場で一回戦2試合、二回戦4試合が行われます。短評を。

▽鶴岡DS
1)オール江刺-大曲BC
 投手の経験値に勝る大曲と、巧剛備えた打力に勝る江刺。どっちのペースに巻き込むか。
2)富士通アイソテック-弘前アレッズ
 新鋭2チームが端から激突。都市対抗次次点で注目浴びる富士通に山口らアレッズがどう相対。
3)鶴岡野球ク-第一試合勝者
 密度濃い経験重ねてきた鶴岡が地元でいい所見せられるか。

▽酒田光ヶ丘
1)オールいわき-新庄球友ク
 この試合も「敗戦即敗退」。台頭小松復活岩崎のいわき投手陣に12年ぶり全国目指す新庄は打ち勝ちたい。
2)水沢駒形-東北マークス
 本日最注目カード。右投手強化の駒形に顔ぶれ変わりつつあるマークスが復活の狼煙を。
3)ゴールデンリバース-第一試合勝者
 資質の高さに定評ある投手陣がどう“全国仕様”にしてきたか注目。

 …と、以上6試合見所を紹介してきました。空模様がちと怪しい部分ありますがどうなりますか。皆様悔いなく挑まれることを願って項を終わります。


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