MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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資料製作日誌―実家処理の影響はボディーブローのように堪えまして/11県調査の到達点を確認。

 12月時点では、2月半ばの「JR東日本新幹線も乗れる平日パス」を使って1日国会図書館に行こうとしましたが、実家処分がうまく行かず中止を余儀なくされました。ここでひとつ、「調査対象県で何ができていないか」をまとめることにします。

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▽沖縄

 沖縄の資料はオール那覇琉球銀行クラブ2001年までをと考えていますが、それを完全に揃えるには20世紀の春季石川杯/秋季RBC大会の記録を得る必要が。国会図書館使えない以上は沖縄県立図書館にレファレンス依頼をすることを考えます。

▽青森、山形

 04年までは紙面、05~23年はテキストで収集しましたが、実はボロボロと抜けが存在しています。

 山形1975年/青森1971年以降はほぼ手中にしたはずですが、山形はバラバラに行動した影響があり、“第一期”時代に抜けが。青森も「肝心な箇所」の抜けがありました。青森は県立図書館の対応が利きますが、山形はそれが利きません。走り陣立ての悪しき面(後に決めた基準を満たせない)を思い知らされています。

鳥取

 調査対象11県のなかで一番資料が薄いのは鳥取。長期活動チームが米子鉄道局、王子製紙米子、鳥取キタロウズ→pairKingsの3チームしかなく、後者2チームに関してはある程度の資料を得ましたが、米鉄に関しては調べ尽くしたとは言えません。

鳥取・島根

 戦前の島根、鳥取は両県で一次予選の開催で、大毎(大阪毎日新聞)山口、大毎広島、島根の地方紙2紙で島根側からの視点のみで調査を終え、戦後も島根視点では調査を進めましたが、鳥取・米鉄視点での調査は薄いものがありました。長い?人生のなかで補うとして、当面は広く得た中国地方の資料をもとに行います。

 できれば1970代に出された「中国地区連盟20年」を見ることができれば一番いいのですが(協会報に記述あるが各地図書館の所蔵確認できず)。ちなみに島根は23年までテキスト収集済み。

▽佐賀

 逆に意外と進んだのは佐賀県。戦後第一期は1946~69年が活動期ですが都市対抗は収集。薄いのは戦前の部分。国会図書館デジタルで見ることができる「九州連盟の記録」で下調べを進めるとします。

▽宮崎

 07~16年についてはテキストの収集を目論んだが未遂に。

▽奈良

 96~04年までの奈良版テキストは得ましたが、02年までは奈良新聞を見る必要あるかも、と思っていましたが、当面は不可能ですね。

▽福井

 07~20年まで紙面、21・22年テキスト入手。22年に福井MD休部、他の動きもナシ。“復活”待望。

▽山梨

 10年まで紙面、23年までテキストで収集。まずは資料の整頓。

▽福島

 資料収集は1976年まではフル、77~00年は「総会(→福島市長旗)→都市対抗チーム紹介とトーナメント表→クラブ選手権トーナメント表~全国大会→日本選手権トーナメント表」。連盟報の記述がなかったクラブ選手権予選の記録を得るため00年まで上記パターンで記録収集。01年以降についてどうするかは検討中。

 00年までの福島版紙面では都市対抗、クラブ選、日本選手権+郡山市長旗、福島市長旗以外の地域大会の記事が見えなかった(見つけられなかった)のが残念でした。

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 こうしてみると、「まだ足りないかな」と思うこともありますが、当面は国会図書館に行くことができないので、とりあえずは「テキスト資料の電子化」「既得資料の整頓」を進めて今年中には「島根挑戦記」「山梨、山形、青森短報」の完成を目指したいです。

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