① 社会人野球福島市長杯大会は5月3日から5月5日、福島県営あづま球場を会場に7イニング制で行われました。岩手県からは水沢駒形倶が参加、福島上位チームと対戦しました。一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)を元に感想・雑感を記していきます
▽一回戦 水沢駒形倶 4-3 FKC
序盤先手を取ったのはFKCだが、駒形はすかさず反撃し三回までに同点に追いつき六回に勝ち越し。FKCは7回に追いつき延長戦に持ち込んだが、水沢駒形倶は延長八回裏にサヨナラ勝ちを収め二回戦進出を決めた。
▽二回戦 オールいわき6-5 水沢駒形倶
これまで煮え湯も飲まされてきたオールいわきだが、この試合は初回に5得点をあげペースを握る。駒形は二回に2点、三回に3点を返したが、3回にいわきがあげた1点が効果的に作用。終盤の駒形の猛追をかわしいわきが勝ち上がった。
以上結果で駒形はニ回戦敗退となりました。この大会は福島県上位チームと近隣の近隣県の競合が対戦するという形で行われています。当初は約30チームあった福島県内の上位チーム選抜大会の性格で始まりましたが、2000年代初頭に廃止になった郡山市長大会に代わって「他県強豪と福島県チームの対戦機会を持ち、レベルを維持・向上させる」大会に。今回の大会は東北マークス、コットンウェイ、TFUクラブなどクラブ選手権本大会出場経験チームも出場していましたが、今回は福島県チームが奮闘し、最終日ベスト4は全て福島チーム。今年の復権をかけるエフコムBCが準決勝でEKC習志野を18対1、決勝でオールいわきを12対0で破り優勝を決めました。
② 全国各地では3月から公式戦も始まり、もう中盤戦か…というところまで進行していますが、東北の社会人野球はまだ始まったばかり。岩手、宮城はすでに都市対抗野球予選が始まり、福島、山形、青森では今週末から同予選が始まる状況となります。去年から山形/青森に関しては拙稿で記述することにしていますので、新しい情報何か入ったら記す予定ではいます。
③ そして8日からJABA東北大会も始まりますので、東北からは岩手のトヨタ自動車東日本はじめ5チームが参加。全国強豪とどう戦うか注目していこうと思います。おつきあいいただきありがとうございました。
※福島市長杯付記 当初は「秋にヨークベニマル+クラブ上位」という、岩手県知事旗大会のような性格で秋期開催を目指していましたが、現行の形での開催に落ち着きました。