多くのサッカーファンにとってはご存知と思いますが、青森県の高校サッカーは青森山田高の一強が続いています。東日本プリンスリーグに所属するファーストチーム、東北リーグに参加するセカンドチームはもとより、青森県１部に参加するサードチーム、青森県２部に参加するフォースチーム…県３部のファイズチームは見なくなりましたが、どのチームも、そのリーグの中では圧倒的に強く、野辺地西が３軍に勝った様子がありましたが、県大会決勝戦では青森山田に大差で敗退。３部までの県リーグ戦に参加できるチームはまだ マシで、津軽地域やむつ地域のチームはインハイと選手権、新人戦参加すれば公式戦終了というチームすらあります。
ウェブ上の議論では青森山田と野辺地西を軸に高レベルな話がされていますが私はそこからは見ません。
県１部であれ３部であれトーナメント参加のみであれ…それぞれの生徒・選手の在る条件の下に、10代後半の人生をサッカーとともに取り組んだことそのものをコケにはされたくないんですね。私自身が地域で最弱チームで野球してきたから、というのもありますがそーいう目線で見てしまう。たまたま戦った場所が「その位置」というだけで、やってきたことをコケにされる筋合いはない。より上に突き詰めて頑張った人たちを評価こそすれ。
高校サッカー選手権の青森県予選の準決勝を見て…青森山田と準決勝で戦うチームにいつも思うことがあります。
あなた方はどういう思いでその試合に臨んだのか。
一定の試合を勝ち抜いた充実感と、青森山田に叩き伏せられた結果と、どういう折り合いをつけて、消化したのか。私からは先のような見解を記しましたが、実際に対峙した選手の思いも聞いてみたいものです。
「伊東君、君は社会人野球の関係者だったよね(怒)岩手アマチュア王座決定戦はいつ書くの」
…今週末時間が作れそうなので何とかその時に書こうと思っています。
