もう1日ぐらい天気いいまま進んでくれるかと思いましたが、予想より早く崩れ始め、岩手県でも14日は曇り空、午後からは風も荒れる状態になり、夕方からは小雨も降る状況に。昨日より厳しい環境の中、金ケ崎森山しんきんスタジアムでは都市対抗野球クラブ予選のブロック代表決定戦が行われました。一球速報ページ(https://baseball.omyutech.com/)の情報に基づいて雑感を記していきます。
▽Bブロック代表決定戦 釜石野球団 9―6 一戸桜陵ク
序盤から着実に点を積み重ねた釜石が試合のペースを握り続け、一戸の追撃をかわし準々決勝に進出した。釜石は四回までに7得点。一戸は四回に4点を返したが、五回にすぐ点を奪われたのが最終的に響き、終盤まで追撃したが及ばなかった。
▽Cブロック代表決定戦 MKSIBC 7―0 住田硬式ク
初戦の大量得点を自信にシード経験のあるMKSIに挑んだ住田だが、三回の4失点が響いた格好となり、その後も点を奪われ無念のコールド。MKSIは着実な試合運びで終始試合の流れを渡さず、8強に進出した。
▽Dブロック代表決定戦 盛岡球友倶 12―4 盛友クラブ
序盤に先手を取ったのは盛球。盛友は四回に1点を返し反撃の狼煙を上げたが、盛球はは四回4点、五回5点とビッグイニングを作り盛友を突き放した。盛友は4点返したが集中失点が響いた。
これで岩手県のクラブ予選は終わり、今週金曜日からの決勝トーナメント進出8チームが決まりました。19日金曜日に行われるカードは以下の通りです。
《森山しんきん》
金ケ崎町・トヨタ自東―大船渡市・赤崎野球ク
《北上江釣子》
▽リーグ戦
まとめて。第1試合は全弘前の打線が二回以降毎回の得点をあげキングブリザードにコールド勝ち。第2試合は初回9点など猛攻を仕掛けたアレッズが23得点勝ち、この時点でキングブリザードが予選敗退決定。“弘前市代表決定戦”となったアレッズと弘前の対決は四回に全弘前選手の同点本塁打で中盤までは競り合ったが、五回以降アレッズの攻撃陣が地力を見せ始め、終わってみれば7対2で都市対抗県予選7連覇。
この他にも福島県予選が今週末から始まり、ベスト4までが決定。5月20日にオールいわき、郡山イースト、郡山BBC、エフコムBCの中から県代表2チームと県予選優勝が決まります。秋田予選は5月19日から3日間の開催。10チームが集って東北行き2チームを争います。
宮城県予選は4月15日に行われた一回戦で勝ち抜いたハクサン(前名、白山クラブ)と大崎トリプルクラウンなど8チーム参加により、5月20日から22日にかけて二回戦以降の試合が行われ、東北進出3チームが決定します。
週末の天候の崩れが予想より早く来てしまい、今週末に行われる各地一次予選では中止が相次ぎました。休みになると途端に仕事シフトの調整などもあってなかなかに大変なのはもう身にしみて分かっていますが、それでも都市対抗野球といえば社会人野球のメインの大会。多くの社会人野球選手に戦いの場に臨んで欲しいと思っております。
今週は金曜日開催。あっという間にやってくるので…今日できれば森山しんきん見に行きたかったところですが、用事・仕事が山ほどあるのでうかがうことができませんでした(近いのに(;;))。皆様は今週末の試合どのように臨むのでしょうか。お体などお気をつけてお過ごしください。おつきあいいただきありがとうございました。