MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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クラブ野球選手権第1日。東北勢はいずれも敗退+第2日カード。【2021社会人野球】

 今日は。クラブ野球選手権は29日開幕。大和高田クラブが残念ながら出場辞退となりましたが、15チームが集い、長良川、大垣北両球場で一回戦7試合が行われました。日本野球連盟・JABAHP(www.jaba.or.jp)を元に雑感を記します。
▽一回戦 千曲川野球ク 5―3 東北マークス
 先制は千曲川。マークスは三、四回に3点を挙げ、前半をリードして折り返す。しかし千曲川は六回に追いつき、八回に2点を挙げそのまま逃げ切った。マークスは後半の援護が欲しかった。
▽一回戦 マツゲン箕島 10―1 オールいわき
 優勝候補と目される箕島が、初回に5点をあげると、三回までに9点あげる猛攻でペースを握り、七回コールドに。オールいわきは初回に1点を返したが、以降の反撃を 封じられ、奮闘する2投手を援護できなかった。
▽一回戦 ゴールドジム18―2 オール江刺
 中盤以降大量点をあげたゴールドジムが江刺を突き放しか、二回戦進出を決めた。初回は共に2点ずつ取り合い、三回までは2―2のタイスコア。しかし四回、ゴールドジムが8点をあげると、中盤3イニングで16得点あげた。江刺はベテラン投手陣が奮闘したが、中盤以降は圧されてしまった。
▽一回戦 全足利クラブ8―0 久慈クラブ
 久しぶりの全国大会でいい所を見せたかった久慈だったが、全国大会常連の足利にわずかな綻びを見逃してもらえず、特に三回2アウト後のエラーが大量点に結んでしまった。打っても足利投手陣の前に1安打に抑え込まれ、全国レベルを見せられた。足利は要所とらえた攻めを見せ二回戦に。
▽シンバネット6―3 浜松ケイスポ
 両者0が並んだ序盤戦。先制したのは四回に3点あげた浜松。しかし、シンバネットは五、六回に1点ずつ詰めると、七回に4点をあげ一気に逆転。初出場で初戦突破を果たした。浜松は後半に追撃が欲しかった。
▽県警桃太郎 9―0 ウイン北広島
 兵庫県警桃太郎は初回から猛攻を見せ、三回までに8―0とすると、五回にだめおし。七回コールドで勝ち上がった。17年ベスト4の再現を狙った北広島だったが、桃太郎の攻勢に足をすくわれた。
▽ハナマウイ 8―5 MSH医療
 東京ドームにも行ったハナマウイに対してMSHは序盤攻めの姿勢を貫き、六回まで3―0とリード。しかしハナマウイは七、八回の攻撃で3点を挙げ追いつくと、延長タイブレークでは一気に5得点を挙げMSH突き放した。MSHの奮闘は称えられていい。

 さて、何から話せばいいでしょう。
 スポーツ大会の参加に制限がかかる ご時世ですが、この大会では特に北海道、東北のチームが遠征メンバーの編成に悩んだ様子が見てとれました。今大会は「一球速報」サイトが試合の状況を紹介していて、そこにはベンチ入りできたメンバーも紹介されていますが、北海道、東北のほとんどは試合を成立させるだけで精一杯だった様子がうかがえました。中にはクラブチームガイドラインの14名を割るチームもありましたが、さすがに状況が状況なので杓子定規的な対応をせず試合は行われました。
 そして結果は…。
 必要以上に尖りやすい世相も手伝って、SNSでは早速「東北に代表枠4は云々」と語られていますが、当事者はわかっているのですよ。以前、代表地区割り変更の議論の中で、「参加チーム」と「全国大会の勝利数」を加味した指標が出され、東北4枠目と北信越2枠目が比較された結果、僅差で北信越の枠が近畿に移動したいった経緯があったので。
 枠の議論はしかるべき場で論じられると思いますが、SNSの議論は意外に届くものです。そこを視野に入れての話かたりをお願いします。

 5月30日に行われる試合のカードのみ紹介します。
長良川球場】8時開始予定
▽二回戦 千曲川野球ク―ゴールドジム
▽二回戦 兵庫県警桃太郎―TOKYO METS
▽準決勝
【大垣北球場】8時開始予定
▽二回戦 マツゲン箕島―全足利クラブ
▽二回戦 シンバネット―ハナマウイ
▽準決勝
 30日は1日2試合が行われ、決勝戦進出2チームを決める戦いが行われます。皆様状態万全にして試合に挑んでください。お付き合いいただきありがとうございました。
※所用次第で記事製作が決勝戦と一括になる可能性があります。ご了承ください。
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