今日も都市対抗野球について触れていきます。
昨日記述した南関東地区ですが、ハナマウイがYBC柏を8―0で破り、東京ドーム進出を決めました。本西さんというNPB含めた指導歴の長い方がいて、独立リーグで腕を磨いた選手が加わっていたとはいえ、それだけで勝てるほど野球は甘くなく。コロナ禍下にあって工夫凝らして戦い抜き、東京ドーム進出という結果を出したことに敬意と祝福を表明します。
で、東北に移ります。今日は第1トーナメント決定二回戦4試合が行われました。JABAHP(www.jaba.or.jp)情報をもとに雑感を記します。
新しいフォーメーションを模索しているトヨタ自東は千葉を先発に。日本製紙石巻は序盤攻勢をかけ四回までに3―0とリード。技巧派斎藤→宮内とつなぎ逃げ切った。トヨタ自東は後半こらえたものの打線の援護が利かなかった。
◆第1T二回戦 TDK 4―2 七十七銀行
◆第1T二回戦 きらやか銀行14―2 ゴールデンリバース
◆第1T二回戦 JR東北 5―0 JR盛岡
JRチーム同士の対戦となったが実績に勝る東北が先制、中押し、だめ押しと攻め立て、桜糀ら投手陣が盛岡を完封し準決勝に。盛岡は左腕田上→寺田が継投し奮戦したが得点を奪えなかった。
【あづま球場】
◇第2T一回戦 オールいわき―ゴールデンリバース
前年クラブ選手権本大会に出場したチームによる対戦。実績と見せどころはリバースがつくってきたが連戦の疲労が心配。体制を作る部分で優位にたついわきは初戦の苦杯をここで晴らし一勝を目指す。
◇第2T一回戦 水沢駒形倶―JR盛岡
こちらは岩手県同士の対決。岩手2位を争うケースが多い両者だが近年はJR盛岡が抜け出す状態に。2試合を年長投手で戦ったJRは新世代レギュラーが援護したい。駒形は菊地、松本智が登板できれば互して戦う大きな力に。こちらも攻撃陣がカギ。
【信夫ヶ丘球場】
◇第2T一回戦 福島硬友ク―トヨタ自東
東北の敗者復活・第2代表トーナメントはここから5回勝たないと目標にたどり着けないシビアな戦いです。一方でリバースや駒形といった県外クラブチームは試合をできる状態をつくるところから戦いを強いられます。様々な思いをぶつける場…今年は直の観戦が叶いませんが注目して見てください。おつきあいいただきありがとうございました。