今日は。各地で都市対抗野球の予選が進み、南関東地区ではYBC柏―ハナマウイで第三代表が争われるという展開に。ハナマウイは女子野球部もあると聞いていまして、男子野球部は結成2年。それがかずさマジックを打ち破るとは…。YBC柏は数年前の一関大会でその強さ実感させられていますので、どちらがドームに進出しても面白いことになりそうです。
で、目線を東北に向けましょう。予選には東北5県12チームが参加し熱戦が始まりました。。JABAHP(www.jaba.or.jp)情報をもとに試合結果の雑感を記します。
【あづま球場】
◆第1T一回戦 ゴールデンリバース8―7 福島硬友ク
延長13回までもつれ込んだ「19クラブ東北王者」vs「20CC東北準優勝」対決、四回までは福島硬友クがリードを奪うも、五、六回の集中打でリバースが追いつき延長に。13回タイブレークで3点奪ったリバースが福島硬友クの反撃を2点にとどめ次戦に進出した。
◆第1T一回戦 JR盛岡 2―1 富士通アイソテック
【信夫ヶ丘球場】
ここ数年数多く東北の舞台で戦っているいわきがどこまで迫るか注目されたが、日本製紙石巻は初回に4点あげ先制かますと、以降五回まで毎回得点でコールドに。いわきは失点こそ減らしたが完封を食らう悔しい結果に。
◆第1T一回戦 七十七銀行 12―0 水沢駒形倶
七十七銀行が二度のビッグイニング、2本塁打で駒形を打ち破り、投げては小笠原以下4投手継投で無失点と勝ちきった。駒形は事情が重なったのかこの日のマウンドを馬場一人でまかなうことに。総じて苦戦を強いられた。
―昨日の記事では「目線が離れていた」と書きましたが、やはり始まると気持ち熱くなりますね。実際見に行きたいところですがそれはかなわず。JABAHPの速報見ながらがんばれー思って見届けるとします。
では7日開催の二回戦4試合。この日から登場の4チーム紹介と併せて書いていきます。
【あづま球場 10月7日】
岩手予選では思わぬ反攻にもあいながら次世代選手の台頭も表れて8連覇を果たした。鷹羽、佐々木、桜庭らの躍動を小野、北見らが支えたい。去年は「全国の壁」「消化不良」も味わっただけに佐野監督先頭に打開図る。
◆第1T二回戦 TDK―七十七銀行
コロナ禍を大きく受けた県予選、実質1試合1勝のみ(2不戦勝)で東北進出。小木田、長谷川といった好素質の投手を擁するだけに次は打線が自信を持つことが本大会進出の鍵となりそう。七十七銀行は集中打も見せて初戦突破。主戦投手の鈴木らが勝負に徹した投球を見せて「チームとしての勝負強さ」かき立てたい。
【信夫ヶ丘球場 10月7日】
◆第1T二回戦 きらやか銀行―ゴールデンリバース
15年以降三度のドーム進出で東北の顔となりつつあるきらやか銀行。日本代表小島の背中を追い若手投手も成長。県予選は1982年以来39連覇を果たし、次の目標に向けてかけ上がりたい。リバースは初戦粘り勝ち。諸事情でベストからは遠い体制で試合に臨んでいるという話だがそれでも「出ている選手がベストメンバー」の意気で意地を。
◆第1T二回戦 JR東北―JR盛岡
同会社対決のカード。地力はやはりJR東北が優勢。去年東北王者で全国でも一勝をあげている実績は大きい。今県予選でも七十七銀行に勝ちきって東北進出。あとは短期決戦のトーナメントをどう入り良くするか。
JR盛岡は初戦を寺田の好投でものにした。当然村上、長鈴も刺激は受けるはず。若手の中澤からベテラン関口まで総力で強敵(ライバル)に挑む。
…今日はこの通り書けましたが、一週間続く長丁場の大会、何とか書ききるように努めます。おつきあいいただきありがとうございました。