今晩は。31日は日本選手権、クラブカップ共に予選最終日が行われました。先ずは3試合の結果から。
◆日本選手権第2代表決定戦 七十七銀行 3-2 トヨタ自東
延長13回までもつれた勝負は、七十七が劇的なサヨナラ勝ちをおさめ、2年連続の大阪ドーム進出を決めた。東谷は13回を完投。トヨタは先手をとられた3回から阿世知を投入、今期の不調を払拭するように踏ん張ったが吉橋共々あと一歩届かず、リベンジはお預けとなった。
◆クラブカップ第3代表決定戦 鶴岡クラブ 3-1 久慈クラブ
久しぶりに巡ってきた上位大会進出の好機。先手をつかんだのは鶴岡。久慈先発広崎の立ち上がりを突き2点を先制。5回にも追加点をあげ序盤リードを奪った。久慈は6回に1点を返し反撃に出たが、以降も鶴岡富樫の前に点を奪えず、東北の壁に跳ね返された。鶴岡は悲願の進出。
◆クラブカップ東北予選決勝戦 大曲BBC 17-1 郡山BBC
決勝戦、蓋を開けてみれば大曲が予想以上の大勝、優勝を果たした。安打は10本だが(おそらく)郡山投手陣の制球の乱れを突き6回までで8-1、7回に9点をあげダメを押した。都市対抗優勝投手陣の田口は1失点完投。郡山は7安打放ったものの点に結ばず悔しい結果に。
以上踏まえて、両本大会東北代表チームは以下の通りとなります。
◆日本選手権
1.日本製紙石巻
2.七十七銀行
※指定JABA大会優勝でJR東日本東北
◆東日本クラブカップ
1.大曲BBC
2.郡山BBC
3.鶴岡野球ク
※開催地県予選優勝でゴールデンリバース
この後日本選手権は…大阪ドームを利用するバファローズの都合もあるので、「11月開催」以上は何とも言えません。クラブカップは間もなく(9月後半)です。岩手県関連で言えば東北連盟大会予選が9月第3週に行われます。ここまで来ると「シーズン終了」も間もなく、ですね。
今年で最後になるクラブカップ大会、他の2地区大会は組み合わせも決まっているようです。初日分の組み合わせと兼ねて紹介します。
13、14日に行われる西日本クラブカップ大会。
▽北九州市民
てるクリニック-徳島野球倶
関メディ学校-八代レッドスター
▽北九州大谷
滋賀高島ク-MSH専門
山口防府ク-BAN-BC
次は27、28日に行われる中日本クラブカップ大会の出場チームと初日の組み合わせです。
▽浜松
静岡野球倶-ファイティングスピリット
奥伊勢クラブ-所沢グリーン
▽磐田城山
ヤマハ発動機ク-佐久コスモ
エディオン愛工大OB-TOKYO METS
ここまで2大会を紹介してきました。20~21日に行われる東日本クラブカップもじき組み合わせは決まるでしょう。ちなみに東北以外の出場チームは例年通りだと
▽北関東→太田球友、宇大OB(クラブ選手権の代表決定戦敗戦)
▽北海道→トランシス、苫小牧(クラブ選手権代表決定戦と準決勝でWEEDに敗戦)
…いうあんばいになるのでしょうか。今年で廃止の決まっているクラブカップ大会。廃止理由に「出場チームの固定化」なんてのも言われましたが、それは違うのでないか?と疑問に思うものです。結構出場チームの「撹拌」はできていたと見ますが。
とは言え、この大会の廃止は決定の方向。後は各地のチーム・連盟がどう実情見ながら工夫していくか、が問われるのかな、と見ています。
上位進出チームの健闘を願うとともに、この間戦われた皆様にはお疲れ様でした、と申し上げ、項を閉じます。