MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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2012社会人野球 全日本クラブ選手権岩手県予選、一回戦・二回戦の結果。

 おはようございます。
 23、24日に行われた全日本クラブ選手権岩手県予選大会。私伊東は所用が重なり試合を見ることができませんでした。JABAホームページ、岩手日報の記事を基に一回戦、二回戦の試合結果を紹介します。
 まずは大会初日に行われた一回戦の試合からです。
◎九戸クラブ8-7釜石野球団
 九戸が2度のビッグイニングを生み出し釜石を逆転。田沢も試合を投げず、完投での勝利をあげた。釜石は4回に逆転されるも5回に再逆転。小刻みに加点し、斉藤、佐々木平が試合を作っていただけに、8回の二度目の4失点が響き復帰後初勝利には届かなかった。
◎北上REDS7-6遠野クラブ
 北上が序盤の速攻でペースをつかみ1勝をあげた。北上は初回に4点、2回に2点を奪取。先発守山は序盤こそ安定しなかったが、粘り強く投げ完投勝利をおさめた。遠野は序盤に急襲を食らい、後半に追い上げたが、序盤の打ち合いに競り負け、あと一歩届かなかった。
◎雫石クラブ8-1黒陵クラブ
 共に今シーズン初登場の両チームだが、予想外の展開となった。
 先手をとったのは黒陵だったが雫石はすかさずその裏に逆転。4、5回に1点ずつあげると6回に3点をあげコールドに持ち込んだ。雫石は新戦力の平沢が好投。一方黒陵は加藤が踏ん張りきれず明暗を分けた。
矢巾硬式ク3-2一戸桜陵ク
 矢巾・在家、一戸・戸舘満の力投でしまった試合展開を見せたが、最後は終盤の点の取り合いを制した矢巾が次戦に進んだ。6回までで1-1。7回に両チームが点を取り合ったが、8回に矢巾が1点を奪うと、その後の一戸の反撃を在家が封じ投手戦を制した。戸舘満も健闘。
◎高田クラブ7-1前沢野球倶
 2年前のリベンジを狙う前沢は初回先制。そのまま中盤に持ち込もうとしていたが、高田は4回に追い付くと5、6、7回と連続得点。バックアッパー投手陣の森、伊藤勝が好投、復活後初勝利をあげた。前沢は先手をとり序盤はペースを握っていただけに中盤の大量失点が痛かった。
◎盛岡球友倶13-3住田野球ク
 盛岡球友が2回までに8得点の攻勢をかけ、ペースを握ってコールドに持ち込んだ。投げてはベテラン高橋から小松につなぎ3失点に抑えた。今シーズン初登場の住田は後手に回ってしまった。終盤持ち直し、3回に2点、7回にも1点は返したが悔しい結果と相成った。
 試合ごとの報告記事、ここからは二回戦8試合をお伝えします。
矢巾硬式ク10-8花巻硬友倶
 延長13回タイブレークの激闘を矢巾が制した。4回に3点先制した花巻だが矢巾が9回に4点奪い逆転。しかし花巻も裏に追い付いて延長タイブレークに。10、12回に追い付いた花巻だったが、13回に2点もぎ取った矢巾が、花巻の攻撃を封じベスト8に進出。
〇水沢駒形倶6-3雫石クラブ
 先手をとったのは駒形。しかし裏に雫石が逆転。駒形逆転→雫石同点→駒形勝ち越しと展開が激しく変わったが、駒形が5回に追加点を入れると、その後は雫石の反撃を許さず逃げ切った。雫石は李沢が先発。敗れはしたものの平沢と共に存在感を見せた。今後に期待。
〇福高クラブ6-5盛岡球友倶
 シーソーゲームを制したのは、硬式社会人チームとしては1日の長を見せた福高だった。先制は福高も序盤にペースを握ったのは盛球。しかし5回から福高が盛り返し、8回に盛球に追い付かれたものの9回に福高が勝ち越した。福高戸来、盛球菊池の粘りの投げ合いは見事。
〇盛友クラブ4-2高田クラブ
 盛友は初回、3回に1点ずつあげ先手を握った。高田は3回に1点を返すが6回に盛友も追加点。高田もすかさず1点返すが、7回に突き放された。武田は完投勝利。高田は前年存在感を見せたチーム相手に三浦、金野良の二本柱を投入したが、後手に回ってしまった。
〇オール江刺14-0北上REDS
 都市対抗を経てより強力になった江刺が、前年の都市対抗では苦しむ場面もあった北上に高橋翔の本塁打など14点奪い大勝した。水一コンビの伊藤尚→佐々木貴の継投で北上を完封。北上は新人の小原が先発。序盤は試合を作っていたが中盤以降打ち込まれてしまった。
〇赤崎野球ク12-3一関BBC
 都市対抗で苦杯を喫した赤崎がその悔しさを晴らす大勝でベスト8に進出した。赤崎は2回に先制。3回に勝ち越してから攻撃の手を緩めず12点。慶喜→純一の佐々木リレーも決まった。一関は3回に一度追い付き、6回にも2点を返したが中盤以降の大量失点が響いた。
〇久慈クラブ6-3九戸クラブ
 先手をとったのは復活後初戦となった久慈。しかし九戸も4、5回の攻勢で3-3と追い付く。もしやの予感も漂ったが、終盤に久慈が勝ち越し、九戸を突き放した。九戸は長打の数は上回り個々の選手の能力は見せたが、あと一歩経験の差で届かなかった。
宮古倶楽部9-0盛岡市立ク
 この試合は宮古倶楽部の不戦勝という扱いとなりました。盛岡市立は都市対抗でも選手の参加には難儀していた様子が見えていましたが、こういう形で不安が現実になったのが残念でなりません。再挑戦に期待します。なお、宮古は5月の福島大会を棄権敗退していたので戦わずして今季1勝1敗となりました。
 以上第一週に行われた試合を経まして、今日明日と東北行き切符2枚をかけたたたかいが行われます。
 対戦カードは以下の通り。
◆江刺第一試合 オール江刺-久慈クラブ
都市対抗の経験をへて再びの全国を狙う江刺に、少数ながら新人も入り活気づく久慈が挑む。
◆江刺第二試合 赤崎野球クラブ-福高クラブ
→初戦コールドの赤崎が勢いに乗るか、ハマれば破壊力のある福高が4年前のリベンジを果たすか。
◆前沢第一試合 盛友クラブ-宮古倶楽部
→去年“第三のチーム”に名乗りをあげた盛友が初の東北行きを狙う。宮古は事実上の初戦をどう戦うか。
◆前沢第二試合 矢巾硬式クラブ-水沢駒形倶楽部
→初戦、苦戦を経験した駒形がどうネジを巻き直してくるか。矢巾は延長戦を制した底力を見せたい。
 事前の記事を形成できずこの記事がクラブ選手権に関してのものとしては初出となりました。先週はどうしても外せない所用もあり、試合を見届ける事はできなかったので、今週2日間は有意義に過ごせれば、と考えます。
 この辺で第一週の報告終わらせていただきます。
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