今週は3つ記事をあげる予定です。その第1段として、8月19、20日に岩手県で行われた東北クラブカップ大会の模様を、一球速報ホームページ(https://baseball.omyutech.com/)情報を元にを記していきます。
▽一回戦 オールいわき5―3 MKSIBC
近年東北で戦う機会も増えてきたMKSI、いわきに先手を許すも小刻みに点を重ね五回までに逆転。しかしいわきは五回裏に追いつくと七回にサヨナラ本塁打を放ち逆転勝ち。MKSIはエースが奮闘も、勝負としては詰めをあやまった格好となった。
▽一回戦 B-net/山形 4―0 大崎トリプルクラウン
2年連続で東北の舞台で戦うこととなった大崎は、今度こそ東北一勝を、と戦ったがこの大会での上位進出を狙う山形が凌駕。初回に先制すると七回に3点をあげダメ押し。右のエースが大崎打線を3安打に抑え準決勝進出。
▽一回戦 オール江刺 10―9 いわき菊田ク
7イニング制で行われたと思わない猛烈な点の取り合いは江刺が2度の窮地を追いつきサヨナラ勝ちに持って行った。
最終七回表の時点で6対2とリードしていた菊田が久しぶりに東北一勝成るかと思われたが、オール江刺がその裏に同点に追いつき延長タイブレークに。九回も菊田が3点先行も江刺が再び追いつく粘りで10回のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。
▽一回戦 キングブリザード4―3 互大設備DC
6年ぶりに東北の舞台で戦うこととなったキングブリザードは初回に先制を食らうも、その後中盤、毎回のように得点をあげリードを握る。互大設備は六回に同点に追いついたが、その裏に勝ち越しを許し、後手に回ったのが惜しまれた。
▽準決勝 B-net/山形 6―2 オールいわき
ともにクラブ戦では悔しい思いをしてクラブカップに回ってきた両チーム。三回に両者点を取り合うが、その後試合のペースを握ったのは四、五回に追加点をあげた山形だった。最後にダメ押し点をあげた山形は中盤に投げた新人投手が勝利投手に。いわきは中盤突き放されたのが響いた。
▽準決勝 オール江刺 11―1 キングブリザード
2003年クラブ野球選手権以来の東北一勝成し遂げたキングブリザードはその勢いを江刺にもぶつけに行きたかったが、猛暑の連戦で主力選手にも負傷者が出てしまい、前回一勝あげた時の捕手がマウンドに立ったが江刺打線の攻略を受けた。江刺はこれまで内野手と認識した選手が登板。野球勘の良さを見せ完投勝利を上げた。
▽決勝戦 B-net/山形 3―2 オール江刺
クラブ選に回ってもおかしくない両チーム。江刺は左腕2投手が奮闘、試合を折り返す五回までに3対0とリード。山形は六回に反撃を開始し2点を返したが、7回制のこの大会ではすでに終盤、反撃する余力を失った。先行した江刺が2019年以来の優勝を成し遂げた。
今年は岩手県の開催で、6月末時点で意識した大会はこちらだったもので、少しは見に行けるかと思いましたが、残念ながら仕事が山ほど降ってきてしまい、19日の休み時間を使って1試合30分を見るのがやっとでした。