▽決勝戦 東北マークス6―5 オールいわき
マークスが初回に4点先制するもいわきは五回までに1点差まで詰める。後半は一転投手戦。九回にいわきが同点にしたが、マークスがその裏にサヨナラ勝ちで、前大会予選予選の悔しさ晴らす東北優勝を成し遂げた。
▽敗者復活代表決定戦 久慈クラブ 12―1 新庄球友ク
山形16年ぶりの全国進出に向けて、近年加入?投手が先発したが、久慈は初回に6点を奪うなど三回までに12点を奪い試合の流れを掴み、長くチームを支えるベテランから4連投の若手投手まで3投手継投で17年ぶりの全国進出を果たした。新庄は六回に1点返したが、序盤の大量失点で足をすくわれた。
▽敗者復活代表決定戦 オール江刺 4―2 水沢駒形倶
2017年以来4年ぶりの本大会進出を目指す江刺は五回までに4―0とリード。先発投手は初日立ち上がりを突かれたのを教訓に好投。完投で全国行きを導いた。駒形は六回に2点本塁打を放ち反撃なるか思わせたが、江刺投手を捉えきれなかった。
―ということで、東北残る2代表は久慈クラブ、オール江刺と岩手のチームが獲得し、東北王者は東北マークスに。3日間にわたった予選を終わりました。
それにしても、19年大会全国進出チーム4つのうち、弘前アレッズは出場辞退、富士通アイソテック→エフコムBCは未エントリー、ゴールデンリバースは出場体制を縮小と、各々「試合に臨む」という点から苦労を強いられ、他に能代松陵ク、鶴岡クが出場辞退と大変な大会になってしまいました。皆がベストな状態でグランドに現れ、その中で代表チームを争う。こうできればいいというのはみんなわかっているけど、様々な事情でそれが叶わない(特に今年)。どう整理をつけていくか…というのは悩んだところと思います。
ほんでも、予選の試合を戦い、その結果4チームが代表権を得ることができた。それも間違いのない事実です。いささかシビアになりますが、「野球の試合はグランドに立って試合に臨み、1点でも多く得点を挙げたものが試合に勝つ」というのが基本。在った条件のもとそれを達成したマークス、いわき、久慈、江刺の皆様には来たる舞台で自分の実力を思いっきり発揮してほしいと。そして試合に臨んで敗れた駒形、新庄、リバース、郡山イースト4チームの皆様には、今回の負けにひるまないで「今の時点の敗戦が『確定した評価』ではなく、今後戦い続ける限りは『勝つチャンスはまた現れる』からそれに向けて頑張って欲しい」と思います。(漫画ハイキューの読みすぎだ、なとというツッコミは受けつけませんよ)
さて全国に目を移すと…3地区が二次予選開催。近畿地区は第1代表準決勝まで進行し、兵庫県警桃太郎に圧勝したマツゲン箕島と競り合いを制した関メディ学園が第1代表を争います。東海地区は試合は決行されたようですが情報がまだ入ってきていません(18日19時30分現在)九州地区は一回戦と準決勝を開催。沖縄・シンバネットワークと鹿児島ドリームウェーブがともに一回戦競り合いを制し、二回戦は差を広げて勝つという試合内容で代表決定戦に臨むこととなりました。コロナ禍もそうですが、春先天候が大きく荒れる状態です。お体ばかり気をつけて試合に臨んでください。
おつき合いありがとうございました。