こんにちは。しばらくは「2010ディケイド(10年紀)回顧」とシーズン中書ききれなかった大会結果について記していきます。
まずは10月18、19日に行われた北上市長旗大会について。このときは図書館めぐりをしていたので岩手の天候は承知していませんが、二日間で無事大会は完了。前年は強大な台風来襲に見舞われ、多数のチームが棄権する事態に。今年はコロナ禍もあり例年出場していた秋田、宮城両県からの参加はなしとなり、8チーム参加で行われた試合の結果は下記の通りです。情報元はJABAHP(www.jaba.or.jp)。
◆一回戦 盛岡球友倶 4―0 北上REDS
盛球は鈴木治、REDSは高橋郡の両エースが先発。盛球が初回に先制、四回に中押し、八回にはだめ押しの1点をあげ試合を掌握。北上は鈴木の好投の前に点を奪えず完封で敗れ去った。
◆一回戦 オール江刺 22―0 黒陵クラブ
江刺が二回に大量15点あげる猛攻を見せ、投げても小山以下数人の継投(バッテリー表記がずれていたので)で完封。黒陵クは見せ場を作れず完敗した。
◆一回戦 遠野クラブ 8―7 花巻硬友倶
四回までに遠野が6―1でリードも花巻が五、七回に攻勢を見せ同点にするなど猛追見せて緊迫した展開になったが、最後は遠野がサヨナラ勝ち。
◆準決勝 盛岡球友倶 8―6 遠野クラブ
遠野は小向、御法川と新規投手陣が登板。経験値に勝る盛球打線が複数得点を重ねリード。遠野は御法川、佐々木隆貴の長打などで食い下がったが一歩届かなかった。
◆準決勝 富士大学 6―1 オール江刺
16年CC以来の大会タイトルを目指した盛球は鈴木治が3連投でマウンドに立ったが富士大は初回から着実に加点。盛球は四回に2点を返したが富士大は攻撃の手を緩めず7回コールドで優勝を成し遂げた。
表彰選手は下記の通り。鈴木治さんの大会表彰は…10数年ぶりの可能性がありますが後日調べ直してみます。
川原直貴(富士大・最高殊勲選手賞)
鈴木 治(盛岡球友倶・敢闘賞)
佐藤 要(富士大・首位打者賞)
北上大会準優勝経験のある遠野クラブを破った盛岡球友倶が4年ぶりのタイトルを目指しましたが、強敵富士大の前に及ばず。どうしても“巧”投手の鈴木さんが目立ちますが、粒揃いの野手陣、意志疎通しやすい環境(同職場多し)もあり、もう少し勝っていいチーム。今年は富樫君という左腕投手が加わり、これから積み上げを目指すのでしょうか。いい形でシーズンを締められたと思います。
遠野クも今年は例年と違う投手起用が見えました。例年得点力は一定の力量持つだけに投手再構築次第ではより手強いチームになりそうです。花巻硬友倶は競りましたが…来年は「自分等が主役」の意気で。北上REDS、黒陵ク、矢巾なども次にどうつなげるか。注目するとしましょう。
準備が整ったら引き続き未記載大会の記述をします。おつきあいいただきありがとうございました。