社会人野球はJABA一関大会も終わり、、そして今週末にはクラブ野球選手権の東北二次予選が行われます。あ、都市対抗野球本大会も熱戦展開中。クラブ野球選手権がどこまで進行してきたかというのを東北部分と全国部分で記していきます。
第一部は東北部分。すでに東北予選進出10チームは決定。岩手県に関しては拙稿で記してきたので、ここでは岩手県以外の5県について記述します。
▽青森県→一次県予選は6月23日弘前はるか夢球場で3チームによるワンデーリーグ戦が行われました。
昨年の東北部分での勝利数で上回るキングブリザードは先行したかったが、全弘前が三回に先制すると、五回に大量9点のビッグイニングを作り試合をリード。コールドに持ち込んだ。キングブリザードは五回に1点を返したが、直後の9失点が痛かった。
前試合の払拭をかけたキングブリザード、二回まではこらえるも三回以降弘前アレッズの攻勢に大量失点を浴びこの試合もコールドで予選敗退が決まった。弘前アレッズは五、六回に朝一巡以上の猛攻を見せ、投げては期待の左腕投手が七回を完投勝利。
2年連続の東北予選進出を狙った全弘前だが、弘前アレッズは二、三回に攻勢を見せ6-0とリード。全弘前や七回に2点を返したが、アレッズはその裏にすかさず3点を取り返しサヨナラコールドに持って行った。
以上経過で弘前アレッズが優勝。クラブ選の2年連続出場を狙った全弘前は、全国的経験を積んだ投手がチームに帰還し登板したが残念ながら結果には結ばず。弘前アレッズの参加9大会連続の東北出場を決めました。※20年二次予選出場権利を持ち越した21年ニ次予選辞退。
▽秋田県→6月14日~16日にかけてTDKスポーツセンターで開催。ここまで県内で苦戦を強いられることも多かった秋田BBCが1勝+準決勝でも秋田GLANZに延長戦に持ち込むなど奮戦。もう一つの準決勝はゴールデンリバースが能代松陵に競り勝ち前年都市対抗野球のリベンジを果たした。決勝戦はリバースがGLANZにコールドで勝ち東北進出。
▽宮城県→6月22、23、29日に石巻市民球場で参加7チームで開催。石巻日和とハクサンの石巻対決はハクサンが勝利。近年有力選手を加入させ存在感を見せる大崎トリプルクラウンが決勝進出、東北マークスにも食らいつきましたが5-3でマークスが競り勝ち東北二次予選進出。
▽福島県 6月15、16、22日に表郷天狗山、あいづ球場で10チーム参加で開催。組み合わせの不幸か、前年全国に進出したEKC習志野と福島最強エフコムが初戦で激突、エフコムが8-3で勝ち勝ち上がり。一回戦から登場のFKCが2勝し、郡山BBCが近隣の全白河を破り、オールいわき、エフコムと共にベスト4に。「1勝すれば東北」の状況のもとの戦いではエフコム、いわきが東北進出、第3代表決定戦では郡山が勝ち十数年ぶりの東北進出を決めた。
▽山形県→6月22日に山形県営ヤマリョースタジアムでワンデートーナメントで開催。
・一回戦 片山商会BC9-8 新庄球友ク
試合は両チーム点の取り合いとなったが、要所を押さえムードを維持した片山が新庄の反撃を振り切り準決勝に進出。二回4点、八回2点が利いた格好となった。
・一回戦 B-NET/YAMAGATA7-0 鶴岡野球ク
前年はYAMAGATAを凌駕する戦いを見せたこともある鶴岡だったが、この試合は都市対抗東北予選で存在感も見せたばかりのYAMAGATAが圧倒。鶴岡は五、六回に2安打で得点機にランナーを進めたが届かなかった。
・決勝戦 B-NET/YAMAGATA8-1 片山商会BC
前試合で攻撃力を見せたYAMAGATAはこの試合でも序盤から攻め立て特に3回は6安打に長打を集中して5得点を上げ試合のペースを握った片山商会は四回にちょうど線類だ2つで1点を会社がその後の追撃を聞かせられなかった。
YAMAGATAの実力は都市対抗野球、そしてこの大会と確かなものを見ましたが、実はこの後の東北クラブカップ予選では鶴岡野球クラブに敗れています。各チームのつばぜり合いで山形社会人野球の底上げがなされればと願うものでございます。
とりあえず東北の部分は以上書きました。岩手県?すいません見てきてください(手抜き)次の項では全国の二次予選の模様を記していきます。
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19日から都市対抗野球本大会が始っています。東北から出場のJR東北、日本製紙石巻、沖縄から出場の沖縄電力を中心に見届けていきます。