▽一回戦 花巻硬友倶 不戦勝 黒陵クラブ
▽一回戦 一戸桜陵ク 9―8 北上REDS
事実上の開幕戦となったこの試合、先制は北上。しかし五回以降は点の取り合いとなり、八回に一戸が逆転したかと思われたが、九回に北上が追いつき延長タイブレークに。先行の北上が2点を取ったが、一戸はその裏3点を取り返しサヨナラ勝ち。北上はエースが奮闘したが逃げ切れなかった。
▽一回戦 遠野クラブ 6―5 矢巾硬式ク
こちらも延長タイブレークまで持ち込まれた接戦の末、遠野が勝ちあがった。試合は序盤から点の取り合い。後半は毎回のように動態が変わり、矢巾が最終回追いつき延長に。十回に1点をあげた遠野がその裏の矢巾の反撃を振り切り準決勝に進出した。
今日行われた試合はどっちも延長タイブレークにまでもつれ込む熱戦でした。どのチームもキーポイントになりそうな投手が登板。勝った一戸・遠野はもとより、届かなかった北上・矢巾も手応えを感じた一戦ではなかったでしょうか。6月に行われる岩手県クラブ選手権に向け、宿題をどうこなしていくか注目です。
16日に行われる3試合のカードと見所は以下の通りです。
▽第1試合 準決勝 盛岡球友倶―花巻硬友倶
両チームとも実戦はこの日から。共に試合をつくるベテラン投手がいるだけにバックが盛り上げていくか注目したい。球友は半年前大会の準優勝越えを、花巻は初の決勝戦進出を狙う。
▽第2試合 準決勝 一戸桜陵ク―遠野クラブ
両者ともタイブレークに打ち勝って準決勝進出。数年前準優勝チームの遠野は投手陣の顔ぶれが変わったが爆発力もついた攻撃力に期待。一戸は 三度の集中攻撃で勝ち上がった攻撃力を発揮できるか。バリエーション多くなった投手陣にも注目 。
▽第3試合 決勝戦
例年春先は暖かい日もありますが、風の強さも身にしみる北上江釣子での試合。去年の夏あたりから防風ネットが立てられ、なんぼか緩和された部分はありますが、天候がどう変わるかは読みきれません。皆様お気をつけてお過ごしください。