《1》コビッド19・コロナについて頭から外れない日もなく、一方で惨事便乗でろくでもねえことかたりする輩もいて。トリアージの議論を「貴族の遊び」感覚で語り、ジャマなものを排除すりゃそれでいい、という考えには冷たい視線しかくれてやるものはありません。
ナチュラルに隔離生活をしている私、デジタル利用の野球資料整理も本格的に。特に凝ったアプリは使っていませんが、Windows10の機能もつかみ、1日15〜20ページ整頓が進んでいます。きょうはプロ野球に在籍した二人の久保寺姓選手(静岡商から1977〜84年ホークスの雄二選手と逗子開成→横須賀魚市場から1950年東急フライヤーズの昭投手)の資料をまとめ完了。昭投手については文章化途中なので完成をお待ちいただくとして、今回は雄二選手関連で。
《2》雄二選手は1985年、静岡帰省中に26歳で夭逝します。守備位置は…野球ゲーム風に書けば「主位置サード、サブポジセカンド、ショート、外野」ですか。常時出場選手ではありましたが守備位置はかなり変動し、ベテラン選手の引退で空いたサードに落ち着いてむこう10年大丈夫かと思われた矢先の夭逝。雄二選手の訃報を伝えた新聞の中で、「これは今現在こそ気を付けないとわんない」と思った一文があったので、該当文を下記の通り引用します。
===(以下引用の記述)===
『風邪は万病の元といわれるように油断できない。軽い気持ちでいると、とんでもない事態を引き起こす。年末から年始にかけてややもすると暴飲暴食に陥りやすい。特に若い人はどうしても若さを過信してしまう。そのために疲れが蓄積されて、眠時時間も短くなる。そのうえ我々日本人は特に寒さに対する心感が鈍い。
その結果はどうなるかというと、抵抗力がウイルスに対して弱まっているから、風邪ひき起こしてしまう。「とにかく風邪をひいたら体を休めることです」(東海大医学部内科教授・岩村健一郎さん―当時―)風邪をこじらせたり死へ、というケースはよく知られている。それと体が弱まっているところへ、無理をして厚着もしないで外出したりすると、心臓が狙われる。冷たい外気で、体の表面の血管が縮まる。そうすると血液が一気に心臓へ集中してくる。一定のテンポで動いている心臓は、ここで集中してきた血液を処理するために、動きの切り替えをしなければならない。当然、心臓の負担が大きくなる。それによって「心臓が止まったり、発作が起きる」(岩村)。狭心症や心筋こうそくなどを起こしてしまうのだ。
運動で鍛えているから心臓は強いという見方は常識的だが、必ずしもそうではない。運動をしている時に強くても、平静時や体調をくずしたり、無理をしたら健全な動きをするかどうかはわからないからだ。過信は禁物だ。』
===(以上引用終了)===
《3》雄二選手はレギュラーとしてありつづけるために相当体を痛めつけていた、という話も聞きます。スポーツ選手だから「強い」と過信/我慢してわんない、というのを思わされます(サッカーの松田直樹さんの件でも思いました)。また、人間が冬にどう傷みやすくなるか、記事は35年前のものでありますが、ここから自分守るため何したらいいか、考えていただければ幸いです。
《4》私は11年前に心筋梗塞起こしていますが、幸い変調を変調と見て、無理な我慢をせず(できず)手術に到りましたが、外科的な痛みにも似てますからそうだと思って…というのもあるのでは、と考えています。コビッド19・コロナ抜きにしても変調起きやすい季節です。皆様お気をつけてお過ごしください。
長文おつきあいいただきありがとうございました。