MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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「十回忌」だった日と「残り時間」、そして「今後」。【3媒体共通記事】

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都市対抗の記述はもうしばらくお待ちいただきます。

 いまから10年前。

 数日前からの背中の痛みと息苦しさが頂点に達し、病院に駆け込み、心筋梗塞の治療はどうにかなったものの、その年までの数年間のしんどい生活がたたり、一般的な人生の営みを歩むことを断念せざるを得なくなりました。

1)命が助かったのは様々な偶然が前向きに転がったから

 2005年初冬から心身の調子を悪くし、収入を得るためと自分の実情・実力以上の仕事をし、さらに食事を方々からの「余り物」でまかなうなど、おおよそ一般的な生活からはかけ離れた状況に身を置き体調悪化は止まらず破綻に。ただ

・数日前に病院に行った際「次何か変調起きたらすぐ病院に」指示。

・自力で動けるうちに病院に駆け込めた(自宅に行ったら電話なし、当時は携帯もなしで動けなくなる=最悪の事態)

・病院でも手術できる体制があった

 と運のよさが重なり、三時間越えにはなったものの生還することはできました。

2)一般的な人生は絶たれるも道は見つけ何とか生存

 手術は成功し帰還しましたが、悪かったのは心臓だけに非ず、特に精神疾患の再来は再就職に影響し、特にある大手企業のパート面接での精神部分テストで絶望的な結果を突きつけられた時には「生きること自体を諦めようか」という思いに。幸い直後に今の職場とつながり、なんとか生きる場を得られたのでこうして生きていますが、それとて一般的な社会人からしたら「低い水準」の生活環境です。

3)家族の環境が変わったあとどう生きるか

 先頃、母の手術は成功しましたが「もう手術で対応できる箇所はない」というのも宣告されました。早晩母がいなくなるというのははっきり見える状況になり、私と兄はどうするか。考えているのは「兄の足手まといにはなりたくない」。できることなら帰郷を考えていますが、実家は人が居住できる環境ではありません。

4)考え込んでいたところに「引きこもり」関係の殺人事件

 他に手段は…と考えていたところに「引きこもり」関係の殺人事件が相次いで起こりました。紙一重の箇所にいる私にとっては他人事にできず、そこへ別方向からも精神に負荷がかかることも起きたので、今週は対人の仕事を極力減らして行動していました。精神の回復を待って先の部分の話は進めます。

5)本来はあり得なかった出生。唯一の選択肢は「生き抜く」のみ。

 兄を出産後、妊娠で難儀した母。「最後」と思った妊娠の途中で病気に見舞われ手術。周りからは堕胎を強く進められましたが母は断固拒絶。その結果生まれでてきたのが私です。先に書いたような人生になっているから口さがない人からは「(記述自粛)」と言われたりもしますが、何とか社会の端っこにしがみついて生きています。

 一歩何かがズレていれば、10年前に終わっていた人生。親孝行は「親より早く逝かない」ことだけになりそうですが、せめて「産み出した存在が世の中でもがきながらも生きている」様子は見せ続けていこうと思います。

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