MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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準々決勝制したのは近畿×3と九州沖縄。クラブ野球選手権第3日短報と最終日みどころ【2019社会人野球】

送信先を間違えていました。時間遅れましたがアップします。

 今日は。大会第3日は「一番面白い準々決勝」。テレビ中継もある第4日進出をかけて4試合が行われました。JABAHP(jaba.or.jp)情報をもとに記していきます。

◆28日 準々決勝・短報

 大和高田ク 4―2所沢グリーン

 OBC高島 3―2松山フェニックス

 ビッグ開発ク4―1千曲川野球ク

 マツゲン箕島5―1 横浜金港ク

 所沢は大和高田クにタイブレークまで持っていきましたが惜敗。巧者同士の対戦はOBC高島に軍配。ビッグ開発クは千曲川の、箕島は金港の攻撃を抑え、最終日に進出しました。では最終日のみどころです。

◆準決勝第一試合 大和高田ク―OBC高島

 東近畿地区代表同士の対戦。地区予選では大和高田クが勝ったが、スコアは1―0。大和高田はタイブレークを制した反動がどう出るか。高島は久しぶりの「大舞台での連戦」に対する対応力が試される。

◆準決勝第二試合 ビッグ開発ク―マツゲン箕島

 28日の試合では中盤からブーストかけて勝ちきった両者が対戦。4チームの中では少数精鋭ぎみのビッグ開発は一踏ん張り利かしたい。箕島は横綱相撲のような展開で2勝。どう試合に入り込むか注目。

◆第三試合は上記2試合の勝者による決勝戦が行われます。

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 先にも書きましたが、29日開催ゲームはBS放送のJ―SPORTSチャンネルが中継に入ります。注目の戦いの行方は如何に…できる範囲で見届けましょう。おつきあいいただきありがとうございました。

リバース、アレッズも敗退―クラブ選手権第2日結果短報と第3日みどころ。【2019社会人野球】

 今日は。クラブ野球選手権は27日に一回戦残る4試合が行われました。JABAHP(jaba.or.jp)記載の情報もとに結果短報と28日開催予定の準々決勝みどころを紹介します。

◆27日・一回戦

 ビッグ開発ク2―0 YBC柏

 千曲川野球ク4―0ゴールデンリバース

 横浜金港ク 5―3弘前アレッズ

 マツゲン箕島6―1矢場とんブースターズ

 一回戦はコールドゲームなし、いずれのチームも見せ場はつくりましたが、残念ながら東北・北海道地区5チームは緒戦敗退となってしまいました。続いて28日開催4試合のみどころです。

◆第一試合 大和高田ク―所沢グリーン

 野手陣の入れ換えで難儀したという大和高田だが緒戦逆転勝ちは地力ある証拠。元NPB選手の比屋根が引っ張りに行く。所沢は柄澤や土岐といった企業チーム経験者が後援に回り若い選手の思いきりのよさを引き出して再びの優勝を狙いに行く。

◆第二試合 松山フェニックス―OBC高島

 共に長年の積み重ねを経てチーム力をつけてきた。松山はいわきに先手をとり続け一勝。試合巧者の面を発揮することができるか。OBC高島は雌伏の時を経験しながら腐らず取り組んだ結果が全国一勝を呼び込んだ。技巧戦になりそうだ。

◆第三試合 ビッグ開発ク―千曲川野球ク

 緒戦投手戦を制したビッグ開発クだがYBC柏投手陣にも苦められた。勝負に出るポイントを見極めて押していきたい。千曲川はわずかな綻びを見逃さずリバースに勝ち抜き。準優勝経験チームはその経験をどう試合運びに活かすか。

◆第四試合 横浜金港ク―マツゲン箕島

 アレッズ相手に12安打で打ち勝った金港は、一方で失策も3。この結果を消化して王者クラスに立ち向かう。箕島は勢いに乗ってぶちかましに来た矢場とんを寄りきって白星。古豪金港にはどのように戦うか注目したい。

 クラブ選手権で8強に残るくらいだと、都市対抗でも企業チームに渡り合える力を持つチームがほとんど。今回8強で都市対抗・日本選手権の出場有無+クラブ選優勝経験有無を見てみると(自分のPC不調のため記憶に頼っています)

・大和高田ク→ク選有、都市有、日選有

・所沢グリーン→ク選有、都市なし、日選有

・松山PX→ク選有、都市有(PXとして)、日選有

・OBC高島→ク選なし、都市なし、日選有

・ビッグ開発ク→ク選有、都市なし、日選有

千曲川野球ク→ク選準優勝が最高、都市、日選なし

・横浜金港ク→ク選なし、都市有(出場はS20年代、2013年はストライクひとつまで迫ったが…)、日選なし

・マツゲン箕島→ク選有、都市なし、日選有

 2006年以降はクラブ選手権優勝で日本選手権出られますので、そこの経験は多くありますが、ほんでも条件厳しいですからね。今大会にしたって残り8チームのうち1チームだけでしょ、優勝は。千曲川、金港がそこに届くか。OBCはクラブ選経由では初となるか。1年のクラブ野球を凝縮した生きざまを見届けるとしましょう。

 おつきあいいただきありがとうございました。

富士通、いわき敗退。地元所沢など勝ち上がる―クラブ野球選手権第1日結果【2019社会人野球】

 今日は。Twitterタイムラインでクラブ野球選手権の様子を眺めていましたが、天気が荒れたりして大変だったようです。となりの西武第二球場で行われていた社会人野球日本代表―NPBライオンズの練習試合はコールドゲームきらやか銀行の小島投手が同代表に選出されているので注目していますが今日投げたべがね。クラブ選手権はドーム球場開催なので開催はされましたが、結構遅くまでの試合になったようです。

 所用から帰ってきたはいいのですが、パソコンが「フリーズ…ひぃ、ひぃ、ひい〜!(仮面ライダードライブ?のノリで)」なってしまったので、試合結果はそこまでメモっていた結果短報、見所も昨日同様勝ち上がりの様子記述はなしで記していきます。

◆26日の結果短報

 大和高田ク 6―3富士通アイソテック

 所沢グリーン5―4札幌ホーネッツ

 松山フェニックス6―2オールいわき

 OBC高島 4―3ゴールドジム

 東北…というか福島県2チームは敗戦。所沢、高島は接戦を勝ち抜きました。続いて27日・第2日の見所です。

◆第一試合 YBC柏―ビッグ開発ク

 YBC柏は数年ぶりの登場。千葉県内では千葉熱血との“第三勢力”争いを激しく演じていた中で全国進出に。千葉初の全国制覇といくか。その全国制覇を数年前に成したビッグ開発は、選手異動サイクルの早さをものともせず、群雄割拠の九州地区を勝ち上がった。いかに戦うか注目。

◆第二試合 千曲川硬式ク―ゴールデンリバース

 北信越地区の第一人者千曲川は去年の借り返し本大会に。決勝進出も経験しているが、更に一歩上を目指す。過去2大会緒戦勝利のリバースは東北王者として臨む。「最終日進出」目指す鍵は前年金足農メンバーか。。実は二刀流の小沼に注目。

◆第三試合 横浜金港ク―弘前アレッズ

 去年は開幕ゲームで箕島に苦杯を喫したアレッズだが、二刀流込みの多様な投手を擁し、まず一勝からの上位進出を目指す。神奈川の古豪・金港クは雌伏を経ての本大会復帰。見せ場はつくるが意外と4強以上の経験が近年ない。壁を越えに行く。

◆第四試合 矢場とんブースターズ―マツゲン箕島

 前年こそ準優勝に終わったものの最終日進出は常連の箕島は、後援含めチーム体制を改めて再び優勝を狙う。矢場とんはロジスターズ等ライバル多い中狭き門を越え本大会に。全国レベルでの“熟達”は為ったか試される。

 どうにも天気がコロコロ変わりやすく。私は日曜日午前中は埼玉県に。夜中はバケツひっくり返すような雨に遭いましたが、朝8時頃には嘘のように晴れていました。西武ドームには屋根はありますが(だからドームなんだろ)そこまでの移動などは十分にお気をつけてください。おつきあいいただきありがとうございました。

クラブ野球選手権26日開催。見所を紹介します。【2019社会人野球】

 今日は。社会人野球クラブチームの一大祭典・クラブ野球選手権が26日から開幕します。くしくも関東には来ていますが、所用あっての話で、しかも今晩から帰郷しますので西武ドームには行きません(所用のための休みもギリギリ)。26日の試合は一日ずったり見ても損をしない試合揃いだったので残念ですが泣く泣く帰ることにして、今記事では明日行われる4試合の見所を紹介します。

◆第一試合 大和高田ク−富士通アイソテック

 前年度優勝チームの大和高田クが開幕戦に登場。佐々木恭介監督が任についてからも確実に力を維持し続け、今年も連覇を狙う。富士通は県予選で不覚をとり、ゴールデンリバースには苦杯を喫したがそこから2連勝でドームに勝ち上がった。層を増した投手陣が王者とどう対峙するか。

◆第二試合 札幌ホーネッツ−所沢グリーン

 共に全国制覇を経験したチームではあるが、そこからは一世代、二世代時計が回っている。所沢は10年優勝後も関東トップレベルの力は維持。なんといっても地元中の地元なだけに良い所を。ホーネッツは03年優勝以降しらおいや北広島などに先行され、辛酸をなめ続けてきたが、諦めず勝機をとらえた。勢い発揮し16年ぶりVを。

◆第三試合 オールいわき−松山フェニックス

 松山は数年前の都市対抗出場時主力メンバーの入れ替わりもあり、戦い方は多少変わったが中国地区のライバルを越えてきた。四国野球の底力を見せていきたい。いわきは2014年以来の本大会。こちらもレギュラーは変わったが、5年の間に選手たちが着実に地力をつけた結果が本大会出場に。思いきり戦う。

◆第四試合 ゴールドジム−OBC高島

 ここ数年で力をつけたゴールドジムは、「マッチョ応援団」と共に大きい存在感を示すようになった。全国制覇を目指すが、一試合を大事に。OBC高島は紆余曲折を経て東近畿代表枠に食い込んだ。以前は日本選手権にも出場した実力派。ようやくの全国舞台に腕ぶす。

 …お気づきと思いますが、記事製作の準備ができず東北以外は勝ち上がりの様子を記すことができませんでした。用事の合間につくる時間ができるかと思いましたが、考えが甘かったようで…。見には行けない、記事も書けないで散々ですが、グラウンドに立つ皆様の健闘は強く願うものです。大舞台頑張ってください。

所用で記事製作不可です。

 日本選手権の東北予選が終わりましたが、私は現在関東の親戚回りで記事を作る環境にありません。今晩はそれができたとしてもクラブ選手権の方を優先します。明日中には帰郷します。時間割いていただいた関係者の皆様ありがとうございました。

 ああ、そういや大船渡高校・佐々木朗希君も近隣にいますね。しかし申し訳ありませんが応援見学しに行くこともできません。行動が雄弁に語る、で堂々と頑張ってください。私はぜーぜーはーはーと迷子になってます(笑)

22日から開催の日本選手権東北最終予選の見所を紹介します。【2019社会人野球】

 

 今日は。今記事は22日から宮城県で行われる社会人野球日本選手権最終予選の記事について記していきます。今年は東北チームのJABA対象大会優勝に至らず、参加資格9チーム中8チームが最終予選に臨みます。組合せの確認はJABAHP(jaba.or.jp)よりお願いします。今項では大会一回戦の案内を兼ねて各チームの見所を紹介します。

仙台市民球場9時過ぎに開始予定

◇JR盛岡−日本製紙石巻

 今季のJR盛岡は県内大会でトヨタ自東に激しく食らいつくようになったがまだ「トヨタ超え」は果たせてなく、都市対抗では弘前アレッズの後塵を介した。若手の成長に加え寺田が復調。6強超えを目指す。

 日本製紙石巻は確かな地力と不可思議な「決定戦での苦杯」が同居。都市対抗でも二度勝っている七十七銀行に代表決定戦で敗れている。それでも前田監督先頭に座しているつもりはなく、代表権を貪欲につかみに行く。

◇JR東北−JR秋田

 現在東北最強と目されるJR東北。全国に出ても「ひとつ勝つのは当たり前」に。今夏の都市対抗では信越クに快勝、東芝にも食らいついた。西村、西川に代わりうる選手も台頭。より上を目指す。

 出場8チーム中唯一都市対抗北行きを逸したJR秋田は様々なタイプの揃う投手陣でいかにJR東北打線を止めるか。静岡・スクールパートナー戦では大量点奪うなど底力もあるだけに番狂わせを。

石巻市民球場9時過ぎに開始予定

七十七銀行トヨタ自東

 ここ数年低評価を受けることも多かったが、在籍する選手が勝負根性を見せ、今夏は二度敗れた日本製紙石巻に勝ちドーム行き。ヤマハ戦で突きつけられた「攻撃力アップ」をどこまで伸ばしてきたか注目。

 前年都市対抗東北王者のトヨタ自東は、今季は苦戦。しかし「チームに厚みを持たせる」模索を積み、定期戦では千葉や原田の成長を見せた。6強の一席から東北の先頭を目指し、まずはこの大会の優勝を。

きらやか銀行−TDK

 一時はクラブチームになり命脈を保っていたきら銀も、いまや押しも押されもせぬ東北の強豪に。先頭走る小島は社会人日本代表にも選出。選手権も「あと一歩」越えて本大会出場を目指す。

 東北初の黒獅子旗保持者・TDKはここ数年苦戦。都市対抗では企業に勝てず敗退も北海道大会で日鉄鹿島に勝ったのが反転攻勢のきっかけになるか。木場、中野が存在感。小木田の本領発揮で本大会に。

 日本選手権の最終予選は東北を皮切りに9月に本格化。JABA大会、都市対抗野球、クラブ選手権などの優勝チームと併せた本大会進出の32チームが決まります。最終予選は入場料大体500円かかるのと、仙台市民球場は駐車場が有料なのでその部分ご考慮して観戦してください。試合に臨まれる皆様のご健闘願い項を終えます。

JABA岩手定期戦、トヨタ自東2勝/復興交流試合に宮古倶参加。【2019社会人野球】

 今日は。今日は10、11日に行われた岩手関連の試合をJABAHP(jaba.or.jp)、復興交流試合については公式HPに載っていた写真で判明した試合結果を基に記載します。

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 まずはJABA岩手県定期戦。今年は岩手企業のトヨタ自東、JR盛岡、青森県八戸学院大、愛知県の日本福祉大の4チームが洋野町・種市オーシャンスタジアムに集い、6試合が行われました。

◆JR盛岡  7−5 八戸学院大

 JR盛岡は初回の4得点など序盤の先制攻撃でペースを握り、六回までに7−1。JR河内山は終盤猛追は食ったもののこらえきり完投勝利。八学大は5投手継投でも2ポイントでとられられ、八、九回に4点返すも届かなかった。

トヨタ自東 16−0 八戸学院大

 岩手JABA大会初登場の八学大はJABA岩手最強のトヨタ自東と相対。三回までは0−2と食い下がっていたが、四回以降はトヨタペース。トヨタは北見が3長打1本塁打。板垣が登板に至るなど好材料見せ勝ち上がった。

◆日本福祉大(ノーゲーム)トヨタ自東

 トヨタ自東は日福大出身でいまや存在感を示す鷹羽。母校に恩返しといきたかったが恩返ししたいのは後輩も同じで四回終了までで日福大が5−0とリード。しかし濃霧が進み5回で試合中止、ノーゲームと相成った。

八戸学院大 5−4 日本福祉大

 唯一の大学チーム同士の試合は八学大が最終回に一挙5点奪い逆転という劇的な展開で一勝をあげた。日福大は七回まで3−0とリード。3投手継投で逃げ切るかと思われたが落とし穴が待っていた。

◆日本福祉大 3−2 JR盛岡

 JR盛岡は敗れはしたものの、年長者の寺田、田上が奮戦。生平も存在感を見せた。二、四回に両者点を取り合うもののシビアな展開になったところを七回に打ち破ったのは日福大。4投手継投で接戦を制した。

トヨタ自東 3−2 JR盛岡

 最終戦は岩手トップ争いの2チーム。JRが二回に2点先制したが、トヨタは三回に1点返し、膠着状態で迎えた六回に同点、七回に勝ち越したあとはこの日先発の千葉が九回完投で逃げ切った。JRは三回以降の攻撃を封じられたのが痛かった。

◆表彰選手(敬称略)

 原田竜生(最高殊勲選手賞・トヨタ

 藤原直也(敢闘賞・日本福祉大)

 林 航希首位打者賞・日本福祉大)

 今大会はトヨタ自東−日本福祉大がノーゲームとなり、実行試合数にズレが生じたため大会の順位はつけないことになりました。そのなかで原田捕手が最高殊勲選手賞を受賞。ノーゲームになったもののトヨタにいい投げっぷりを見せた藤原投手が敢闘賞、林航希選手はこれ以上ない打率10割で首位打者賞を獲得しました。大学チームは秋季リーグ戦、企業2チームは22日から始まる日本選手権東北予選に向かって走り出します。

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 もうひとつ。宮城県南三陸町の平成の森球場で行われた宮古倶楽部−東北マークスの試合結果を記載します。

◆東北マークス12−2 宮古倶楽部

 全国行きは逃したが、確かな実力を持つマークスが先制→中押し→だめ押しと加点し12得点をあげ一勝。宮古倶は四回、七回に1点ずつあげたが、失策なども絡みリードを拡げられた。

 震災復興交流試合は2011年から始まり、いまは高校、大学・社会人あわせて数十チームが宮城県内を会場に交流試合を広く行う大会になっています。参加された宮古倶楽部の皆様お疲れさまでした。

 ここで盆前の記述は終わり。20日前までには日本選手権東北最終予選の記述ができるように努めます。おつきあいいただきありがとうございました。

クラブ野球選手権東北予選第1日詳報・グラフ。【2019社会人野球】

 今晩は。10日からはじまったJABA岩手県定期戦、開催情報がどこからもつかめなかったので、やむを得ず後日に試合結果のみの紹介となります。ご了承ください。

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1.クラブ野球選手権8月2日6試合の結果詳報

 今項のメインは8月2日に行われたクラブ選手権初日の結果。実は、ある程度の記述は進んでいてあとは写真の配置どうするか…と考えていたら何も触っていないのに記事製作で使っていた携帯電話がスタート画面に。ま、今年限りで強制的に変えさせられる(3Gサービス終了)のですぐの代変は考えませんが。そんなもので作り直しになった記述は以下のとおりです。

石巻市河南球場》

◆一回戦 富士通アイソテック14−0 盛友クラブ

 朝7時に30度を超える猛暑の中始まった試合は、盛友クラブの立ち上がりを突いた富士通が試合の流れをつかみ、3投手継投で完封勝ちし二回戦に進んだ。

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いまやローテの一角を担う上石投手。富士通は厚い選手層をもって暑さに対応しました。

 富士通は四球から好機をつかみ、渡辺からの4連打をきっかけに5点先行。四回以降も八百板の本塁打などで加点した富士通が七回コールドに。

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(左)ランニング本塁打を放った八百板飛馬選手は兄でNPBイーグルス所属の卓丸選手に負けない存在感を見せます。(右)盛友は序盤の失点を跳ね返そうと必死の取り組みを見せましたが…

 盛友は念願の東北舞台に降り立ったが以上高温も加わり初回5失点。二、三回は無失点に抑えたものの武田、佐々木、酒井と東北の洗礼を浴び、打線も点を奪うに至らず一回戦敗退と相成った。

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長らくチームを支え、盛友を東北進出に持ってきた武田投手、柴田選手。成田捕手ら新鋭がどう経験を生かすか注目していきます。

◆二回戦 東北マークス13−3 鶴岡野球ク

 鶴岡は述べ6投手の継投でマークスに相対したが、マークスは四回に大量7点をあげ、投げても林下→佐藤駿の継投で七回コールド。鶴岡は冨樫、木俣が二回マウンドに上がり奮戦し、打線も3点返したが四回の失点が響いた。

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地元開催とあって特に気が入っていたと思われる東北マークス(写真は18年一関大会)。鶴岡クは継投策など工夫して相対しましたが苦杯を喫しました(写真は17年都市対抗)。

◆二回戦 ゴールデンリバース4−3富士通アイソテック

 この日…というか今大会のベストバウト。午後になり暑さが尚止まない中先手をとったのは二回に3点をとったリバース。しかし富士通は三、四回に1点返すと、九回に追いつき延長に。11回までもつれた試合は小沼を先頭に踏ん張ったリバースがサヨナラ勝ちし幕を閉じた。

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左・延長11回を投げきったリバースエース小沼投手(なぜか登録は外野)。右・富士通高野捕手は秋山捕手との高レベルな正位置争い中。

石巻市民球場

◆TFUクラブ15−0須賀川クラブ

 市民の開幕戦は地元のTFUと須賀川の対戦。須賀川は近年成長の板垣が先発したが、TFUは二回までに8点先取。四回以降も安定して加点し、投げても3投手継投で無失点に抑え七回コールドに。須賀川の久しぶりの東北舞台は苦いものになった。

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七十七銀行でも強打者でならした北川選手は今大会でも本塁打須賀川クは一矢報いたいと奮闘しましたが…(写真は17年都市対抗

◆オールいわき6−5MKSI BC

 地力つけ東北初登場のMKSIが序盤から積極的に攻め、四回までに2−0と先行。

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岩手大会MVP・5連投の田村投手が奮闘。捕手の高橋選手は県大会準決勝でサヨナラ犠飛を放った選手です。

 前半はMKSIに押されがちだったいわきだったが、7回に猛暑の中熱投を見せていた田村をとらえ、白銀、松本聖の適時打で逆転。

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左・今年は福島王者を取り返し東北に臨んだオールいわき。右・MKSIは一度逆転で押し返しましたが…

 MKSIは八回、継投に出たいわき・小松から斎藤、小田の適時打で逆転するが、いわきはその裏に西山、鈴木裕の適時打、白銀の犠飛で再逆転。最後は渡辺竹が気迫の投球でMKSIを抑え、準決勝に進出した。

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投球フォームは桑田真澄氏類似もスタイルは気迫を押し出した渡辺竹投手。両チームとも支援者の声援に押されながら戦いました

弘前アレッズ6−2TFUクラブ

 序盤二回までは3−2と点の取り合い、以降は膠着状態に陥ったが、七回にアレッズがTFU投手陣をとらえ3点勝ち越し。尾山→久米田の継投でTFU打線に反撃を許さず逃げ切った。TFUはダブルヘッダーを懸命に戦い、佐藤貴規の本塁打も飛び出したが追いきれなかった。

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アレッズは尾山投手中心に登板可能選手が増えてきました。TFU・佐藤貴規選手は試合前の練習から「これがプロ経験者か」という動きを見ました。感服です。

2.観戦日誌

 この日は岩手代表の盛友ク、MKSI共にクラブ選東北初見参ということもあり、7月に使えなかった休みを利用して石巻に行きましたが、朝7時にもは30℃超えていたでしょう。野球場に着いた8時過ぎからも気温は加速し、盛友ク-富士通は三回終了時点で軽い吐き気を催したので撤退。11時前に調子取り戻した時には試合が終わっていました。撤退直後に鶴岡野球ク、終了直後に盛友ク各メンバーに挨拶し(朦朧としていた部分あるので失礼あったらすみません)、石巻市民球場へ移動しました。

 球場には着きましたが、12時半まで休憩。球場に入ったときには六回裏。この時点ではMKSIがリードしていたので「おお」と思いましたが、長年福島社会人野球を支えているオールいわきが黙っているわけもなく、もは終盤3イニングは各々の意地をぶつけ合った打撃戦。先達の意地を見せたいわきがこの試合を勝ち抜きました。

 石巻市民は風は通っていたので河南の様な具合悪さは起こさず。ただ、私は単独行でしたから自分が倒れたら誰もカバーする人はいません。なのでMKSI、いわき両チームに挨拶したあと、3時に帰宅の徒に―途中もう一回河南に寄ってリバース−富士通1イニング見ましたが―つきました。

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こういう光景写真はカメラの動画機能を使って抜き出しています。

 俺が青春時代過ごしていたときに、「たま」が歌っていた夕焼けの詩の主題歌(題名忘れた)の歌い出しに「ゆんぐれどんきのさっみっしっさっに〜(夕暮れ時の寂しさに)」なんてのありましたね。考えてみりゃ俺は25回目の社会人野球シーズン過ごしていて、その分だけ歳も重ねているわけで、夕暮れの光景見ると「あと何回見届けていられるか」って考えてしまいます。それだけに、いま社会人野球の現場に立っている人には良ぐ時間を積み重ねてほしいと思っています。

 今日は緑間(※)もビックリの超超ロングレンジ記事製作となりました。おつきあいいただきありがとうございました。

※漫画黒子のバスケのキャラ。ポジションは私伊東(一応市民バスケリーグ経験者)と同じシューティングガード(<一緒にしたくないのだよ)。コート全体が射程距離というロングレンジスリーポイントシュートが武器。

クラブ野球選手権東北予選。オールいわき、富士通が本大会出場!【2019社会人野球】

※タイトルが間違っていたので修正しました。(19年8月6日15時)

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暑かったけど風が出ていた分何とかなった石巻市民球場です。

 クラブ野球選手権東北予選は石巻市民球場で第1・2代表決定トーナメントが、河南運動公園球場で敗者復活トーナメントが行われました。JABAHP(jaba.or.jp)情報を基に記述します。

石巻市民球場

◆代表決定戦 オールいわき5−2TFUクラブ

 共に数年ぶりの本大会進出を目指した一戦は、長年力を蓄積し続けたいわきが初回の4得点で試合の流れをつかんだ。TFUが六回に2点を返し反撃機をうかがったが、飯高→渡辺竹の継投で逃げ切った。TFUは六回に詰めたあともう一押しが利かず、涙を飲んだ。

◆代表決定戦 富士通アイソテック13−2東北マークス

 接戦が予想された試合だったが富士通が序盤からブーストをかけてマークスを圧倒。四回までに9−2とリードすると、七回にだめ押しの4点。エース本間が安定的な投球を見せドーム行きを決めた。マークスは初回に2点を返したが、投手はじめ守備陣が富士通の攻勢を止められなかった。

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 今日の2試合を勝ち抜いたのは共に福島県勢。両チームとも質実豊かな投手陣を擁し、富士通アイソテックは3日間で4試合戦いながらもエース本間投手は今日の試合まで温存。いわきも相手に「合う」と見るや間断なく次の投手を持ってきてピンチを脱するなど投手が多い分多様な戦術を使い、全国にのしあがりました。

 殊にオールいわき。震災被災地のクラブチームでは一番早くたどり着いた全国の舞台(2014年)。しかし初戦で大和高田クとあたり、全力でぶつかったものの敗れた…様子はこの目で見届けました。

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 翌年以降も長く在籍した選手は屋台骨を支え、新しく入った選手は活力を呼び、都市対抗・クラブ選と継続的に東北の場でたたかい、辛酸もなめながら上位に迫った成果が、今年ついにクラブ選県予選優勝、そして5年ぶりの西武ドーム行きとして結実しました。全国進出を決めたゴールデンリバース、弘前アレッズ、富士通アイソテック、オールいわきの皆様、おめでとうございました。

 あ、個人賞の紹介を忘れていました。敬称略。

 佐々木康太(最高殊勲選手賞・リバース)

 山口真太郎(敢闘賞・アレッズ)

 小幡知弘首位打者賞・リバース)

 大会初日の部分については別にエントリ出せるように努めます。

 おつきあいいただきありがとうございました。

クラブカップ岩手県予選。猛暑の中矢巾が2連勝、江刺と東北進出。【2019社会人野球】

 お晩でございます。クラブ選手権東北予選に衆目が集まっていましたが、岩手では東北クラブカップ予選も行われていました。予告通り2日間4試合をまとめて書きます。情報基はJABAHP(jaba.or.jp)。

◆一回戦 矢巾硬式ク 13−11 一戸桜陵ク

 中盤まで大きくリードしていた一戸を終盤に一挙9点あげ逆転した矢巾が一勝めをあげた。一戸は五回まで9−2とリードしたが、矢巾は六回に2点返すと八回に5、九回に4点あげ逆転。一戸は後半に試合の流れを明け渡し勝利を逸した。

◆準決勝 オール江刺 12−1北上REDS

 北上は林崎を先発に。夏4強の後輩(黒工)に負けじと奮戦したが、逆襲を狙っている江刺が三、四回に合計9点をあげ突き放し、投げては関→小山の継投で北上を1失点に抑えた。北上は菊池成も登板。須賀、加藤と飛躍を担う機に。

◆準決勝 矢巾硬式ク 6−1 釜石野球団

 前年、CC戦線で二度頂点を争った両チームだけに意識バチバチで相対。七回までは1−1で推移した試合だが、矢巾が乙津→中居林とつないだ釜石投手陣を打ちこみ勝ち越した。細川は完投。釜石は終盤に至るまでに一押しがほしかった。

◇4日開催決勝戦 オール江刺 14-6 矢巾硬式ク

 東北進出を決めた2チームによる優勝戦は、初回に江刺が5点あげるなど四回終わるまで8−6の打撃戦に。しかし江刺は五回に4点をあげると、六回にだめ押し。菅原→小山の継投で逃げ切った。矢巾は去石、佐々木龍、増間と継投したが及ばなかった。

 表彰選手は下記の通りです。敬称略。

 村岡康仁(最高殊勲選手賞・江刺)

 去石晴希(敢闘賞・矢巾

 千葉 拓首位打者賞・江刺)

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 東北CC本大会は9/7に秋田県大仙市で行われますが、8/5時点の東北の他5県クラブカップ情報は下記の通りです。

△青森→全弘前、三菱八戸、キングブリザードが予選に。3チームとも1勝1敗となり、得失点差で優位に立った弘前倶楽部が優勝。

△秋田→初戦で互大設備を破った能代松陵ク由利本荘、秋田王冠にも勝ち優勝。

△宮城→HOKUTO−BC、青葉ク、大崎トリプルクラウンでリーグ戦。HOKUTOが2連勝で本大会進出。

△福島→8/10〜12に県予選。

△山形→8/17に県予選。

 また、お盆前の岩手関連社会人野球情報としては下記2点。

▲8/10、11に種市オーシャンスタジアム(洋野町)でJABA定期戦。トヨタ自東、JR盛岡に大学2チーム出場予定も詳細不明。

▲第9回東北復興野球大会に岩手からは宮古倶楽部が出場。8/11、平成の森球場で東北マークスと対戦します。

 今日はクラブ野球選手権との二本立てでお伝えしました。おつきあいいただきありがとうございました。

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