※タイトルが間違っていたので修正しました。(19年8月6日15時)
クラブ野球選手権東北予選は石巻市民球場で第1・2代表決定トーナメントが、河南運動公園球場で敗者復活トーナメントが行われました。JABAHP(jaba.or.jp)情報を基に記述します。
《石巻市民球場》
◆代表決定戦 オールいわき5−2TFUクラブ
共に数年ぶりの本大会進出を目指した一戦は、長年力を蓄積し続けたいわきが初回の4得点で試合の流れをつかんだ。TFUが六回に2点を返し反撃機をうかがったが、飯高→渡辺竹の継投で逃げ切った。TFUは六回に詰めたあともう一押しが利かず、涙を飲んだ。
◆代表決定戦 富士通アイソテック13−2東北マークス
接戦が予想された試合だったが富士通が序盤からブーストをかけてマークスを圧倒。四回までに9−2とリードすると、七回にだめ押しの4点。エース本間が安定的な投球を見せドーム行きを決めた。マークスは初回に2点を返したが、投手はじめ守備陣が富士通の攻勢を止められなかった。
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今日の2試合を勝ち抜いたのは共に福島県勢。両チームとも質実豊かな投手陣を擁し、富士通アイソテックは3日間で4試合戦いながらもエース本間投手は今日の試合まで温存。いわきも相手に「合う」と見るや間断なく次の投手を持ってきてピンチを脱するなど投手が多い分多様な戦術を使い、全国にのしあがりました。
殊にオールいわき。震災被災地のクラブチームでは一番早くたどり着いた全国の舞台(2014年)。しかし初戦で大和高田クとあたり、全力でぶつかったものの敗れた…様子はこの目で見届けました。
翌年以降も長く在籍した選手は屋台骨を支え、新しく入った選手は活力を呼び、都市対抗・クラブ選と継続的に東北の場でたたかい、辛酸もなめながら上位に迫った成果が、今年ついにクラブ選県予選優勝、そして5年ぶりの西武ドーム行きとして結実しました。全国進出を決めたゴールデンリバース、弘前アレッズ、富士通アイソテック、オールいわきの皆様、おめでとうございました。
あ、個人賞の紹介を忘れていました。敬称略。
佐々木康太(最高殊勲選手賞・リバース)
山口真太郎(敢闘賞・アレッズ)
小幡知弘(首位打者賞・リバース)
大会初日の部分については別にエントリ出せるように努めます。
おつきあいいただきありがとうございました。