1️⃣ 7月5、6日に釜石市平田球場でクラブ野球選手権岩手県予選の第2ラウンドが行われます。第一ラウンドは6月7、8日で三回戦まで進行。水沢駒形倶、盛岡球友倶、釜石野球団、久慈クラブの4チームが準決勝に臨みます。第2ラウンドの進行を下記図表を使って紹介します。
◎7月5日(土)釜石平田球場 9時開始予定
▽準決勝 水沢駒形倶─盛岡球友倶
勝者が東北予選に進出します。
▽準決勝 釜石野球団─久慈クラブ
勝者が東北予選に進出します。
▽第3代表決定戦 準決勝敗者の2チームが対戦
勝者がクラブ選手権東北予選岩手第3代表として進出、敗者が東北クラブカップ岩手第1代表として出場。
と、ここまではまあよくある光景です。驚かれるのは次の日です。
◎7月6日(日)釜石平田球場 9時開始予定
▽第1試合 東北クラブカップ第2代表決定戦
前日準決勝勝者チームに三回戦で敗れたチームが対戦。
勝者が東北クラブカップ第2代表。
▽第2試合 決勝戦
と進行していきます。
2️⃣ この「決勝進出チームに三回戦で負けたチーム~」が他の県にはないやり方で驚かれることと思います。ここら辺の変遷を下記に。
① クラブチームの公式戦参戦機会は増加は1974年の岩手県クラブ選手権設立→1976年の全日本クラブ野球選手権設立→1994年の東北連盟会長大会設立→2006年ナショナルクラブカップシリーズ・3地区クラブカップ設立で図られてきました
② 2010年に日本選手権が原則企業チームのみの参加に。クラブチームの参加機会を確保を兼ねて当時の東日本クラブカップの岩手県予選開始。2014年に東日本クラブカップが終了し東北クラブカップ岩手県予選と改編します。
③ 2018年まではクラブ選東北予選未進出の全チーム参加で予選を開催。2019年はクラブ選三回戦進出チームでクラブ選東北予選未進出チームで開催。
④ 2020年はコロナ感染拡大の影響で大会日程が切迫したことから、二回戦敗戦8チームのうち2チームを推薦出場(前沢、一関が出場)。
⑤ 2021年からクラブ野球選手権岩手県予選の中で東北クラブカップ進出チームも決めるという形に。岩手から東北進出枠が「クラブ選3、岩手2」になった2024、25年は「三回戦敗退からの復活戦」導入。
3️⃣ クラブカップ第2代表決定戦は今のところ、一戸桜陵ク、盛友クラブ、住田硬式クが出場権を持っているわけですが、それが決定するのが前日。しかも別なチームの結果次第ということもありますので、この4チームの皆さんにとっては気もそぞろという状態なのかもしれません。
準決勝進出4チームについて…いつもと違うスタイルで書きます。
水沢駒形は都市対抗東北予選も4日間戦い抜き、若手選手がも東北企業のレベルを肌で感じた機会に。クラブ選では一関にの反撃にもあいましたが11─4、一戸には遠慮ない攻撃で19得点を上げ圧勝し準決勝に進出してきました。
盛岡球友は福島市長旗大会がスタートの場1勝1敗の戦績を残すと、都市対抗ではクラブ予選を通過、JR盛岡にも接戦を演じました。クラブ選では二回戦赤崎ク、三回戦の盛友クと熾烈な戦いに。赤崎との試合ではストライク1つまで追い込まれましたが逆転サヨナラ。盛友戦でも2試合連続逆転サヨナラと勢い。
両者の力関係で言えば、やはり駒形が一歩先んじますが、盛球の守備陣が踏ん張れば五分五分に持ち込めます。盛球は11年ぶりのクラブ選東北進出を狙います。
釜石は都市対抗こそ盛友に大敗を喫したが、三陸沿岸大会は準優勝、クラブ選手権では遠野に勝つと県内強豪のオール江刺とは終始先手をとっていたのが効き勝ち上がりました。
一方久慈クラブは三陸沿岸大会優勝をすると、都市対抗でもクラブ予選通過、住田にも勝ち、代表決定戦は2連敗でしたがいい経験を積むと、クラブ選予選では花巻、3度目の対決となる住田両チームに合計35得点の攻撃力で勝ち上がってきました。
この両者は三陸沿岸大会で対戦。予選リーグでは釜石が2対1で勝ちましたが、決勝戦では5対4と久慈がリベンジ。今年3度目の戦いはどうなるのでしょうか、注目です。
4️⃣ 私伊東ですか。
赤崎野球クラブの敗退が決まった後
「よし分かった!じゃあ仕事」
と、いうことで「おじゃまぷよ落下」のごとく仕事がドカドカと降ってきてしまい、とてもじゃありませんが釜石行って野球見ます…って訳にいきません。一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)で皆様の頑張りをとらえることとします。参加される皆様には、このような暑い天気となりましたけども、お体など気をつけて参加ください。おつきあいいただきありがとうございました。