JABA東北地区連盟会長旗争奪野球大会は12、13日にかけて宮城県石巻市で開催されます。1994年に第1回大会が行われてから今年で第30回の開催に。この間に企業の部の選出方式が各県1代表から参加希望全チームへと変わり、日本選手権東北予選とは別な場所での東北レベルの大会としてその年を納める大会となっています。一球速報ホームページ情報を元に12日の試合組み合わせを紹介します。
◎企業の部 石巻市民球場 9時開始予定
▽一回戦 JR東北 -トヨタ自東
▽一回戦 七十七銀行-JR秋田
▽一回戦 JR盛岡 -TDK
開幕ゲームは日本選手権東北予選でも対戦したカード。JR東北は都市対抗野球本大会準優勝チームだが、先の日本選手権ではトヨタが勝ち切った。両者今年最後の対戦でどのような立ち振る舞いを見せるか。第2試合は今年代表決定戦3連敗と悔しさを見せた七十七銀行を個性ある投手陣の成長が見えるJR秋田が追う。第3試合はこの後日本選手権本大会出場を控えるTDKが、代替わりしてチーム力をつけ直しているJR盛岡と対戦する。
◎クラブの部 石巻市河南球場 10時開始予定
▽一回戦 全弘前倶楽部-東北マークス
▽一回戦 エフコムBC-B-NET/YAMAGATA
クラブの部は上記4チームに岩手県の水沢駒形、秋田県の能代松陵の6チームが参加。
第1試合は東北でトップクラスの戦力を持つも全国では苦い経験をしている東北マークスが来年につなげる戦いを目指す。全弘前はクラブ選手権県予選は準優勝、弘前市長杯は初戦敗退という経験を経てこの大会に挑む。近年は東北レベルの戦いを経験。さらなる進化を見せたい。
第2試合はクラブ野球選手権本大会で準優勝のエフコムと山形の野球文化を深めながらチームとしての強さも目指しているB-NET/YAMAGATAの戦い。エフコムは今月福島県内の公式戦も経験。東北レベルの戦いで“今期の有終”を飾りたい。B-NETは夏以降高校チームと多く対戦し戦力の底上げと野球文化の形成等を図ってきた。好試合を見せることで先導する。
かねての予告通り試合結果詳報は11月に入ってからの記述となります。試合に臨む皆様の健闘を願うものです。