※過日の予告を変更し、出来上がった記事からアップしていきます。
８月５、６日、北上市江釣子球場で行われた岩手県知事旗大会について触れていきます。1964年開始以来長年“春の風物詩”として行われてきた知事旗大会ですが、近年は東京オリンピックによる影響から春以外の開催となり、他の大会のほとんどが通常開催になった今年も知事旗大会は真夏の開催となりました。
会場に近いところに住んでいる私ですが所用があり球場には行くことができなかったので、一球速報ホームページ情報を基に雑感を記していきます。
▽一回戦 オール江刺 13―８ 北上ＲＥＤＳ
三回に先制したのは江刺だが、北上は四回に４点をあげ一度は逆転。その後を江刺が都度点を入れるが、北上も追いかけ八回の３得点で８―９に。最終的に江刺が九回の４点で勝ち切ったが、北上も手応えつかむ試合となった。
▽一回戦 水沢駒形倶 ６―１ 釜石野球団
クラブ東北王者をつかんだ戦いをして１週間空けずに臨んだ駒形だが、先制するも四回に釜石に追いつかれ、八回まで１対１のタイスコアの激戦に。九回に大量５得点をあげ突き放したが、釜石のディフェンスが称えられていい試合となった。
▽準決勝 トヨタ自東 ９―５ オール江刺
２年前には苦杯も喫しているトヨタは手抜かりなく試合に入っていたが、江刺は追撃の手を止めなかった。最終的には三回の４得点が効いてトヨタが勝ったが、江刺は前半、中盤、後半と攻勢をかけ５得点をあげ、この後のクラブカップに手応えをつかんだ試合となった。
▽準決勝 水沢駒形倶 ５―４ ＪＲ盛岡
延長11回タイブレークまでもつれこんだ試合、駒形が先手を取るＪＲが追撃し追いつくというパターンで九回終わって３対３。10回からタイブレークとなったが、10回は両者無得点。11回の攻防の差がわずかに勝敗を分けた格好となった。
今年の公式戦ではトヨタが２勝しているが、接戦にもなったカード。当然接戦も期待されたが、三回のトヨタの５得点が試合の流れを大きく変えた。駒形は食い下がりを見せたが八回にサヨナラコールドホームランをくらい万事休した。
決勝戦の試合開始の時間、私の所用が終わっていたので、情報を得ていれば野球場に行くこともできましたが、その時には水沢にいたし、体力消耗していたので結局は難しかったかな、と。
