今シーズンから活動再開する福高クラブ。
都市対抗野球東北予選、水曜日に抽選が行われました。詳しい図表などは一球速報ホームページ(https://baseball.omyutech.com/)や日本野球連盟ホームページ(www.jaba.or.jp)をご覧ください。
この間、日本野球連盟の2022年度活動報告・収支報告などがありました。その中に加盟チームの変更事項という欄がありますが、過日記した通りその中身に関しては“身近なところ”の活動休止が相次ぎ、ショックを受けているところです。
2021年4月以降の動きを記述します(以前記述と重複あり)。しばしお付き合いくださいませ。
《新規加盟チーム》
千葉 Nbuy
岩手 滝沢スイカーズ
茨城 again baseball club
宮崎 新海屋
北海 東北海道サンライズ
山形 片山商会BC
沖縄 日本ウェルネススポーツ大学沖縄
山形 B-net/山形
山形に関しては以前にも記した通り、きらやか銀行を活動休止後の同野球部経験者はじめとした村山地域の社会人によるクラブチームとして結成。すでに都市対抗野球県予選で優勝し、東北予選を戦うことが決まってます。同じ山形の片山商会は…メンバー表を見ると、天童市の硬式・軟式野球経験者の方々が集まって作られたチームの模様です。
新海屋は前回記述時にも結成が報じられていたので記述はしましたが、当時はクラブ登録を視野。ところがふたを開けてみれば会社チーム登録に。今年の南九州地区予選では第2代表に勝ち残りました。東北海道サンライズは釧路市を本拠地としますが、北海道全域も視野に入れたチームのようです。again、Nbuyに関しては情報が足りません。そこのところ申し訳ありません。
《活動休止》
静岡 スクールパートナー
佐賀 ビクトリークロウ
福井 福井ミリオンドリームズ
埼玉 深谷組
岩手 福高クラブ(23年より復帰)
山口 海上自衛隊岩国 クラブ
山形 きらやか銀行
京都 鴨沂(おうき)クラブ
京都 東山クラブ
福島 北斗野球クラブ
新潟 越配ファイティング
活動休止チームは11。東北では福高クラブが1シーズンの休部で活動に復帰しましたが、きらやか銀行が経営悪化で、長年福島野球を支えてきた北斗も活動を休止します。ビクトリークロウは佐賀県2チーム目でしたが、規定人数不足による没収試合も経験するなどして活動休止に。深谷組も部員の定着に苦しんだとの話を聞いています。ファイティングは規律の取れた活動形態に注目していましたが活動休止。京都の2チームのうち、東山クラブに関しては社会人野球ブロガーのぶるっくさんが記事を書いています。
福井ミリオンドリームスは先日まで掲載していた「福井社会人野球挑戦記」を参照いただければ幸いです。山口県は海上自衛隊岩国クラブ。数年前には同じ岩国市の五橋クラブが休止しましたが復帰。ここに並ぶチームも活力を取り戻し、次の道を歩める状態になるように望むものです。
《解散チーム》
東京 WIEN’Z
宮崎 宮崎ゴールデンゴールズ
兵庫 イーファクトリーBC
熊本 熊本ゴールデンラークス
山梨 北社クラブ
山形 天童エンジェルズ
宮城 東京法律専門学校仙台
奈良 GSG斑鳩
福島 自衛隊福島
三重 永和商事ウイング
兵庫 田村コピー
福島 保原クラブ
福島 自衛隊青森
愛知 スポーツ総合学園SEED
埼玉 松山OB野球団
福島 福島硬友クラブ
青森 三菱製紙八戸クラブ
2年間の新規加盟チームは10を数えましたが、解散チームがそれを上回る17チーム。こちらは南側から触れていきます。
九州地区では独立リーグ・火の玉サラマンダーズに移管、社会人野球としては鮮ど市場野球部に後を託していた熊本ゴールデンラークスが正式に解散。宮崎社会人野球再起の火蓋を切った宮崎ゴールデンゴールズも21年8月に解散しています。
近畿地区では長年休部状態にしていた田村コピーが正式に、GSG斑鳩が20数年の活動を閉じました。イートファクトリーは希望を持っての船出も直後にコロナ感染拡大の影響を受けてしまい、早期の解散を余儀なくされました。中部・東海地方ではスポーツ総合学園SEEDと、コロナ感染拡大の影響を受け活動休止をしていた永和商事ウイングが正式に解散となります。
関東地区では神奈川の名門WIENBCから枝分かれし、長年東京地区の強豪にいたWIEN’Zが21年シーズンを前に解散。山梨県では約10年参加していた北社クラブが、埼玉県も長年参加していた松山OBが解散を決めました。東北地区では宮城県で参加していた東京法律〜が近年参加大会が減っていたのが気になりましたが、残念な結果となりました。
で、このあと福島、青森のチームに関して触れていく予定でいましたが、あまりにも長くなりすぎました。項を改めて記すことにします。