MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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クラブ野球選手権東北予選特集②―99年以降東北予選出場チーム&勝敗表【2023社会人野球】

 クラブ選特集第1段は全国大会の勝敗数を記してきました。第2段はその前段階、東北予選大会における出場チームの勝敗数を記します。なお99年以前数年間行われていたワイルドカードに関しては集計から外します(予選形式が根本から違うため)。アクシデントで時間が空いたので荒削りですが出場チーム図表も作りました。上から県大会優勝チーム→第2代表、第3代表とご覧ください。

 以上、東北予選進出チーム一覧でした。以降は勝敗表(チーム名、勝―敗、東北予選出場数、東北王者回数、99〜22年の全国大会出場回数。棄権、出場決定後の大会中止も東北予選出場に数える)、各県ごとに雑感を入れていきます。
 
青森県
弘前アレッズ 14−7、7/1/5 東北棄権1、大会中止1
三菱製紙八戸 4−9、5/0/0
ブルーズYF 3−2、2/0/1
弘前倶楽部 2−6、6/0/1
金木BLZ  1−8、5/0/1
オール青森ク 0−1、1/0/0
 青森県は青森BC以外のチームが東北予選を経験(青森BCも20世紀に優勝も経験)20世紀に強さを見せた全弘前→00年代は著名人協力チームが県野球を支え、10年代は企業チームだった三菱製紙弘前市内企業の後援受けたアレッズが東北で存在感を見せた。三菱製紙は同県対決で敗れ本大会出場ならなかったのが惜しまれる。
 
秋田県
Gリバース  31−13、15/5/11
能代松陵ク  5−5、5/0/1 東北棄権1
大曲BBC  3−4、3/0/1
NA大校友ク 3−3、2/0/1
由利本荘ク  2−2、2/0/1
秋田王冠ク  2−2、2/0/1
※ゴールデンリバースはユーランドクラブを含める(別チームだが前身チーム)NA大→ノースアジア大→秋田GLANZ
 23年登録全クラブチームが本大会を経験していますが、秋田BC、互大設備は近年の予選では苦戦。それでも長年地に足をつけ居場所を作っていることは貴重です。全般的にユーランド→ゴールデンリバースが目立っていますが、その時々に勢いのあるチームが凌駕する時もあり、近年は能代が勢いを見せています。
 
山形県
新庄球友ク  9−21、16/0/2 大会中止1
鶴岡野球ク  2−16、10/0/0
三川クラブ  0−1、1/0/0
※三川ク→マリーンBC酒田に変わった後廃部。 
 1985年以降新規チームが多く参入し群雄割拠の様子を見せていた山形クラブ野球ですが、21世紀に入って以降は足を止めるチームが続き、新庄、鶴岡に天童が屋台骨を支える状態に。近年は片山商会、B-net/山形が加わり新しい風が巻き起こりそうな気配を見せています。
 
宮城県
東北マークス 30−7、12/6/11
TFUクラブ 11−13、10/0/3
白山クラブ  2−7、5/0/0
HOKUTOBC 2−4、2/0/0
青葉クラブ  0−2、2/0/0
大崎トリプルクラウン 0―1、1/0/0
※東北マークス→10年までNTT〜呼称。TFUクラブ→東北福祉大クラブ、HOKUTO→北杜学園
 全国大会の部分でも記しましたが、20世紀は県内各地域の“おらがチーム”が群雄割拠を見せるも活動終了も相次いでます。そういう中で石巻で奮闘する日和、ハクサン、そして去年ついに東北の舞台にのし上がった大崎の存在は貴重です。
 
福島県
エフコムBC 16−6、7/2/6
オールいわき 12−15、10/0/5
郡山BBC  4−10、7/0/1
全白河クラブ 3−9、7/0/1
福島硬友ク  3−5、3/0/1
いわき菊田ク 2−4、4/0/1
福島クラブ  1−5、4/0/0
北斗野球ク  1−2、1/0/0
須賀川クラブ 0−6、4/0/0
二本松クラブ 0−3、3/0/0
オール喜多方 0−2、1/0/0
※エフコムBC→富士通アイソテックが前呼称。
 1965年にはクラブチームが1まで減っていた福島県。増加もしましたが、社会環境の変化、大震災の影響などで活動休止を選択するチームが増え、現在は十数チームの活動。富士通→エフコム、いわきが目立っていましたが、近年成長を見せている北嶺、加盟1年目の習志野がいきなり福島代表にのし上がりました。周りのチームがどう刺激を受けるか見物です。
 
岩手県
水沢駒形倶  41−20、21/4/16 大会中止1
オール江刺  21−21、15/0/7 大会中止1
久慈クラブ  16−7、8/1/6
赤崎野球ク  12−5、6/3/3
高田クラブ  4−5、3/0/1
赤べこ軍団  3−1、2/1/1
オール不来方 1−1、1/0/0
盛岡球友倶  0−2、1/0/0
MKSIBC  0―2、1/0/0
釜石野球団  0−1、2/0/0 大会中止1
宮古倶楽部  0−1、1/0/0
盛友クラブ  0―1、1/0/0
 
 岩手も近年活動休止を選択するチームも出てきましたが、それでも活動チーム24は全国トップ。各々に目標をもち活動する中、最前線として活動しているのは駒形、江刺の奥州市チーム。盛岡地域では若年代野球組織と連携したMKSIが県内上位に食い込むように。沿岸地区チームは三陸沿岸クラブ大会の存在で実戦機会も増え、久慈が全国大会出場するなど飛躍の様子を見せています。赤崎は県優勝は1度ながら東北優勝は3度記録(04年は駒形に下克上、07年は赤べこ没収試合)。

 なんとか特集2つ書いてきましたけども…月曜日、応援の準備をしていたらアクシデントが起きて何もできなくなったので、特集の制作を進めることにしました。大会前にいま抱えている仕事終わらせてしまいたいので、ブログ特集は3つなりますかね。3つめの特集は、大会初日の見どころ+チーム紹介(いつも通りじゃないか)。木曜日の夕方までにはアップしたいです。
 何とか記事は書いていますが、実情は「仕事、家事なんとか無事に終えてなんとか試合に無事臨みたい」というのが目標です。そういう中で空いた時間を使って書いているので粗が出るかもしれませんがそこのところはどうかご了承ください。特集第2段おつきあいいただきましてありがとうございました。
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