今予選は出場辞退チームが相次いで、トーナメント表をどう読んだらいいか混乱をきたし、前回の記事では2日目以降の日程記述に誤りがありました(決勝戦は3日目)。該当記事は昨日時点の情報を書き直し、お詫びを申し上げます。
16日は5試合行われましたが、トーナメント表の左の山と右の山で進み具合がズレることに。ほんに、運営されている皆様方も様々難儀しながら進行されていることと思います。
では試合結果についてJABAHP(www.jaba.or.jp)から得た情報をもとに記していきます。
▽一回戦 久慈クラブ 5―2 郡山イースト
共に久しぶりの東北予選。初回に1点ずつ取り合い小康状態が続いたが、久慈が中盤以降立て続けに得点を奪い、流れを掴んだ。イーストは八回に1点を返すも届かず予選敗退とあいなった。
▽一回戦 水沢駒形倶 3―2 ゴールデンリバース
規模を縮小して厳しい状態で試合に臨んだリバースだが、駒形と競り合い七回までタイスコア。しかし駒形は八回に1点勝ち越すと3投手継投で逃げ切った。
▽二回戦 東北マークス23―4 新庄球友ク
鶴岡の出場辞退で東北で戦う舞台が回ってきた新庄だったが、マークスは二回に8点をあげると、六回にも再び8点とビッグイニングをつくり力の差を見せた。新庄は六、七回で4点を返し、敗者復活戦につなげた。
▽二回戦 久慈クラブ 4―0 オール江刺
第一試合を勝ち抜いた久慈クは投手が連投。その意気に応えようと打線が初回に4得点と先制パンチをかます。以降は両チームとも得点を奪えなかったが、初回の攻防がそのまま勝負を分け、久慈が逃げ切り準決勝進出を果たした。
▽準決勝 東北マークス6―0 水沢駒形倶
勝てば「全国」の一戦。マークスは主戦級投手が登板し、七回まで3―0とリードすると、八回に3点追加し駄目押し。駒形に得点を許さず、完封勝利でクラブ選手権本大会一番乗りを果たした。駒形は中盤までに差を詰めておきたかった。
この日二つのトピックがありました。
一つは岩手第3代表・久慈クラブが2連勝して準決勝進出。もう一つはマークスの本大会出場決定。マークスは前年県内ライバルに不覚を取ったのをバネにして、今年はここまで4試合「やることをやりきって勝ち切った」結果、どの試合も優位な立場を崩さずに本大会出場決めました。
久慈クラブ。かつては全国大会でベスト4(2001年)進出した経験のあるチームですが、そこから一世代も二世代も変わりました。近年相次いで入ってきた選手が地力を発揮し、今日は県内で苦戦を強いられていた江刺相手に下克上を起こしました。次に対戦するのは、ここ数年東北の舞台で戦い続けてるオールいわき。どこまでこの勢いが続くか注目したいです。
昨日はトーナメント表を読み間違えてしまい申し訳ありませんでした。今日17日に行われる試合を下記の通り記しますが、日本野球連盟のホームページとつき合わせてご覧ください。
【一関運動公園】9時頃開始予定
▽準決勝 オールいわき―久慈クラブ
【東山球場】9時頃開始予定
▽敗者復活一回戦 ゴールデンリバース―新庄球友ク
朝と昼の天気が違うもので、特に9時からの試合は体調の管理大変だと思います。皆様お気をつけてベストを尽くしてください。おつき合いいただきありがとうございました。