MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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19年の岩手社会人野球を振り返る―上位チームの苦戦・模索と2ndグループの伸長。【2019社会人野球】

 今項では社会人野球のまとめ記事を記します。11月にデータ部分の記事を出してましたが、その論評はできずに年末に。今年は球場に行く機会も多くつくれず、関わりに苦慮する一年となりました。そんな中ではありますが最低限「これは」と思った部分を述べていきます。

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 2019年シーズンの記録をまとめた結果、年間最多勝はオール江刺に。都市対抗や19年度クラブ選手権では東北進出こそ逸しましたが、東北クラブカップで優勝するなど夏場以降の公式戦で勝ち星を重ねました。投手陣の編成に変化がありましたが、チーム内の競争を発露できる場を得たのは貴重でした。水沢駒形倶も盛友クラブに東北行きを阻まれるなど苦戦した面もありましたが、秋の公式戦では勝ち抜く力を取り戻し、年通じては横倉、松岡両選手などの若手野手に続いて松本智広、高橋両投手が台頭し、20年以降の再起を目指せる力をつけました。
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 その間隙をぬって伸長をみせたのが新興MKSI BCや“あと一歩”を突き抜けた盛友クラブ。MKSIはエース田村投手が連投。競り合いを制し自信をつけ、準決勝はサヨナラでク選東北行きを決めると決勝はコールドで制し初優勝。盛友クは捕手が成田選手で固まり、これまで幾度も挑戦しては跳ね返された駒形にビッグイニングをつくり、猛追をかわしきって初東北進出。その東北大会では「一段階上のたたかい」のしんどさを見せつけられ敗退しましたが、駒形、江刺の「岩手2強」をこえるたたかいは見事なものがありました。
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 他に19年ク選準決勝で最後の1イニングに泣いたものの、秋季クラブ大会で3位に入り20年ク選東北大会行きを為した釜石野球団、その釜石に敗れたものの、大会に出れば見せ場はつくれるまでに力をつけた一戸桜陵クなどの伸長が目立った1年となりました。

 岩手県内ではJR盛岡や駒形の猛追を受けながらも強さを見せるトヨタ自東。しかし今年は5月までに行われるJABA全国大会複数参加など「一段階上」のたたかいに挑み、安定して全国上位に位置するチームの前に追いすがるけど厳しい結果を突きつけられる1年となりました。そんな中でも投げては鷹羽、野手では原田、斎藤、桜庭各選手がレギュラー陣に食い込もうか、という踏ん張りを見せました。8年間指揮をとってきた三鬼監督が勇退、来期は激戦区東海で名内野手としてうたわれた佐野さんが新しい監督となり、更なる伸長見せにいきます。
 JR盛岡は前年都市対抗東北予選でみせた意気のよさを十二分に発揮したかったところですが、東北でのたたかいは苦戦を強いられました。それでも手がかりをつかめた箇所ではかなりの猛追をみせる(都市対抗県決勝)など、長年の取り組みの成果を表しつつあります。2020年年代もこの両チームが岩手野球を引っ張りに行きます。
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 別ブログでもひとつでまとめようと思った記事が2記事でなければ終われなかった、てなことがありましたが、当方の記事も1記事では終われずじまい。明日までに残りを記し、そんで更に年末に仕事ができましたので\(-o-)/高校野球は年明けスペシャル、あるいはオフシーズンスペシャルということで勘弁していただけますでしょうか。
 2019年もあと2日です。お体お気をつけてお過ごしください。
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