やっぱりというか、一記事には収まらなかった社会人野球の2019年まとめ。岩手県全般はひとつめのエントリに置いて、ここでは赤崎野球ク、私自身の取り組みを記していきます。
2.赤崎野球ク―よもやの「年間公式戦3」。目線切らさない大船渡野球の後輩に光を。
19年、20年はオリンピックの関係もあり、日程が大幅に変更。その余波で地方予選からの日程、形式の変更を余儀なくされ、数チームが6月のクラブ選手権でシーズン終了という憂き目に遇いました。赤崎野球クもその一つで、年間公式戦が3以下に止まったというのは30年くらい前まで歴史を遡らないと見つかりません(未調査)。今期試合は下記3試合のみで終わってしまいました(リンクは各々の試合に触れた拙稿記事)。
クラブ選二回戦敗退でクラブカップ県予選参加資格を得ることができず、9月の秋季クラブ大会は三陸道が開通しても尚ゆるくない久慈地域への移動環境もあり、参加を断念。全国大会でも存在感を見せた00年代を支えたメンバーも野球以外の責任を負うようになりました。年齢が親子ほど離れているメンバーがどんどん入ってきて、ジェネレーションギャップなんてのも覚えたりしますが、継続的に活動し続ける彼らをなんとか上の舞台で闘わせたい。その思いで故郷大船渡野球を見届けていこうと考えております。
3.心身不調で野球場行きにすら難儀した1年
前項を「見届ける」という言葉で締めてて難ですが、実は社会人野球を見に行けたのは1年通じてわずか5日しかありません。前述の赤崎野球ク3試合に都市対抗県予選2日目、クラブ選県準決勝、同東北予選1日目のたった6日。社会人野球に関わって25年、二番目に少ない年となりました(最少は95年4日、関与前の94年は1日)。
都市対抗の岩手決勝、東北予選、10月の東北連盟会長大会など見に行こうと思った大会はありますが、仕事や家族の大病、そして「精神的なヒューズをぶっとばす」アクシデントを二回起こして、球場・開催地に向かうのを取り止めざるを得ませんでした。別カテゴリでもそうですが、人前に出ることが辛くなったりもして、生きていくのに最低限の行動しかできなくなった。全壊するわけにいかないから行動を控えざるを得なかったのですが、皆様の奮闘を見届けることができなかったのは事実。ブログのミスもあった(秋季クラブ選の宮古―久慈)ので、気をつけながら26年目のシーズンに臨めるように努めます。
最後に。10月にヒューズを飛ばした件、「あるカテゴリを社会に同化するための“調教道具”に使え」という発言に激高してしまい、「こんなん意見が市民権得るなら野球棄てるわ!」とまで思い詰めました。なんとか頭冷えたのでこうして「来年も」と記していますが、こういう思いはあまりしたくないものです。野球も社会の中にある、というのは考慮いただくことを願います。
当方のブログ、2019年のエントリはこれで終了です。大晦日前日に仕事の受注があり、予告していた高校野球特集は延期にします。2019年も多くの方々との関わりの中で1年を過ごすことができたことに厚くお礼を申し上げます。
来年もよろしくおねがいします。
伊東 勉