最初にお断りしますが、6月1日記事は2記事を厚く書く状態になります。宮崎梅田学園の記事は【こちら】からご覧ください。
九州予選では宮崎梅田学園が宮崎県勢初の本大会進出でフィナーレを迎えましたが、東北予選は昨日始まったばかり。今日は第1代表トーナメント二回戦が行われました。結果はいかに。JABAHP(jaba.or.jp)に記載された情報を基に書いていきます。
去年の「全国なし」の悔しさを晴らしに行く石巻がTDKのエース小木田を打ち破り準決勝に進出した。石巻は二、三回に2点をあげると、六、七回にだめ押し。投げては斎藤以下4投手の継投で完封。TDKは攻守とも2石巻にペース握られ完敗。
チームも熟達し、地元の野球場も改装になって意気上がる弘前アレッズ、前年コールドで敗れたきら銀に前半は2−1と食らいつく。しかし後半はきら銀が六〜八回に5点をあげ突き放すと、小島→三浦→市毛のリレーでアレッズの反撃を封じた。アレッズは2本塁打も追撃ほしかった。
前年にドームに進んだ2チームが早くも激突。逆境の強さを九回の攻撃で示した七十七銀がトヨタ自東を破り準決勝に。五回にトヨタが先制したが、後半入りの六回に七十七銀が逆転。九回には5点を追加しトヨタの意気を折って準決勝に進出。
◆JR東北 6−3 富士通アイソテック
新人選手の伸長も著しい富士通はこの日福岡が先発。どこまで戦えるか注目されたが、JR東北は三回から小刻みに点を重ね、気がついたら6−1と試合を掌握。富士通は五回に1点返すと、八回に2点返し最後まで猛追をかけたが、加藤がキッチリ締め勝ち抜いた。
以上4試合を経て、第1代表を狙う4チームが決まりました。岩手県勢はトヨタ自東も初戦敗退で第3代表トーナメントに。敗者復活戦は回れば回るほどどぎつい日程になっていきます。トヨタ自東をはじめ、あした2日に登場する8チームはどう気を組み直して試合に臨むか。代表とるにはほぼ一週間毎日を勝たねばならない、その一歩目を記す第3日4試合のみどころは下記の通りです。日程の最終確認はJABAHPで探ってください。
◆第3T一回戦 オールいわき−トヨタ自動車東日本
日本製紙石巻に完敗したいわきは投手の集合を図り前年の代表にぶちあたる。打線も自己のペースに巻き込み爪跡を刻みに行く。トヨタ自東はメンタルを組み直して一戦必勝の戦いに。小野を中心に次につなげられるような戦いをしていきたい。
◆第3T一回戦 JR盛岡−富士通アイソテック
一昨年は富士通、昨年はJRが勝っているカード。共に近年加入選手がチームの上昇気流に拍車かける働きをしているだけにどちらがその勢いを上回るか。富士通は本間につなぐまでのスターター投手、JRは斎藤、三浦の出塁がカギを握りそう。
《青森県営球場》10時前開始予定
◆第3T一回戦 TDK−ゴールデンリバース
秋田代表同士の対決となったこの一戦、県予選ではTDKが大勝したが、第一戦を経てのチームの勢いが変化をもたらす可能性も。リバースは佐藤ら投手陣が以下に踏ん張るか。TDKはセカンドユニット投手陣がチームに流れ呼び込む投球を見せたい。
◆第3T一回戦 水沢駒形倶−弘前アレッズ
こちらはクラブ東北トップクラス同士の対戦。前年のクラブ選での因縁もあるが1年経ってどのような力をつけてきたか試される一戦。水沢駒形倶がリベンジ果たすか、アレッズが地元の意地を見せるか。前後半入りの攻防に着目したい。
最近はメディアも多様になりまして、梅田学園の試合もYouTubeを使った独自メディアが放送していましたし、弘前アレッズも独自の放送チャンネルを持っています。Twitterでの速報も多いけど、私はアカウント失いましたからね(乾いた笑)。とうとうJABA(jaba.or.jp)までもがオリジナル番組をつくるまでになりましたが、私は私で43年の人生、36年の万年補欠、25年の社会人野球の関わりを基に記事を書き続けていきます。
今日は2題になりましたが、おつきあいいただきありがとうございました。