今日は。今日は所用もありまして、試合を見ることができませんでした。結果は日本野球連盟(jaba.or.jp)を基に記します。
◇黒陵クラブ 17-11 一関BBC
両チーム共に序盤から打ち合いとなり、四回までで黒陵がリードも、六回に一関が5点あげ逆転。しかし黒陵は八回に6点をあげ再逆転すると、佐々木、菊池の2投手が終盤を締め逃げ切った。一関は中盤の逆転に「イケるか」思ったが詰めを誤り1勝を逃した。
◇宮古倶楽部 20-7 福高クラブ
都市対抗予選では速攻に泣いた宮古が、この試合では二回までで10得点と強打を見せ、四回には更に8点追加。奥勝利は完投で今季初勝利を呼び込んだ。福高は五回に4点返すなど意地も見せたが二度の大量失点は痛かった。
◇盛岡倶楽部 6-5 住田硬式ク
去年は盛倶が大勝したが、今年は住田が序盤に先手。盛倶は五回に4点をあげ逆転するも、住田は以降二度食らいついて接戦に。しかし盛倶は八回に突き放すと、変則斎藤→左腕高野→右腕武田と継投し逃げ切った。赤崎から住田に移籍の黄川田は三塁打デビュー。
◇北上REDS 2-0 釜石野球団
北上の高橋郡、釜石の菊池健・鈴木の投手陣は六回まで0-0の投げ合い。均衡が崩れたのは七回。北上は2点を奪い先制すると、高橋郡はそのまま投げきり完封勝利。釜石は力投する投手陣を援護できず無念の敗退。
◇久慈クラブ 9-6 前沢野球倶
前沢は期待の若手千葉瑠が先発したが、久慈は都市対抗予選の「宿題」を返すがごとく二回までに8得点。前沢は以降を1失点に抑え、四回には4点を返したが、廣崎→広内誉とつないだ久慈投手陣から逆転することができず悔し涙をのんだ。
◇一戸桜陵ク 15-2 雫石クラブ
雫石は最年少十年選手の兼平が先発したが、一戸は初回に先制、二回に大量6得点と先手。五、六回に計8点あげると、川向、米沢、戸舘満と継投し7回コールドに持ち込んだ。雫石は五、七回に1点ずつ返したが集中失点三度を防ぎ切れなかった。
◇盛岡桜窓ク 14-11 盛友クラブ
初回に3点ずつの応酬。その後四回まで膠着状態になり、五回に盛友が3点勝ち越し…のあとの桜窓が一気に8得点!盛友は六回にも4点あげるなど猛追したが、六、七回にも追加点をあげた桜窓が逃げ切り。今日一番のアップセットを果たした。
◇高田クラブ 6-5 花巻硬友ク
高田クラブが花巻の「フェズント左右エース」を攻略し逆転サヨナラ勝ちをおさめた。前半五回までで高田が4-1とリード。花巻は柿澤→復帰の小野寺と継投すると、九回表までに逆転。しかし高田はその裏に執念を見せ逆転サヨナラ。花巻は目前の1勝を阻まれた。
今日の経過でも見えてわかる通り、大量の得点が試合をどっと押し流す様子が見えてとれました。特にショッキングだったのが盛友-桜窓戦の五回裏8点。桜窓は赤崎の佐々木慶喜、花崎両投手から4点一気にとった場面も見ていますが、メンバーも変わっていたのでどこまでできるのかな…と思っていた所にこの結果ですから驚きました。
先の都市対抗でもそうでしたが、大量得点の試合には当然ありうるとしても、均衡した力が一気に叩き込まれるような集中得点というのが幾度も見えました。その渦中にいる選手に言わせれば「頭が真っ白になって更に相手に都合のいいプレーをしてしまう(大意)」とのこと。失点は野球につきものですが、それをどう防いでいくか、というのは全プレーヤーの宿題になりそうです。
では、24日に行われる二回戦8試合の見所を紹介します。
江刺第1)矢巾硬式ク-盛岡桜窓ク
初戦盛友から14点奪い勝ち上がった桜窓が、都市対抗予選県8強に残った矢巾に立ち向かう。矢巾は南幅もさることながら岩舘がクローザーとして見せ場つくるか。桜窓は矢巾の立ち上がりの速攻に気をつけて接戦・乱戦に持ち込みたい。
江刺第2)遠野クラブ-高田クラブ
都市対抗予選、特に攻撃面で戦い方の基礎をつくった遠野はタイプの異なる3右投手がいかに自分のペースに若い高田を巻き込むかがカギ。高田は投手3人フル稼働し花巻に競り勝った勢いを。
江刺第3)オール江刺−オール不来方
江刺はホーム中のホームで初戦を迎える。たしかな打線の力量発揮と、序盤戦で宿題も見せた投手陣の課題克服を図りたい。不来方は今日から実戦スタート。主力選手の変動はあり未知数の部分があるが、まずは実力の発揮から。
前沢第1)水沢駒形倶−黒陵クラブ
全国でも屈指の力量と選手層を持つ駒形は、都市対抗県予選2試合の好結果と対企業戦での苦杯とを味わった。どう陣容活かすか。黒陵は加藤をこの試合に集中させられたのは大きい。初戦17得点あげた力量を強豪にぶつけにいく。
前沢第2)宮古倶楽部−盛岡倶楽部
初戦20得点をあげた宮古は攻撃力に目処。初戦は奥勝利が踏ん張り効かした投手陣は齋藤先頭に、近年加入投手にも目処立てたい。盛倶は住田の逆襲は振りきった結果をどうとらえてこの試合に臨めるか。粘り腰発揮し第二週へ。
前沢第3)MKSI−北上REDS
都市対抗予選は2年連続のベスト8進出果たしたMKSIは調子の波を減らす戦いをすることが目標。太野3兄弟妹の揃い踏みなるか。北上は高橋郡がエースの貫禄見せ完封した勢いをどう波及させるか。高鼻、菊地の奮闘に期待。
胆沢第1)盛岡球友倶−久慈クラブ
都市対抗予選でもあたり、初回の動態で点差はついたが、力量は点差ほどなく接戦予想。盛球は加藤、沢田の力量。確立が上位進出のカギを握る。久慈は石崎のリベンジ登板で行くか。春の借りは返したい。
胆沢第2)赤崎野球ク−一戸桜陵ク
初戦15得点もさることながら坂井、深田の左右エースを向かわせる状況をつくった。不完全燃焼の都市対抗予選払拭を。赤崎はタイプの異なる右上手4投手が腕をふして待機。誰が出てもつなぎの赤崎打線の実力発揮と行くか。
タイトな日程で記事製作ままならず申し訳ありません。今日は快晴模様。試合に臨まれる皆様の健闘を願います。