
こんにちは。暑い一日だ、というのは『夏はそんなもの』…と言えないくらい近年はこたえるものがあります。熱帯夜になっていないのばかりが救いです。クラブ野球選手権二次予選は東北と関東の二つの地域で行われました。一球速報ページ(https://baseball.omyutech.com/)を参考に雑感を記します。
▽代表決定戦 エフコムBC11―4 オール江刺
安打数は互角だったものの。相手守備の乱れに突け込んだエフコムが得点を積み重ね八回コールド。体制変更後初の全国進出を決めた。江刺は投手新リーダー格2人が登板したが、守備がが足を引っ張ってしまい、無念の敗退を喫した。
▽代表決定戦 ゴールデンリバース11―0 水沢駒形倶
おそらく今年のクラブ選手権予選で最大の「衝撃的な結果」ではなかったか。四回までは予想通りの接戦。五回、リバースが4得点を挙げるも「ここからならまだ勝負になる」と思われいたが、リバースの八回七得点は駒形の気力をへし折った。
二度目の東北優勝を目指した弘前アレッズだったが、東北マークスは二回に先制をすると五回に中押し、八回にだめ押しで点数を重ね、投手陣もアレッズ打線に2安打しか許さず完封勝利、2年連続東北王者の座に就いた。
岩手県勢は残念ながら、全国進出が叶いませんでした。
オール江刺はこれまで左右の投手陣の中心になっていた選手が一線から一歩引き、新たな陣容で戦いに臨んできましたが、チーム全体で失点をいかに抑えるか、の宿題はまだこなしきれず、2年連続の全国行きはなりませんでした。
また、文中にも書きましたが水沢駒形の大敗はショック。リバースは絶対的エースを持って来るだろうと思いましたし、駒形も抜かりはなく戦ったのでしょうが、リバースの集中力が上回ったということでしょう。往々にしてですが、大きい力で互角になればなるほど、その均衡が崩れたときは驚くほど傾く。それは分かっていてもこのスコアは…でした。
リバースは土俵際に追い詰められた格好となりながらも絶対的切り札を残し、起用に応えたこと、打線も前身にあたるユーランドクラブから存じている選手達が力量を維持していたのはすごいと思います。エフコムも体制が変わったりする中で、更に県予選ではよもやの敗戦も経験したりして、気力がキリッと締まったのが効いたのか、立て直して全国行き。
今回、東北からはカタカナ4文字が呼称となるチーム(マークス、アレッズ、エフコム、[ゴールデン]リバース)が全国大会出場となりました。去年は一勝もできなかった東北勢、全国での活躍を願うものです。
今日は関東地区でも予選6試合が行われ、去年全国ベスト4対決はハナマウイがTOKYOMETSを制するなど熱戦が繰り広げられ、ハナマウイは全鹿嶋にも勝ち全国進出、元プロ投手の存在が注目された全府中、全川崎のブロックは、群馬の太田球友が2試合を勝ち抜き全国行きを決めました。各ブロックの決勝戦敗退チームで行われる第5代表決定戦は8月11日に行われる予定です。