今日は。10月8日に行われた都市対抗野球東北予選・敗者復活トーナメントの雑感を記していきます。情報元は一球情報com(https://baseball.omyutech.com/)。
▽第2T三回戦 水沢駒形倶 2―1 七十七銀行
水沢駒形は攻守ともに辛抱強さを見せて、事前の予想を覆しジャイアントキリングを成した。初回好機に存在感を増してきたショートの代打先制タイムリー※。六回には同じ選手のスクイズで追加点をあげると、タイプの違う左投手の継投で七十七打線を七回の進塁打による1点に抑え逃げ切った。七十七は序盤の走塁失敗などもあり分厚い攻撃ができなかったのが惜しまれた。
※当初 偵察選手として部長兼任選手がスタメンに(結構この手段使っています)。
Twitterタイムラインで 都市対抗野球東北予選を見ていた方には水沢駒形倶を注目していた方も多かったのですが、その方々も皆驚いた駒形の勝ち上がりでした。第1代表決定戦の準決勝敗者チームが揃って即敗退。自信を失うような内容でなかったはずですが、これも「勝負のアヤ」でしょう。
と、いうことで9日開催の2試合みどころを。
《石巻市民球場 9時30分頃開始予定》
▽第2T四回戦 水沢駒形倶―きらやか銀行
都市対抗では1996年に初対戦してから幾度も刃を交わしてきた相手だが、その中で一番高い位置での対戦となった。駒形は主戦投手のスタミナと勝負時期を見極めた打撃で最高位を目指す。きら銀は日本代表経験投手を中心にしかとしたディフェンスから活路を作りにいく。
▽第1T決勝戦 TDK―JR東北
2年連続の東北王者を目指すTDK、何と言っても主戦投手二人が戦える状態にあるのが大きい。底上げされた投手陣を打撃陣が乗せていけるか。JR東北も確かな力を持っているが、去年大会では代表決定戦2連敗と悪夢を見ただけに、払拭をするためにストレートで青獅子旗をとりに行く。
ということで、明日は本大会進出チームが1チーム、敗退チームも1チーム決まります。
水沢駒形の進撃はどこまで続くか。
JR東北、きらやか銀行の復活ストーリーはどのようになされていくか。
それともTDKが2連覇を果たすか。
注目点は多いですが、含めて都市対抗野球の東北予選ご注目ください。
PS 栃木の企業チームの歴史(46〜68年、以降エイジェック創設までなし)現在鋭意制作中です―きちんと進んでいますよ―。資料なくしたかと思って慌てましたが、保存方法変えていて助かりました。おつきあいいただきありがとうございました。