今日は。都市対抗野球岩手県予選は19日に「第3ラウンド」が行われ、岩手県営、花巻市営球場で4回戦4試合と準決勝2試合が行われ東北予選進出チームが決まります。4回戦4試合の見どころを紹介します。
▼岩手県営第1試合 JR盛岡-矢巾硬式ク
JR盛岡は春の県知事旗大会で準優勝。去年から加入した河内山が主戦に。前川や宮が登録を外れたのに驚いたが、長鈴や三森、村上が加入し、菊地や斎藤も含め、第3世代の台頭でトヨタを激しく追いかける。
矢巾は宮古倶楽部、遠野クラブを序盤の攻撃で差をつけて勝ち上がってきた。エース南幅は要所を締めタフな投球を見せる。下館や去石の若手がチームを活気づけ、企業突破成るか。
▼岩手県営第2試合 水沢駒形倶-赤崎野球ク
長年のライバル関係にあるチームだが、対戦頻度が少なくなっていて16年以来2年ぶりの対戦。岩手県クラブ野球をリードしてきた駒形は今年から加藤武監督体制に。強化を続けている投手陣は今年も河野、及川政樹の2投手が加わり、連戦に対応できるように。横倉、長原が若手野手陣を引っ張る。
赤崎は冬の鍛錬が生きて今予選2試合はまずまずの出来。特に多田を中心にした4投手がいずれも万全の状態で臨めている。8年ぶりの東北を目指し全力で挑む。
▼花巻市営第1試合 盛岡球友倶-トヨタ自東
佐々木新主将のもとユニホームを新調。久慈、高田と2試合連続でコールドで勝ち上がってきた。若手の成長もあるとはいえ、強力な相手とたたかうにはベテランと融合一体で当たることが必要。失点を減らしたい。
トヨタは新人が4人加入、チームスタッフも強化を図り今年こそ東京ドームと強い意志で試合に臨む。投手陣では佐々木大和の成長が著しい。佐竹、千葉が追いかけるか。野手の陣容は基本変わらないが古屋、小林の成長あればチーム内も活気づく。
▼花巻市営第2試合 オール江刺-MKSI BC
今年はすでに2大会を経験し、ともに1勝している江刺は菅原祥以外の若手投手陣が激しく競争してレベルアップを図っている。キーマンは菊地智己。野手も高橋比呂、岩城、吉田がいきなり主戦級として登場。藤野・村岡コンビ以外の切り口を。
MKSIは上位進出が予想された盛友クをタイブレークで破ると、一戸との試合では得点力を見せ勝ち上がった。た。田村・太野の継投と、若手が多いチームの雰囲気の良さで去年に続くベスト4を目指したい。
それぞれ球場の第3試合は準決勝。前2試合の勝者が試合に臨み、準決勝勝者は東北大会に進出します。
トヨタ、JR、駒形、江刺のシード4チームはこの日から登場となります。ノンシード4チームは2試合勝ち上がってきた勢いもありますが、シードチームの力量があることには変わりません。どういう戦いが行われるか、ぜひ野球場にお越しになってごらんください(入場料500円です)。