今晩は、伊東です。
しばらく政治戦に構けている内に記述ができないでいた「岩手アマ王座決定戦」と「岩手県ベストナイン」をここに行います。 11月2、3日に行われた岩手アマ王座決定戦。冬に近づきつつある天候に雨天が重なり、日程や敗者戦中止等変更を余儀なくされました。以下リポート記します。
◆トヨタ東9-1盛岡大
トヨタ東は5回まで盛大守備陣に手こずったが、6回に打線が爆発し大量7点。この大会で社業に専念する佐枝が7回を1失点に抑え完投勝利で“引退試合”を飾った。盛岡大は3回に一度追い付いたが、その後は佐枝の腹座った投球に沈黙。6回の大量点で力尽きた。
◆富士大5-0水沢駒形
駒形は大学の先輩千葉康から馬場へとつないだが、直後に神宮大会を控え体がキレていた富士大が試合巧者を押し切り、決勝に進出した。富士大は3投手継投で駒形を完封。5回の3点も効いた。駒形は反撃を早めからしたかったが及ばず。
◆富士大3-2トヨタ東
直後の神宮大会を見据え負けられない富士大が終盤に底力を発揮。7回に1点差に詰めると、8回に外崎の安打から好機をつかみ、逆転。トヨタの反撃を封じアマ王座を勝ち取った。トヨタは菅原の奮闘に6回北見の本塁打などで応えたが、詰めを誤った。
尚、受賞選手は以下の通りです。
最高殊勲選手賞は富士大の濱田祥伍選手。
敢闘賞はトヨタの北見昂之選手。
首位打者賞は林竜希選手。
連盟会長賞は菅原倭投手。
大分遅れての記述ですがおめでとうございました。引き続き岩手表彰選手に移ります。
◆ベストナイン(敬称略)
投手 菅原 倭(ト)
捕手 斎藤 修(駒)
一塁 玉川浩太郎(P)
二塁 林 竜希(ト)
三塁 北見 昂之(ト)
遊撃 羽田野恭平(ト)
外野 千葉 秀幸(駒)
村岡 康仁(江)
羽藤 嵩晃(駒)
DH 大谷 龍太(ト)
監督 三鬼 賢常(ト)
新人賞 吉田幸太(駒)
特別会長賞寺田翼(JR)
高橋徳朴(駒)
新設。有望な若手に送る賞として今年夏になくなられた渡辺学氏の名を冠にした「渡辺学賞」→小野勝司(ト)
これで、今年の岩手県関連の社会人野球についての記述は終えました。94年に始めてこの目で社会人野球を見、95年に直にこの世界に飛び込んで、20年の時を過ごしました。私が応援する赤崎野球クラブは今シーズン、ある程度の成果と、大舞台立つには…の両方を味わいました。
◇赤崎14年戦績
・県知事旗
対水沢駒形●
・都市対抗
対一関BC〇
対釜石野球〇
対トヨタ東●
・クラブ選手権
対久慈ク 〇
対宮古倶 〇
対一関BC〇
対水沢駒形●
対盛岡球友〇
対マークス●
対三菱八戸●
・一関大会
対YBC柏●
・毎日秋季
対盛岡倶 ●
トヨタに力の差を見せつけられ、クラブ選手権は調子の低下を粘り腰でカバーし東北大会に進みましたが全国には届かず。戦いの場数は踏みましたが、苦しんだ1年となりました。若手・中堅3選手が退部、新人の加入もありますが、その記載は来年春に。1年戦った皆様にはお疲れ様でした、と労いたいです。岩手からの“全国挑戦”、クラブ選手権で駒形、江刺が挑みましたが共に壁に跳ね返され、都市対抗、日本選手権ではトヨタ東日本が代表争いに絡みましたが、東京&大阪ドームには届かず。全国に進出したチームも各地強豪に苦杯を喫し、何とも悔しい1年になりました。
どう対処するか…11月あたりに作った一文では結論保留にしましたが、まずは挑み続けて、必死に食らいつく、しか方法はないかと。そうやって模索する中で機を見つけ出す。格好つけるよりはその方がいいと思います。それは東北レベルでも岩手内でも同じ。勿論ただの根性論でなく科学的な公証踏まえて。
ただ、野球の試合・グラウンドの中の話ならどうとでも対処の利く話です。今年一年過ごす中でショックだったのは、7月に出された「クラブチームガイドライン」が、指針を越えて統制色の濃いものになったこと。他トップスポーツでも「強者への“配慮”」過ぎて他参加者がシラケる事態が起きてますが社会人野球までそういうのにさせてしまうのか(~ガイドラインは地区大会レベルに対応としているが、東京など一部地域では都道府県レベルでも適応)、と思うと、鼻白むものがありました。とは言え長年の議論の末出たものでもあるので、暫くはどう運用されるか、静観的に見ていきます。
2014年は20回目の社会人野球のシーズンでした。今年も帯同している赤崎クラブはじめ岩手県の社会人野球関係者の皆様、お邪魔した先で温かく接していただいたオールいわき(クラブ選手権応援)や福島硬友(都市対抗東北大会でメンバーと懇談)はじめ福島県、東北の関係者の皆様。大変お世話になりました。来年以降は体調面、あるいは任務・家事の面でこれまでのように活動できるかは未知数になっています。しかし社会人野球が人生の柱のひとつだというのには変わりありません。厳しい冬を越えて、また来年野球場でお会いしましょう。
“不屈”は野球でも。
頑張っていきますべ。
しばらく政治戦に構けている内に記述ができないでいた「岩手アマ王座決定戦」と「岩手県ベストナイン」をここに行います。 11月2、3日に行われた岩手アマ王座決定戦。冬に近づきつつある天候に雨天が重なり、日程や敗者戦中止等変更を余儀なくされました。以下リポート記します。
◆トヨタ東9-1盛岡大
トヨタ東は5回まで盛大守備陣に手こずったが、6回に打線が爆発し大量7点。この大会で社業に専念する佐枝が7回を1失点に抑え完投勝利で“引退試合”を飾った。盛岡大は3回に一度追い付いたが、その後は佐枝の腹座った投球に沈黙。6回の大量点で力尽きた。
◆富士大5-0水沢駒形
駒形は大学の先輩千葉康から馬場へとつないだが、直後に神宮大会を控え体がキレていた富士大が試合巧者を押し切り、決勝に進出した。富士大は3投手継投で駒形を完封。5回の3点も効いた。駒形は反撃を早めからしたかったが及ばず。
◆富士大3-2トヨタ東
直後の神宮大会を見据え負けられない富士大が終盤に底力を発揮。7回に1点差に詰めると、8回に外崎の安打から好機をつかみ、逆転。トヨタの反撃を封じアマ王座を勝ち取った。トヨタは菅原の奮闘に6回北見の本塁打などで応えたが、詰めを誤った。
尚、受賞選手は以下の通りです。
最高殊勲選手賞は富士大の濱田祥伍選手。
敢闘賞はトヨタの北見昂之選手。
首位打者賞は林竜希選手。
連盟会長賞は菅原倭投手。
大分遅れての記述ですがおめでとうございました。引き続き岩手表彰選手に移ります。
◆ベストナイン(敬称略)
投手 菅原 倭(ト)
捕手 斎藤 修(駒)
一塁 玉川浩太郎(P)
二塁 林 竜希(ト)
三塁 北見 昂之(ト)
遊撃 羽田野恭平(ト)
外野 千葉 秀幸(駒)
村岡 康仁(江)
羽藤 嵩晃(駒)
DH 大谷 龍太(ト)
監督 三鬼 賢常(ト)
新人賞 吉田幸太(駒)
特別会長賞寺田翼(JR)
高橋徳朴(駒)
新設。有望な若手に送る賞として今年夏になくなられた渡辺学氏の名を冠にした「渡辺学賞」→小野勝司(ト)
これで、今年の岩手県関連の社会人野球についての記述は終えました。94年に始めてこの目で社会人野球を見、95年に直にこの世界に飛び込んで、20年の時を過ごしました。私が応援する赤崎野球クラブは今シーズン、ある程度の成果と、大舞台立つには…の両方を味わいました。
◇赤崎14年戦績
・県知事旗
対水沢駒形●
・都市対抗
対一関BC〇
対釜石野球〇
対トヨタ東●
・クラブ選手権
対久慈ク 〇
対宮古倶 〇
対一関BC〇
対水沢駒形●
対盛岡球友〇
対マークス●
対三菱八戸●
・一関大会
対YBC柏●
・毎日秋季
対盛岡倶 ●
トヨタに力の差を見せつけられ、クラブ選手権は調子の低下を粘り腰でカバーし東北大会に進みましたが全国には届かず。戦いの場数は踏みましたが、苦しんだ1年となりました。若手・中堅3選手が退部、新人の加入もありますが、その記載は来年春に。1年戦った皆様にはお疲れ様でした、と労いたいです。岩手からの“全国挑戦”、クラブ選手権で駒形、江刺が挑みましたが共に壁に跳ね返され、都市対抗、日本選手権ではトヨタ東日本が代表争いに絡みましたが、東京&大阪ドームには届かず。全国に進出したチームも各地強豪に苦杯を喫し、何とも悔しい1年になりました。
どう対処するか…11月あたりに作った一文では結論保留にしましたが、まずは挑み続けて、必死に食らいつく、しか方法はないかと。そうやって模索する中で機を見つけ出す。格好つけるよりはその方がいいと思います。それは東北レベルでも岩手内でも同じ。勿論ただの根性論でなく科学的な公証踏まえて。
ただ、野球の試合・グラウンドの中の話ならどうとでも対処の利く話です。今年一年過ごす中でショックだったのは、7月に出された「クラブチームガイドライン」が、指針を越えて統制色の濃いものになったこと。他トップスポーツでも「強者への“配慮”」過ぎて他参加者がシラケる事態が起きてますが社会人野球までそういうのにさせてしまうのか(~ガイドラインは地区大会レベルに対応としているが、東京など一部地域では都道府県レベルでも適応)、と思うと、鼻白むものがありました。とは言え長年の議論の末出たものでもあるので、暫くはどう運用されるか、静観的に見ていきます。
2014年は20回目の社会人野球のシーズンでした。今年も帯同している赤崎クラブはじめ岩手県の社会人野球関係者の皆様、お邪魔した先で温かく接していただいたオールいわき(クラブ選手権応援)や福島硬友(都市対抗東北大会でメンバーと懇談)はじめ福島県、東北の関係者の皆様。大変お世話になりました。来年以降は体調面、あるいは任務・家事の面でこれまでのように活動できるかは未知数になっています。しかし社会人野球が人生の柱のひとつだというのには変わりありません。厳しい冬を越えて、また来年野球場でお会いしましょう。
“不屈”は野球でも。
頑張っていきますべ。