MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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明日からクラブ選手権岩手大会/高校生年代の野球に関して。【2007社会人野球】

 こんばんは。伊東です。
 今日は書く時間に余裕ができれば、二部作で構成していきます。この時期になると様々に忙しくなりまして…。時間がほしい所、というよりは自分で時間うまく使えるようにしろ、というほうが的確ですね。明日からは3日間クラブ選手権大会の方にも時間を割き、ブログも二部編成でお送りします。おっと、今日は久しぶりにこの男たちが登場しますね。
びー:久しぶりか。そして、時間がないと。
 しばらくお前と会わない内に俺は必殺技を身につけてきたぜ!

伊東:何だと!
びー:食らえ!「スタープラチナ・ザ・ワールド!」
(荒木比呂彦さん、すみません。)
 オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!

 しーん。
ベン:あのー、二人ともただ単に止まっているような気がしますが気のせいですかー。スタープラチナ・ザ・ワールドは他人を止めるのであって、自分を止めるのではないですよ。
びー子:脈は打っているようですよ。自分たちが止まってどーすんですかー。
ベン:勝手に「ジョジョの奇妙な冒険ごっこをしている二人は放っておいて話を進めていきましょう。このコーナーは野球中心にお送りします。
びー子:明日からいよいよクラブ選手権岩手大会が始まりますね。以前このブログで見どころを記した記事を掲載していますが(第174号 クラブ選手権岩手県予選 組み合わせと展望。 )果たして実戦たたかってみてどうなるか。楽しみですね。
ベン:この部分に関しては、毎日の試合結果を伊東本人とこの「びー子いとう」との掛け合いでお送りしていきます。なお、実際見た試合では詳報も入れていきますからね。よろしくお願いします。
びー子:あれ、ベンさんは加わらないんですか?
ベン:私と「びーいとう」は政治部門の方を担当していきます。この3日間は完全分業制?でお送りしますので。
びー子:でも、全員同一人物なのは変わりないですよね。
ベン:あのー、それ言うと、このコーナー成り立たないので勘弁してね…。
1.高校生年代の野球に関して。
伊東:ふぅー、やっとスター(略)の効力が切れた。
びー:俺の力じゃ、10秒も止められないか。
ベン:はい、アホ語りはここで終わりにして、まじめな話に入りますよ。
 今、高校野球が混乱状態になっています。例の特待生問題でです。高野連の憲章の中に「第十三条 選手又は部員は、いかなる名義によるものであっても、他から選手又は部員であることを理由として支給され又は貸与されるものと認められる学費、生活費その他の金品を受けることができない。 」という文面が入っていることによって、いわゆる特待生制度もそれに違反する。だから野球部員を理由とする特待生はやめろ、というのが高野連の言い分ですが、これについて何か。

びー:まず整理して考えなきゃならないのは以下の部分だと思う。
 一つ。今の高校野球というのが一つの大きな影響力-社会に対しても、本人の人生に対するものであっても-を持っている。その影響力に目をつけた人が、目的を逸脱して、自分の学校の売名行為をしたり、選手の仲介などで利益を上げようという人物もいる。まずはそういう高校野球に寄生して儲けばりを考える」連中を排除することは必要じゃないか。
 二つ。だけども、実際野球をするには金がかかるのもそのとおり。このブログ書いている奴なんか、道具をそろえる金もなく、道具はスパイクと帽子以外は全部前年に卒業していったメンバーのお下がりを使っていた。グローブにいたっては先輩の破れたグローブをつくろって使っていたというのだからな。
 バカ伊東の事はどうでもいいとして、野球界全体としての援助でもいいし、そのほかの自発的な援助でもいいので、そういうスポーツをする高校生の支援という道は閉ざしてはいけない。
 加えて言えばいまだ生活保護を受けている世帯の高校進学には冷たい視線が注がれているが、今は高校生も准義務化している現状もあるし、部活動も含めて高校生時代で学んだ事は、いずれ社会の役に立つ、という認識に立ってもらって「あんた生活保護受けているだろ。高校やめて働け」という事はやめていただきたい。
 この三つばかり語っておきます。

びー子:そして、伊東さんは何か別な考えがあるようですね。
伊東:はい、少し前の毎日新聞玉木正之さんがいい事を語っていました。
(玉木さんのホームページ・コラムスポーツ編5月14日製作記事に掲載されています。コラムスポーツ欄は ここからどうぞ。)
 玉木さんは曰く「学校はスポーツをする場所ではない」と。
 自分は別角度からこの意見にそのとおりだと思っていました。
 私自身、地元の大船渡高校が高校野球の全国大会でベスト4に行った事に刺激を受け野球をはじめ、野球をする事によって人間的成長を勝ち取った人間でありました。また、大船渡農業高校野球部での活動が、自分の野球選手としての居場所を作り、最後は全校応援という大舞台で9回ツーアウトから打席に立たせていただき、青春の思い出を作ったという事で、高校野球のおかげで成長してきた人間でもあります。
 だけども、近年の生徒の縮小による学校再編。その理由として「部活動などをするには一定の人数が必要」という事も理由にされています。また、人数の縮小によって部活動が廃止され、好きなスポーツができないという事態に陥っている所も多数に上ります。
 このことを考えて場合、もう学校スポーツというのは役割を終えたのではないか。スポーツをする舞台を地域のクラブチームに委ねるという選択肢があっていいのではないか、という思いをするようになってきたのです。
 最近、高校に在学しながら、社会人クラブチームに加入する選手も増えてきました。岩手にも何人かいます。学校は学校で存在する。スポーツはスポーツをする場所で存在していく。これでいいんじゃないか。学校スポーツの難点が出ている以上、この改善は必要じゃないか、と思いまして「学校スポーツからの段階的発展」論を支持します。
びー子:ベンさんはこの部分どうでしょうか。
ベン:伊東の言うことも一理あるし、びーの言う「高校野球に寄生して儲けばりを考える連中を排除する」のは賛成。
 そして、根本から考えていただきたいのは、何のためにスポーツするのか、という事。スポーツをするという行為で自分を身体的にも、精神的にも鍛え、成長する。
 生物が進化するにあたって、今までの生物というのは、争うという行為は「自分の敵を倒す事」ただそれだけの事でしかなかったのですが、人間は、争うという行為を一段高めて「自分を成長させる事」を第一義に考えるようになってきました。その現れがスポーツだと思います。
 今問われている問題は、そのスポーツを一部勢力の儲けのためだけに利用して、一部連中が儲かるだけ儲かっておいて、その影で泣く人も多くいる-たとえば、選手の囲い込みによる“飼い殺し”もその一つといえます-こういう状況もあるわけですからね。金銭問題もそう。「誰それがこんな事をした」ということだけで片付けてはいけない。あるべきスポーツとはどんなものか、というのもあわせて考えていただきたいな、と考えます。

びー子:はい、パネリスト3名に発言していただきました。本当にありがとうございました。
伊東、びー、ベン:いつからシンポジウムにしたんだよ!
伊東:でも、ここに上げた3点に関して、自分なりに書いては見ましたが、泥合戦で議論するのではなく、どう発展するかで議論していただきたいな、と思っています。
びー子:さんせー。
シンポジウム?後記。
伊東:なんか、突然シンポジウム形式になってびっくりしたよ。
びー:ま、当然観客はいないわけだしな。強引に言えば、ブログを見ている皆さんが観客であり、参加者であるというわけか。
ベン:何にしろ、高校生というのは特に、人間成長と身体的成長の度合いが著しい時期なわけだから、その時期のスポーツ体験で泣きを見ることのないようにしよう、というのは関わる人間全体が考えなきゃならない事です。
伊東:何とかこれで一仕事は終えたぞ。
 …何、「もう一本入ります」?
びー:じゃあ、もう一本記事作るのかい!(右手を回しながら)キッツー!
びー子:そうも言っていられないですよ。必要なことは語って行きましょう。政治でもね。
びー:はーい。
伊東:という事で、今日はもう一本記事を製作していきます。皆様のお付き合いよろしくお願いします。応援のクリックお願いします。

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