MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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その170 毎日旗社会人秋季大会のレポート。

 今晩は。三度伊東です。
 ここでは9月半ばに行なわれた「毎日旗秋季大会」に関しての記事を書かせていただきます。

・クラブの部一回戦
オール不来方 15-7 住田硬式ク

・同二回戦
オール江刺 24-0 オール不来方
黒陵クラブ 5-0 矢巾硬式ク
大槌倶楽部 7-2 遠野クラブ
釜石野球団 4-3 盛友クラブ
高田クラブ 9-5 花巻硬友ク
盛岡倶楽部 5-1 前沢野球倶
久慈クラブ 8-5 盛岡市立ク

一戸桜陵ク 101011400 8
赤崎野球ク 000103012 7

二塁打 久保田、深田泰(一)鈴木浩、村上修、新沼(赤)

【赤崎】4新沼 7亘理 D出羽 2村上修 6多田 9佐々木隆 8佐々木宏 3佐々木雄 5平野 1古内 〔交代選手〕鈴木浩(亘理・5回代打→7)生形(佐々木雄・5回から3) 村上耕(出羽・9回代走)投手は3回途中から山田→7回から佐々木慶→7回途中から山本淳。

【一戸桜陵】2平 8山本 4中里 7寺澤 6深田泰 D戸舘 5小野寺 3深田竣 9久保田 1苗代幅 〔途中交代〕堺田(小野寺・5回代打→5)大釜(苗代幅・7回から1)

・同準々決勝
黒陵クラブ 3-2 オール江刺
大槌倶楽部 11-10 釜石野球団
高田クラブ 17-3 盛岡倶楽部
久慈クラブ 8-6 一戸桜陵ク

・同準決勝
高田クラブ 9-0 久慈クラブ
黒陵クラブ 9-1 大槌倶楽部

・同決勝
高田クラブ
黒陵クラブ

・企業の部決勝
フェズント岩手 6-4 JR盛岡

・グランドファイナル
高田クラブ      1100001 3
フェズント岩手 003143X 11
三塁打 高橋、菅原(フ)
二塁打 黄川田、金野、伊藤(高)菅原(フ)

【高田】8→6黄川田 6清水 9村上浩 3佐藤和 4熊谷駿 D→3和泉 7→8金野潤 2畠山 5中村 1伊藤勝(後に打順2番に入る)
【フェズント】7菅原 4佐々木 9高橋 D渡辺 2飯塚 3大坊 8三浦 6国井 5植松 1小野寺 〔途中交代〕柿澤(小野寺・4回から1)瀬川(柿澤・7回から1)


・表彰選手 最初にクラブの部、後に企業の部。
最優秀選手 馬場敏次投手(高田)志田直行投手(フェズント)
敢闘賞 小山哲朗投手(黒陵)金野寛投手(JR盛岡)
打撃賞 浅沼竜太内野手(黒陵)菅原利満選手(フェズント)


 という事で。9月13日から15日にかけて行なわれた毎日旗大会&東北会長旗大会予選でしたが、表記の通りクラブの部は高田クラブが、企業の部はフェズント岩手が東北大会に進出。この2チームで争われた毎日旗争奪戦は、フェズントが底力見せ11-3で勝ち、2年連続の優勝を果たしました。

 さて、応援する赤崎でしたが、この大会では一戸桜陵の前に屈し、初戦敗退という形でこの大会を終えてしまう形となりました。新聞風に試合経過を書いていきます。

 赤崎の先発した古内が落ち着かず、初回に平安打、山本は四球の後、寺澤の打球がフィルダースチョイスとなり1点。流れでいうと1点で抑えられたのは僥倖でした。

 3回にも中里、寺澤の安打と四球で満塁の危機を招き古内は降板。代わった山田もこの回に一点、5回に久保田の二塁打、6回にも深田泰の二塁打で1点ずつ失います。
 赤崎も4回に反撃開始。村上修、佐々木隆の安打で攻め立てた後、7番の佐々木宏也がライト前にはじき返しまず1点。6回には出羽の安打後多田、佐々木宏也の適時打、更に相手の暴投で計3点を奪い同点に追いつきました。

 しかし、7回に登板した佐々木慶喜投手が調子上がらず送りバントを1つ封じただけで降板。代わった山本淳一も最初の打者・平にカウンターパンチのタイムリーを浴びた後、一戸山本は死球押し出し、中里は内野ゴロに切ったがその間にも1点許しまさかの4失点、4-8と大差をつけられた。
 必死に反撃する赤崎は、7回から代わった大釜に襲い掛かるが、8回に村上修の二塁打を足がかりに生形の適時打で1点、9回にも新沼の二塁打をきっかけに出羽、佐々木宏也の適時打で7-8とし、更にツーアウト満塁と攻め立てたが生形倒れ万事休す。チーム15安打を放ったものの、ペースを一戸に握られ続けた赤崎がまさかの初戦敗退を喫してしまった。一戸は致命的なミスを犯さなかった事が勝因に結びついた。
 …もう、他に書くことはありません。
 今年のいい所、悪い所。両極端に出てしまった年でしたが、東北でも存在感を示し始めた頃のメンバーが転進し、新しいメンバーとの入れ替わりが進む中、変わらないチーム力を維持するためには何をしたらいいか。それを感じる年となりました。
 この大会は他にも下馬評では有力と見られていたクラブ全国大会出場のオール江刺も黒陵クラブに屈しました。ただ、この試合は番狂わせと書くのも失礼なもので…。黒陵も04年あたりは存在感を見せた年もありましたが、その後マークにもあい揮わない年もありました。そんでも地道にチーム力をつけてきた結果が、今年の都市対抗3位に代表されるチーム力の上昇につながったものと思われます。

 その黒陵に勝ったのは高田クラブ。
 東北会長大会の紹介記事でもふれましたが、もともと野球するには適した所で、強豪高田高校出身者が多いこのチーム。波に乗ったときはどのチームが相手でも勝負になる底力を持つ好チームです。
 ただ、選手の招集が大変な時期と大会が重なり、試合をするのがやっとこさという状況になったり、投手陣がそんなに多くなかったりして(馬場、戸羽洋、菅野-現・都幾川ク-各投手の3人で圧倒的な割合になります)苦戦する事も多かったチームですが、ムードメーカー戸羽直之選手を中心に波に乗り、この大会優勝を遂げる事が出来ました。

 そして、ベスト4に残った大槌倶楽部も、都市対抗4位の遠野クラブに勝ち、隣町対決の釜石野球団との試合もあわやコールドか、という状態からひっくり返し大逆転勝ち。最後黒陵クラブにこそ屈しましたが、遠野を封じた右サイドの佐々木投手や、右上手の小石投手など楽しみな投手がいます。36歳のルーキー捕手小林選手が引っ張るこのチームの成長にも期待です。
 さて、企業の部ですが、これはJRとフェズントの対抗戦。
 JRは今年に入って県知事旗春季大会、JABA岩手定期戦とフェズントに2勝してきました。寸前のJR東日本大会で優勝するという勢いも駆り、3連勝と行きたかった所ですが、岩手三冠(都市対抗、日本選手権、岩手アマ王座)の内二冠を達成しているフェズントが逆転勝ち。フェズントは先発した巨漢の鈴木投手が序盤に点を失いましたが、後を継いだ志田投手が踏ん張り、小刻みに点を重ね5回には逆転。そのまま逃げ切りました。
 高田戦でもそうでしたが、点を取る執念がだんだん強くなっているな、というのを感じることが出来ました。
 ただ、JRも去年はグゥの根も出ない敗戦を喫しましたが、今年は敗れても接戦に持ち込みました。来年に向けてチームがどう熟成するか、楽しみです。
 さて、この大会。
 試合以外で今の社会人野球が置かれている「悩み」が噴き出しました。

 それが一番現れたのが、クラブの部準決勝でした。
 高田クラブと久慈クラブとの間で行われた試合でしたが、久慈はこの日10人で試合に臨みましたが、高田戦で1人が負傷、更にもう1人も試合途中で仕事に戻らざるを得ず、試合続行不可能の事態に陥り棄権してしまいました。
 また、別な場面では大会初日の盛岡市立ク-久慈クラブとの試合でも、市立クが人数もギリギリなら、雨でのグラウンドコンディション不良もあったのか、2人の選手が打球を放っても走れない、という事態に陥っていました。

 この大会、どのチームも20人から35人の登録はしていたはずですが、実際試合に来ていた選手はそう多くはなかった。そういう印象を受けました。
 岩手連盟のブログでは「様々なチーム事情があり、大会参加に関し各チームは苦労されていると思いますが、不慮のケガに備えた控選手確保の上で試合に臨まれることを希望します。」(後注)という記述がされていましたが、この意見が正しい事を前提とした上で、あえて言うと、企業チームばかりでなく、クラブチームに所属する選手にとっても、社会人野球に関わるのにはゆるくないハードルがあるのを感じました。

 人数が多く、仕事を休んでも代替要員のいる企業なら休む事の障害も少ないのでしょうが、中小企業となると、多く人数も雇えず、ギリギリの人数で働いているという所も多いものと思われます。そういう所では「仕事休む」というが簡単に言えないものもあります。
 この問題語り始めると「もうひとつの主題」も関わり始めるのと、紙幅が少ないので多くは語りませんが(雑記形式で触れるかもしれません)、この点を考えないと、以前にも書きましたが「2008年に入ってからクラブチームの休・廃部が12チーム」という残念な事態を広げてしまう危険性もあります。

 そんでも、そんな中でも岩手県では大会日程を休日中心にしたりして「選手が参加しやすい環境作り」に心砕いていただいていますので、その事に感謝すると同時に、より良い形をどうするかという点考えていきたいな、と思っています。
(後注)試合結果・経過 - 岩手県野球連盟事務局公式ブログ 08年9月14日記事
 そんなこんなもありまして、今年最後の全県的な大会は終わりました。後は「北上市長杯クラブ大会(盛岡、北上、黒陵、前沢、一関、盛友、江刺)」「日本選手権東北予選(フェズント、駒形)」「東北会長旗大会(フェズント、高田)」「岩手アマ王座(少なくともフェズント、駒形、江刺は対象チームなはずです)」を残すのみとなります。

 試合のあるチームの皆さんには、頑張っていただきたいと思いますし、今年の日程終わったチームの皆さんには「次に向けてがんばんべ」とエールを送らせていただきます。
 毎日旗秋季大会に関して触れさせていただきました。
 長文拙文お読みいただきありがとうございます。


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